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レベルの違う3つのキャンパスを持つ語学学校HELP。中でも今回はバギオにあるロンロン校と中上級者向けマーティンス校についての特徴を、マネージャーの吉村さんに伺いました。

バギオの王道スパルタ校HELPの環境や語学留学に興味を持つ方へのアドバイス、さらに今後の展望などについてご紹介します。

吉村春紀さん
2015年1月から半年間HELP留学。その後マーティンス校で学生マネージャーを務め、現在はロンロン校を担当。「ヒアリング」を中心に生徒の留学生活をサポートしている。

英語を実践するのに最適な環境

英語を実践するのに最適な環境
— まずはじめに、HELPのロンロン校、マーティンス校それぞれのレベルをご紹介いただけますでしょうか?

HELPでは生徒のレベルを9段階に分けて設定しています。ロンロン校がレベル1から5までの比較的ビギナー向け。レベル6から9の中・上級者にマーティンスキャンパスが対応しているという形になります。加えてクラークにもキャンパスがありまして、そちらではレベル1から9まで総合的に生徒を受け入れています。

— 全部で3キャンパスですね。その中でEOP(English Only Policy)を取り入れているキャンパスはありますか?

HELPではすべてのキャンパスでEOPを採用しています。中でもマーティンス校では特に徹底していてペナルティも発生します。月曜日から金曜日まで、学校・寮ではすべて英語を使わなければいけないことになっています。ロンロン校とクラーク校では午後6時以降であれば母国語の使用も可能です。

— マーティンス校は「ザ・スパルタ」といった雰囲気ですね。ここからはバギオにある2校に焦点を当ててお話を伺っていきますが、バギオの両キャンパスで日本人比率は現在どれくらいでしょうか?

8月現在のロンロン校で5%、マーティンス校で約25%となっています。年間で5%ほど増えたり減ったりしますが、全体的に日本人生徒さまの割合は非常に少ないですね。

— なるほど。では、ロンロン校とマーティン校で比べると日本人生徒の他国籍生徒との関わり方は違ってきますか?

生徒同士のコミュニケーションに関して、ロンロン校ではやはり母国の人とコミュニケーションを取っている割合が多いですね。授業後に母国語が使えることが要因になっていると思います。

マーティンス校の場合は徹底したEOPということもあって各国籍の垣根は自然と低くなっている印象です。

実績豊富な講師陣

実績豊富な講師陣
— ちなみにキャンパスによって休日の過ごし方は違いますか? 遊び方や週末の過ごし方などをお聞きしたいです。

バギオにはカフェが多いので休日はカフェに行かれる方が多いですね。あとは、土曜日に買い物やボウリングなど息抜きをして、日曜日は学校で勉強するというケースが多いと思います。

— 休日に先生もまじえて出かけることは可能ですか?

1対1での外出はできませんが、グループであれば構いません。むしろ、個人的には先生との外出を推奨しています。先生方や現地でフィリピン人の友達を作って出掛けた方が英語力も伸ばせるのではないでしょうか。よりローカルな体験もできると思います。

— 講師の平均勤続年数が7年ということを事前にお聞きしましたが、実際はどうでしょうか?

間違いないです。HELP全体で9割以上の先生を常勤講師として雇用することを目指しています。現在勤続年数が5年以上の方が全体で8割くらいです。基本的には20代後半以上の方が中心ですが、中でも5~6人は15年ほど勤続されていますね。
こうした経験の長い講師の方にヘッドティーチャーや渉外担当、さらには人事部として機能していただくことで対外的な安心感につながっています。

自分にとって適切な留学期間

自分にとって適切な留学期間
— 語学留学では学生はもちろん、社会人の方も多いと思いますが、それぞれ留学される時期に傾向はありますか?

どの学校も似ていると思いますが2月、8〜9月は長期休暇なのでやはり大学生が多いですね。これに対して社会人の方は、その時期を外していらっしゃっている印象を受けます。

— では社会人、大学生それぞれに向けて何かアドバイスはありますか?

社会人の方は、1~2ヶ月長めに時間を取って来ていただくことをおすすめしています。
学生に比べて考え方など少し凝り固まってしまっていることがあり、吸収に時間がかかる傾向がありますね。もちろん全ての方が当てはまるわけではありませんし、要は素直に聞き入れて学ぶ姿勢を意識されると良いと思います。

逆に最近増えている休学中の大学生の場合には、留学期間を3~4ヶ月に抑えて半年以上ワーキングホリデーやその他の活動に時間を充てた方が良いかと思います。というのも、カナダやオーストラリアのワーキングホリデーでは半年以上勤められない場合、受け入れてもらえないということをよく聞くからです。

「留学だけが英語学習の場ではない」ということ

「留学だけが英語学習の場ではない」ということ
— 吉村さんはマネージャーをされながら意識されているのはどんなことですか?

ぼく自身が意識していることは、生徒に留学した後も勉強を続ける気持ちを持ち続けてもらいたい、そしてそのためのシステムを創っていくことです。

— まだ取り組みの途上かと思いますが、現在何か施策を実践されていますか?

今ぼくらにできるのは、在学している生徒たちの「こういうことをしてみようかな」という提案に対して、一緒に考えて助言をすることです。たとえば、留学後のワーキングホリデーについて悩む人に今できることやしておくべきことを提案して、将来の不安を減らすことはできます。

— 生徒の悩みをヒアリングしながら、英語を持続的に勉強・活用できる環境を提案したいということですね。

はい。常に何か提案できるように生徒の声を聞く時間を大切にしています。またマネージャーだけでなく、他の日本人生徒からもたくさん意見を聞いて欲しいです。

たとえばワーキングホリデー後に改めて英語を学びに来た生徒と、これからワーキングホリデーに行くという生徒にとっては貴重な意見交換の場になるわけです。そうやって、留学に来た人たちの中で自分なりの方法を見つけられる場にできたらと思っています。

— お互いの情報を提供し合える貴重な場でもあるということですね。ありがとうございました。インタビューは以上となります。

インタビュー後記

インタビュー後記
吉村さん、ありがとうございました。留学生の声を丁寧にヒアリングされている印象を強く受けました。
「英語を使える環境」を考えるため、さまざまな声を柔軟に取り入れる取り組みをしているマネージャーの存在は留学生活で大きな力となってもらえることでしょう。

「本物の英語を手に入れたい」という方にとってHELP語学学校は強い味方になってくれるのではないでしょうか。

ロンロン校

マーティンス校

インタビューと社会派コラムを担当するライターです。いろんな場所に行って、たくさんの人と話して、その声を代弁できる情報屋でありたいと思っています。個人ブログ(さぐりさぐり、めぐりめぐり)で紀行文・コラムも書いてます。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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