クラーク情報をマルっと知りたいあなたへ。2016年2月にクラーク訪問したので、クラークの場所・行き方から、歴史、治安、観光地、留学情報をまとめました。
記事を読むことでクラークがどんな場所なのか、ざっくりわかると思います。実際に撮影してきた写真とともにお楽しみください!
フィリピンのクラーク場所・行き方
場所は地図のとおりです。フィリピンの首都であるマニラから北西に約90キロ。バスで行く場合は、約2〜3時間ほどです。ちょっと遠いかな、くらいですね。
日本からクラークへの行き方は2パターン
- クラーク空港まで飛行機で行く。
- マニラからバスで行く。
飛行機は直行便が出ていないので、韓国での乗り継ぎが必要です。航空券の購入方法は以前にまとめています。下記記事を参考にどうぞ。
フィリピン行きの格安航空券を購入する方法【2016年版】
マニラからバスでクラークに行く方法は下記をご覧くださいませ。
マニラからクラーク(アンヘレス)までバスで行く方法
フィリピンクラークにネイティブが多い理由。歴史を辿る。
クラークにはフィリピン在住のアメリカ人が多いです。その理由は、米軍がクラークに建てた空軍基地の影響を受けています。
米軍基地の歴史とは
クラーク空軍基地は1903年に建設され、フィリピンにおけるアメリカ軍の拠点として利用されていました。ちなみに1942年にはこの空軍基地を日本軍が占領していた時もあったようです。
その後の1991年に冷戦が終わり、クラーク空軍基地はフィリピン政府に返却されました。返却後の跡地は、CSEZ(フィリピンのクラーク経済特別区)に指定されています。余談ですが、フィリピンにはいくつかの経済特区がありまして、セブ島ではITパークが経済特区として有名です。
こういった時代背景もあり、クラークにはネイティブのアメリカ人が多いのです。
クラークは安全と聞くけど、治安はどうなの?
空港付近(クラーク経済特別区)とアンヘレスでは治安が大きく異なる
オレンジ色の部分は経済特区であり、セキュリティがかなり頑丈です。
ストリートチルドレンやジプニーが入れないことは予想できるかもしれませんが、なんと、タクシーも入ってはいけません。セキュリティが強固な分、ちょっと面倒ですね…笑。
CSEZ(フィリピンのクラーク経済特別区)の様子
治安に関しては、すこし注意が必要です。CSEZ(フィリピンのクラーク経済特別区)は本当に安全ですが、そこから外にでるとやや注意が必要です。
アンヘレス付近の様子(一気にローカル感が出ます)
一方でアンヘレスはセブ島でいうマンゴーストリートです。日本で例えるなら、上野とかでしょうか。
アンヘレス中心部にはキャバクラや風俗が集結しており、夜の一人歩きには注意しましょう。だからといって、絶対に行くなとは言いませんが…。
治安が良好な地域でないことを認識して、注意していれば大丈夫です。どうやって注意すればいいの?という疑問には過去記事でまとめています。
クラークにはどんな観光地があるの
今回は実際に足を運ぶ時間はなかったのですが、クラーク歴の長い方にお話を伺いました。ざっくり解説すると、セブ島なら海やビーチが定番ですが、クラークはゴルフや歴史的建造物が定番のようです。
クラークの観光地は情報が少ないのですが、ある程度詳しく書かれているサイトを見つけたので掲載しておきます。
クラークの観光地まとめ
クラーク観光をする際の注意点
クラークにはほとんどタクシーが走っていません。たまにタクシーっぽい車を見かけますが、大半は闇タクシーと言われるもので、正式に許可をとっていないタクシーです。
闇タクシーと聞くと危険な香りがしますが、実際はそこまで危険ではありません。ある程度英語が話せて料金交渉ができるなら、概ねの問題はないでしょう。僕も何度か闇タクシーを乗りましたが、ちゃんと目的地まで運んでくれました。
相場とかは全然決まってないのですが、目安として10分程度の移動で500ペソ(約1,200円)くらい請求されます。ですので、クラーク観光するときはツアー会社に頼むなどして、車を用意してもらうのがベターだと思います。自力で全部回ろうとすると、労力とお金ばかりが飛んで行くかなと。
クラーク留学の定番3校まとめ
最後にクラーク留学情報です。クラークの有名校は下記の3校です。
- CIP
- HELP クラーク校
- クラークフィリピン留学院
順番に見ていきましょう。
クラークのCIP(シーアイピー)について
【フィリピン留学】クラークの語学学校『CIP』を徹底取材してきた
今回はフィリピン・クラークにある、ネイティブ講師の授業が人気の語学学校『CIP』を取材してきました。授業や宿泊施設、食事、立地など徹底的に調査してきました。CIPに興味がある方、クラークの学校に興味がある方、フィリピン留学に興味がある方はぜひご覧下さい。
実際に内部を見学したのですが、多国籍で素晴らしい環境だと感じました。2016年の2月時点では、日本人比率が40%程度。他の国からは、韓国と台湾の学生が多かったです。
実をいうと、僕が2011年にフィリピン留学をした際に、マニラの学校にするかCIPにするかを悩んでいました。最終的には金額が安かったマニラを選びましたが、CIPに行っても満足していたと思います。
学校担当者の話ではリピーターが多いとの話でしたが、納得できるクオリティでした。尚、CIPはアンヘレスに立地していますが、学校は繁華街からは離れているので、治安面に問題はありません。
HELP クラーク校について
【フィリピン留学のHELP】日本人向けのクラーク校を徹底取材した
今回は、スパルタ英語教育のパイオニアとして人気の語学学校『HELP』の中でも、初級・中級者向けで日本人比率が高いクラーク校を徹底取材してきました。HELPクラーク校の施設や寮に興味がある方はぜひご覧ください。
歴史ある韓国資本の学校です。CSEZ(フィリピンのクラーク経済特別区)の内部に位置しており、治安面は完全に良好といえるでしょう。国際比率は、韓国資本校ということもあり、韓国人が70%以上の印象を受けました。
HELP クラーク校はバギオにも学校を持っており、学校の転校も可能とのことです。例えば3ヶ月間のフィリピン留学をするとして、はじめの1ヶ月はクラークで、残りの2ヶ月はバギオで、といったプランもいいですね。同じ場所にいるとどうしても飽きてしまったりするので。
ネイティブ講師のみのクラークフィリピン留学院
クラークフィリピン留学院
クラークフィリピン留学院は安心の日系学校。優秀なネイティブによるマンツーマンレッスンを格安で提供しています。ビジネス英語、TOEIC対策にも最適。
最後にご紹介するのが、クラークフィリピン留学院です。この学校の特徴はなんといっても、ネイティブ講師。ネイティブ講師が多いとかではなく、ネイティブ講師しかいません。
料金は格安校に比べたら少々高くなってしまいますが、フィリピン留学の総仕上げとして利用するのもありなのではと思います。
以上が、フィリピンクラークの概要となります。
記事が参考になりましたら幸いです。