フィリピンで4ヶ月過ごして2カ国目のオーストラリアにいる私の経験を踏まえて、今回は皆さんが疑問に思っているだろうオーストラリア留学とフィリピン留学の違いを比較していきたいと思います。
私の場合エージェントの提案で2カ国留学という選択をしたのですが結果的に今良い選択をしたなと感じることが多いので両国の違いについてとメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
もくじ
フィリピンVSオーストラリア(基本的概要の比較)
気候について:どっちの国もものすごく暑いイメージがあるんだけど…
フィリピンの気候
フィリピンは基本的に暖かいので半袖で過ごすことができますが、バギオに関しては春秋のような涼しさなので上着が必要となります。私は1着しか上着を持って行かなかったので、出来たら2~3着あるとバリエーションがあっていいと思います。
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オーストラリアの気候
オーストラリアはご存知の通り南半球にあるので日本と真逆の気候です。時期を決めたらそれに応じて日本とは逆の服装をすればいいと思って大丈夫です。ただし、メルボルンの場合寒暖差が激しいので常に薄めの上着を持っているといざという時に助かります。
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治安について:日本にいるときみたいに安心していられない?!
フィリピンの治安
フィリピン留学中は勉強に没頭していて平日外出することは少なく、そこまで学校外の環境は気にならないです。フィリピンの街中に出かける際は常に注意をする必要はありますが、私の場合、一度も被害にはあいませんでした。
ただしブランドものなど高価な持ち物は要注意なので必要以上に持ってこないことをお勧めします。スマホだとしても最新機種のIPhone7などは特に要注意です。
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オーストラリアの治安
もちろん日本で暮らすよりは注意は必要ですがオーストラリアでは基本的に安心して過ごせています。あまり心配する必要はないです。
生活環境について:トイレ事情とかどうなっているの?
フィリピンの生活環境
学校以外だとまだまだ設備が整ってないところもあり、トイレなどは電気が通ってないと水を汲んで流したり、トイレットペーパーを流せずボックスに捨てるなど、初めは驚きが隠せませんでした。買い物状況としては日用品などは大体のものはショッピングモールなどで揃えられます。
フィリピン人の人柄としては、歩いてると車から挨拶してきてくれたりと、基本みんな明るく陽気に感じました。
オーストラリアの生活環境
日本と同じようなトイレ設備なので問題なく過ごせます。たくさんのカフェ、ショップがあるのでわざわざ大きいモールに行かなくとも欲しいものも揃います。WoolworthsやColesといった二大スーパーでは常に割引商品があり、半額で欲しいものが買えることがあるのでオススメです!
オーストラリアに住んでいる人たちの人柄としては、基本的にみんな優しく、買い物時など簡単な会話があったりとコミュニケーションが取れる機会がたくさんあります。ローカルの人になれるという点においても、暇な時はショッピングしたりすると良い英語の勉強になりますよ!
物価について:日本とどれくらい違うの?
フィリピンの物価
フィリピンの物価は約日本の1/2~1/3の価格です。
500mlのペットボトル | 20~30ペソ(約50円) |
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袋菓子 | 10~20ペソ(約20~30円) |
フィリピン留学に持っていくお小遣いは、ほとんどの学校で食事が提供されることもあって月2万円もあれば余裕で生活可能です。
オーストラリアの物価
約日本の2~3倍の価格です。
500mlのペットボトル | 2~4ドル(200~400円) |
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袋菓子 | 2~3ドル(200~300円) |
フィリピンからオーストラリアへ移ったときに、物の値段の違いに驚きが隠せませんでした。
留学費用について:やっぱりお金事情はどうしても気になる…!
1ヶ月 | 10~20万 |
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(食費、寮費光熱費などが授業料に基本的に含まれていて、スパルタ校は平日は外出できないので土日にお金を使うが1ヶ月2~3万もあればかなり充実した生活ができると思います。)
オーストラリア留学の費用
1ヶ月 | 20~30万 |
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(学費に家賃込みの総額です。ただしその他交通費や食費を入れるとなるとそれ以上になります。基本的にフィリピン留学の2~3倍と考えていいでしょう。)
学校生活の比較
授業形式の違いについて:マンツーマンレッスンとグループレッスンってなにが違うの?
フィリピン留学の授業
基本的にマンツーマンレッスンで、グループレッスンもクラスに3~4人ほど。
私は他の人がいると周りが気になって話せなかったので、ずっとマンツーマンのレッスンを受講してました。授業も先生と自分でやりたいことを進めて行くこともできるので、私は基本的に先生と会話をしてspeaking力を高めました。カリキュラムは臨機応変に対応できます。
オーストラリア留学の授業
グループレッスン。1クラスに15人くらいいるので話す機会は少ないですが、他の人の意見を聞いたり、listening力を高められます。日本人の場合周りを気にしすぎると発言できなかったりしますが、色々な考え方や文化の違いを感じられます。
フィリピン留学 | オーストラリア留学 | |
メリット | ・Speaking力の向上 ・値段が安い |
・いろんな国の友達ができる ・いろんな考え方に触れられる |
デメリット | ・狭い部屋での授業だと窮屈に感じる ・マンツーマンだとマンネリ化して刺激が欲しくなることもある |
・話すチャンスが少ない(受け身の状態だとほぼ話せない) ・値段が高い |
もちろんどちらにもメリットデメリットがあるので一概にどちらがいいとは言えませんが、私はフィリピン留学で独自の方法で勉強(机やベットの周りの壁に英単語や日常会話を書いて貼り、毎日見て、実際に会話に取り入れる)することが出来て自分にあったやり方で勉強することが出来たので、英語力の伸びをより感じることが出来ました。
生徒について:生徒の国籍ってどれくらい違うの?日本人の割合が気になる!
