大学時代のスタディツアーと4年間続けた介護の仕事で、英語の必要性を感じた吉谷さん。一時帰国を挟んで合計6ヶ月のPINES留学後オーストラリアでのワーキングホリデーに向かいます。
最初の1ヶ月を終えた英語初心者吉谷さんは、どんな工夫をしながら一歩を踏み出したのでしょうか?英語学習のきっかけ、将来のお話も交えて伺いました。
吉谷聡美さん(26歳)
大学卒業後介護の仕事に4年間従事。仕事の中で海外との関わりや大学時代からの決意を基に留学を決意。合計半年間の留学後はオーストラリアでワーキングホリデーへ。
留学先 | PINES クイサン校 |
---|---|
満足度 | |
留学期間 | 2ヶ月(一時帰国後、さらに4ヶ月) |
英語力 | 初心者 |
自分に英語は必要ないと思っていた
— 吉谷さんは留学前日本ではどんなお仕事をされていましたか?
大学を卒業した後、4年間障害者のヘルパーステーションで介護の仕事をしていました。
— 介護のお仕事をされていたのですね。あまり介護と英語というと接点がなさそうに思えますが…。
私の職場では車いすをタイや東南アジアへ送る海外支援活動もしていました。その関連で私もベトナムに行く機会がありました。
他にも、海外から日本の福祉を学びに研修生が来ていました。日本の福祉を学んで自分の国に持ち帰りたいという障害当事者がアジアから来ていて、彼らは皆英語を話せましたし、また数ヵ月日本語を勉強しただけでも彼らは日常会話は日本語で可能でした。私の会社には英語ができるスタッフがいたので、彼らが対応していたのですが、いろいろ話をしたいと思った時に英語が喋れないことがすごくストレスというか、話せなくて申し訳ないという気持ちを抱きました。
— その経験が英語を学ぶ原動力になったということですね。これまでに、例えば学生時代などに海外に行かれたことはありますか?
大学生の頃にスタディツアーに参加してタイに行ったことがあります。他大学の国際協力を専攻する学生も一緒で、みんな英語が上手でしたね。そんな中で、私は英語っていうツールを持っていなくて、コミュニケーションを取ろうと頑張ってくれる相手に応えられず、悔しかったことを覚えています。
それまでは自分には英語は必要ないと思っていましたが、その経験をきっかけに、就職してお金を貯めたら英語を勉強したり海外に出てみようと考えるようになりました。
留学後はオーストラリアでワーキングホリデーをすることにしています。
費用対効果の高さを実感
— オーストラリアに行かれるのですね。では今回英語を勉強するにあたってフィリピンに留学先を決めたのには何か理由はありますか?
値段と効果です。他の国に比べてお金がかからないのと、マンツーマンクラスをたくさん受けられるという意味でも確実に費用対効果が高いと思いました。マンツーマンクラスが多いということで本当に中学生レベルとも言える自分の英語力を変えられるのではないかという希望を抱きました。
— なるほど。今回の留学の期間はどれくらいですか?
8週間です。ただし一度帰国してもう一度帰ってくる予定です。
— 次はどのくらいの期間ですか?
4ヶ月間の予定です。
— では合計で半年間の留学ということになりますね。今は8週間のうちどの地点ですか?
ちょうど1ターム(4週間)終えたところです。
— では現時点では何か成長を感じられていますか?
私の場合ですが、思った以上にまだ話せないですね。想像していたより難しいです。英語を聞き取る耳は少しずつできてきたのかなと思います。
単語の使い方まで調べる
みなさんものすごく勉強熱心です。中には大学受験を控えている方もいるので、他の科目も勉強されているとも聞いたりします。
— 吉谷さんは1日に授業以外で何時間くらい勉強されていますか?
強制自習の時間は入れると授業プラス4、5時間ぐらいはしていると思います。部屋には寝に帰るだけですね。
— 健康面でフィリピンに来てからお腹を壊したり、熱を出したりトラブルはありましたか?
風邪を引きました。校内で流行っていたので仕方なかったですね。日常的に小さな部屋にいるので風邪は移りやすいと思います。
もし欠席すると義務自習が土曜日に設けられるので休日を削ってしまうことになります(医師の診断書があれば免除です)。なので体調管理はしっかりするべきでしたね。個人的には日本からマスクだけは買って持ってきた方が良いと思いました。
スーパー(pure gold )では売っていないので、事前に用意してきた方が無難です。むしろ必須だと思います。
— 何か吉谷さんがこれまで英語を勉強してきて、良いと思った学習方法があれば教えていただけますか?
暗記ではなく、属性を理解することですね。
— …というと?
とにかく調べることです。いくら意味だけ覚えようとしても、その言葉のニュアンスがつかめないと使えないことがほとんどです。これは日本語でもそうなのかなと思います。
— 英語以前の問題でもあるということですね。
そうですね。似ている単語を集めて使い方の微妙な違いを考えたりしました。例えば「聞く」という意味であればhearなのか、askなのか、listenなのか。
そういう違いを勉強していて、これは自分の中でもやっていてよかったなと思っています。逆にこういった機微を追っていくと自然に英語を聞く耳になっていくと思います。まだまだ私にとっても期待の域ですが。
留学の成果をオーストラリアで試したい
— 半年間の留学後について伺いたいと思います。先ほどもおっしゃっていましたが、オーストラリアにワーキングホリデーに行かれるそうですね。
はい。すでにオーストラリアのワーキングホリデービザも取得しています。12月の1週目からオーストラリアに行く予定です。
— 具体的にワーキングホリデーで挑戦してみたいことは決まっていますか?
まだ決めてないです。というのも現地でどんなことがしたいかというよりも、今回の留学の成果を試してみたいという思いが強いからです。
たとえ6ヶ月フィリピンで英語を勉強したからといって、完全には身に付かないと思います。オーストラリアで実際にネイティブ相手に英語を使って自分のものにしたいという想いがあります。ワーキングホリデーも英語学習の一環のつもりです。
— ではさらに先のお話になりますが、ワーキングホリデー後は身につけた英語を使って海外で働いたり、外資系の企業で働くことなども視野に入れられているのでしょうか?
先のことはまだ本当にわからない段階です。前の職場からも戻ってきて良いからと言ってもらっていて、福祉の場で英語を活かすのも良いかと思っています。
仮に福祉の仕事に戻っても、色んな団体が海外にもあるので既存のスキルも活かすことができますね。
他のことに挑戦したい気持ちもあるので、違う分野の仕事、英語が活かせる仕事ということは考えています。なので自分を探しながらこの先の道を選択していけたら良いなと思います。
インタビュー後記
自己評価は控え目ながら、英語学習を自分なりに工夫してきた吉谷さん。モチベーションの高い周りの生徒と切磋琢磨できる環境の中で日々努力されている様子が伺えました。
物事を理解するためにはただこなすだけではなく、自分の中でプラスアルファな解釈を加えることが重要なのではということを学んだインタビューでした。
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