英語の資格といえばTOEIC。
英語学習をしている方なら一度は受験したことがあるのではないでしょうか。一般的に英語の基礎が身に付いていると判断されるのは600点と言われています。ぼくには英語が得意な知人がいるのですが、彼のスコアを聞いたところ何と970点でした。
今回はそんな彼のおすすめするTOEICスコア600点をとるためのリスニング勉強法を紹介します。
友人のS君(29歳)
TOEICスコア970点。実用英語検定1級。日⇔英の翻訳の仕事をしています。残念ながら顔出しNGでした。
TOEICテストの基本情報をおさらい
TOEICテストは、英語のコミュニケーション能力を測定するマークシート方式の一斉客観テストです。リスニング(45分間・100問)・リーディング(75分間・100問)の200問で構成されています。
TOEICテストの4パートまとめ
- Part1:写真描写問題 10問
- Part2:応答問題 30問
- Part3:会話問題 30問
- Part4:説明文問題 30問
それぞれの出題形式に特徴があるので、TOEICの過去問題集や参考書、対策用問題集で問題に慣れることも大切です。問題形式に慣れる事で一定のスコアアップも十分期待できます。
TOEICで600点とれるリスニング力ってどれくらい?
TOEIC公式サイトでは、皆さんの目指す600点は「ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる」レベルと説明されています。話し相手のスピードがゆっくりであれば何とか聞き取れる状態です。
この記事ではリスニングテストで、全体の半分、300点を取得することを目標にします。この目標では「英語を日本語に翻訳せずに、英語を英語のまま聴き取り理解する」レベルのリスニング力が求められます。
自分の目指すレベルを具体的にすることは、勉強をする上でとても大切です。
TOEICで600点取るためのおすすめな無料リスニング学習サイトとは?
今回は皆さんの英語基礎力を底からあげていくためのリスニング勉強に役立つ無料サイトと利用方法を解説します。
彼のおすすめする無料リスニング教材はBreaking News Englishです。
Breaking News Englishの5つの特徴
- ニュース記事なので、様々な分野のボキャブラリを網羅している
- Level 0 ~ Level 6まで幅広く対応している
- 全ての記事にスクリプトがついている
- リスニングの音声は、イギリス英語とアメリカ・カナダ英語がある
- Dictationのコーナーがある
同じニュースに対して、複数のレベルの記事が用意されています。
イギリス英語、アメリカ英語、カナダ英語、オーストラリア英語で出題されるTOEIC学習にもってこいです。
英語のリスニング学習では「聞く&読む」ことがとても大切で、Breaking News Englishはまさに最適といっても過言ではないでしょう。
Breaking News Englishを実際に使ってみる
Breaking News Englishの上段にあるレベルから、お好みのレベルを選択します。
表示される記事リストから、好きなものを選びます。
「LISTEN」カテゴリの中から、”British English” または ” USA / Canada”を選ぶ。
記事によっては、”British English”や” USA / Canada”の選択肢がない場合があります。
次にスピードを選ぶと音声が流れます。
あとは英文を読み、知らない単語や表現を調べ、全体の意味を把握しましょう!わからない単語や知らなかった発音を調べつつ、最低でも5回は聞くことをおすすめします。
おまけ
英文スクリプトのページに表示される”Dictation”(ディクテーション)を選択すると、その記事のディクテーションエクササイズができます。ディクテーションは、英語学習に大変効果があるといわれています。
ディクテーションとは
「英文のスクリプトを見ずに、聞こえた音声を英語で書き取っていく作業」のことです。やり方としては紙とペンを使って書く方法と、パソコンを使ってタイピングをする方法があります。
いかがでしたか。ぼくは、こんな便利なサイトがあるなんて知りませんでした。知人おすすめの学習計画は1日1記事、1ヶ月継続だそうです。そのあとにTOIECの対策問題をやると、今までよりも英語が良く聞き取れるようになっているとのことです!
フィリピン留学でTOEICノー勉。でも、帰国後に835点取れた話
半年間のフィリピン留学後にTOEICを受けたら835点でした。フィリピン留学のTOEICコースの特徴から、フィリピン留学中の英語学習方法、さらには、帰国後のTOEIC対策方法をまとめました。