フィリピン留学に来る生徒
基本的にアジア圏の人がほとんどです。最近は日本でもフィリピン留学の人気が高まっていることもあり、日本人が多いです。そのため、日本人と一緒にいるときはどうしても日本語になってしまうことが多いと感じました。
ただし、EOPという学内で英語しか使ってはいけないルールがある学校を選ぶことで日本人が多くてもかなり英語漬けの生活を送れます。ちなみに私の通っていたMONOLはEOPが徹底されていておすすめです。
【徹底取材】最高級の施設・食事・学習環境のMONOLは復習重視
オーストラリア留学に来る生徒
オーストラリアの学校の生徒はかなり多国籍です。特に南米が多いと感じます。日本人は少なめで、友達との会話では英語を話す機会が多いです。南米のアクセントとアジア圏のアクセントが少し違うので最初は聞き取りづらかったです。
宿泊施設について:やっぱり自分だけの空間は大切!気を休めることができるのか心配…
フィリピン留学
学校の寮なのですぐに教室に行って授業を受けることができます。またトイレやシャワー室なども基本的に掃除を2日に1回してくれたりと、とても綺麗な状態で毎日過ごせるのも魅力です。勉強以外に自分で家事などを特にやる必要がないのでかなり集中して勉強に励めます。
オーストラリア留学
シェアハウスだと基本的に全ての家事を自分でやる必要があります。自分がやること全てに責任を伴うので生活力が養われます。
学校以外の暮らし
休日の過ごし方について:やっぱり授業がないときは思いっきり楽しみたい!
フィリピン留学
平日は学校にいることが多いので週末は外にでてリフレッシュすることが必要です。お酒を飲んだり、学校のアクティビティで海に行ったりもできます。(私の場合は部屋でくつろいだり映画を観たりゆったりと過ごしていました。人それぞれに過ごせます。)
オーストラリア留学
基本的に毎日外にいるのでこれといって週末と平日の違いは感じないですが、週末は公園でピクニックをしたり川沿いを歩いたりと好きなように時間が使えます。
現地の英語について:ネイティブとノンネイティブってどれくらい違うの?
フィリピン留学
フィリピン人はネイティブではないので多少聞き取りづらいこともあります。しかし、フィリピンで語学学校の講師になるにはかなり採用が厳しく、しっかり発音など教育されているので基本的には問題ないです。ただ先生と現地の人と比較すると現地の人は訛りが強かったりするので、伝わないこともしばしばあります。
オーストラリア留学
基本的にスピードは速いです。ネイティブの英語を感じられます。オーストラリアの訛りは有名だと思いますが私はそこまで強く感じたことはないので問題ないと思います。むしろ色々な訛りに触れていることが後々の強みになるのではないかとプラスにとらえて日々を過ごしてます!!
どちらにしても、校内と外とでは全く触れる英語が異なるので校内で満足してはいけないです。積極的に外にでて現地の人と話すことが必要となってきます。
英語初心者のあなたは、フィリピン留学と欧米留学を比較する必要ナシ
最後に:結局必要なのは今の環境を変える勇気!!
私はフィリピンとオーストラリアに2カ国留学して、どちらにもメリットデメリットはあると感じました。結論からいうと自分の目的次第で行く国を選ぶべきだと思います。
もしspeaking力を短期であげたい、英語の勉強を集中してやりたい、テストでハイスコアを取りたいというならフィリピン留学をお勧めします。もしいろんな国籍の人との関わりを持ちたい、いろんな文化に触れて視野を広げたいと思うならオーストラリア留学をお勧めします。
オーストラリアワーホリの仕事で稼ぎまくる!2カ国留学戦略とは?!
私は欲張りなのでどちらもものにしたいと思い2カ国留学をしました。凝り固まった考えではなく視野を広げることが目的なのでフィリピン留学で英語力をつけてからオーストラリア留学にくるというこの選択が私にとってはベストだったと思います。まだまだオーストラリア留学の途中なのですが、残りの月日を無駄なく充実させたいと思います。
人それぞれ目的は違うので一概にどっちの国がお勧めとは言えないですが、効率的に留学するなら2ヶ国行くことをお勧めします。両国の良さを理解して自分にあった方法で留学してください。今の自分を変えたいなら、後は行動に移すだけです!!