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フィリピン観光を表すキーワードのひとつは、なんといっても「絶景」。7000もの島々からなるフィリピンには数えきれないほどの絶景スポットがあります。とはいっても、秘境なだけあって、首都マニラからの行き方は少しだけ複雑。

そんな問題を解決すべく、今回は悩みに悩んで厳選したフィリピンの絶景スポット20カ所とその行き方をご紹介したいと思います。

どんなに遠くても、時間がかかっても一度は見ておきたいすばらしい風景の数々。その風景は一生あなたの心に刻まれるでしょう。

【1】ボカライ島

【1】ボカライ島Wikipedia

2014年、2015年と米誌「トラベル+レジャー」で世界で最も優れた島に認定された実績を持つこの場所。透き通った海と、真っ白に広がるホワイトビーチがとてもロマンチックです。

ボラカイ島への行き方

マニラから飛行機でカリボ空港またはカティクラン空港へ。その後ボートで移動
ボカライ島の最寄りの空港はカリボ空港とカティクラン空港のふたつ。そこまでは、マニラのニノイ・アキノ国際空港から飛行機で移動することができます。カリボ空港、またはカティクラン空港に着いたら、ボカライ島に渡るカティクラン港まで移動。そこから、ボートでボカライ島の港、カグバンポートを目指してください。ボートに乗って15分ほどで到着しますよ。

ちなみに、カリボ空港からカティクラン港まではバスで2時間。カティクラン空港からカティクラン港までは車で5分程度です。

カリボ空港発着の航空会社とカティクラン空港発着の航空会社は以下の通り。

カリボ空港

  • フィリピン航空
  • セブパシフィック航空
  • エアーフィルエックスプレス
  • ゼスト航空

カティクラン空港

  • セブパシフィック航空
  • エアーフィルエックスプレス
  • シーエアー

移動にできるだけ時間をとられたくないという方は、カティクラン空港着の便をとるのがベストです。

【2】エルニド

【2】エルニド日本橋トラベラーズクラブ

パワラン島にあるエルニド。びっくりするほど透き通った海を見たいならぜひここに足を運んでください。手つかずの自然が残され、美しいサンゴ礁や熱帯魚に出会ことができます。

エルニドへの行き方

飛行機で、プエルトプリンセサ空港へ。その後タクシーで5時間
エルニドへはいくつかの行き方がありますが、時間の節約をしたいなら飛行機を選択することをおすすめします。飛行機では、マニラのニノイ・アキノ国際空港からプエルトプリンセサ空港をまず目指すのがいいでしょう。1時間ちょっとで、プエルトプリンセサ空港に到着します。時期にもよりますが、だいたい6,000円前後です。

そして、到着をしたら、次にエルニドまでのタクシーの手配をしてください。空港の外に出ると、ツアーショップが左手に見えるので、そこで問い合わせをしてみてください。10人の乗り合いで1人1,500円前後です。ツアーショップで申し込むのが安心ですが、その周りには客引きをしている人たちがたくさんいるので、勇気のある方はそこで交渉をしてみてもいいかもしれません。
車に揺られて約5時間。無事、エルニドに到着です。

5時間というと少し長い気もしますが、途中トイレ休憩や食事休憩があるので思ったよりも早く着いてしまいます。休憩場所も、なかなかツアーでは行けないような場所に寄るので、その道のりも楽しめますよ。

【3】コルディリェーラの棚田群

【3】コルディリェーラの棚田群Wikipedia

コルディリェーラの棚田群とは、標高1,000mを超える山々が連なる山岳地帯のこと。その山々の美しさは世界規模とも称され、世界遺産にも登録されています。

コルディリェーラの棚田群への行き方

バスでバナウエへ。その後、車で30分。最後に歩いて15分
ルソン島にあるコルディリェーラの棚田群に行くには、まず、マニラの北にあるバナウエを目指しましょう。バナウエまで行くには、Legarda(レガーダ)駅に行きます。ここまではタクシーか電車で行くことができます。しかし、電車はとても混むので、荷物の多い人は少しだけ高くてもタクシーを利用してください。そして、Legarda(レガーダ)駅に到着したら、次は、バスの発着場所であるGV Florida Transport(フロリダ・トランスポート)へ。ここに行けば何台かバスが止まっているので、BANAUE(バナウエ)行きと表示されたバスに乗り込めば完了!飛び入りで乗り込んでも問題ありませんが、混んでいて席が確保できない場合もまれにあるので、Legarda(レガーダ)駅でバスの予約をするのが確実です。そうしてバスに乗り込んだら、あとはバスの旅を楽しむだけ。ちなみに、このバスの旅はなんと12時間。ちょっと長い旅ですが、車窓から見える景色も見ものなので、秘境にたどり着くためになんとか頑張ってみてください。

そして、バスに揺られること12時間。
次は、コルディリェーラの棚田群のあるバダッド村を目指してください。
バナウエに到着したら、インフォメーションセンターがあるので、そこでツアーを申し込むのが確実です。このツアーはだいたい1,500円ほど。観光をしながら、車に乗って30分。そして、途中からは車が入れないので歩きで15分ほど険しい山道を登ってようやく到着です。

マニラからはかなりの時間を要しますが、この世界遺産はそれでも一見の価値があります。

【4】ターシャ サンクチュアリー

【4】ターシャ サンクチュアリーTripAdvisor

『スター・ウオーズ』のヨーダのモデルになったとも言われているターシャは大きな目が特徴の世界一小さなメガネザル。夜行性の為、昼間はほとんど眠っています。しかしながら、運がよければ、昼でも動いているところを見ることができますよ。

ターシャ サンクチュアリーへの行き方

飛行機でホボール島へ。その後、空港からタクシー

体長10cmほどのターシャを見ることができるターシャサンクチュアリーがあるのはホボール島。まずは、ホボール島まで行きましょう。ホボール島まではマニラから飛行機で1時間ほど。1時間すると、ホボール島の玄関口タグビララン空港に到着です。ここからはバス、またはタクシーで移動します。が、バス乗り場はここから4~5km離れており、かなり分かりにくいので、タクシーで行くことをおすすめします。

タクシーに乗ると30分ほどで着きだいたい100円ほど。タクシーにはメーターがなく、乗る前に交渉することがほとんどなので、できるだけはっきりと値段を伝えてくださいね。また、ターシャサンクチュアリーまでの道は舗装されていないところが多く「本当に着くの?」と、心配になることもあるかもしれませんが、元々の道が整備されていないだけなので、ここは安心して、辛抱強く到着を待ってみてください。

【5】チョコレートヒルズ

【5】チョコレートヒルズWikipedia

高さ30m~50mの丸い丘が1,000個ほど連なっている不思議な場所。2月~5月にかけて、緑色の木々が茶色に変わり、その様子がチョコレートを並べたように見えることからこの名前がついたとされています。

チョコレートヒルズへの行き方

飛行機でホボール島へ。その後、空港からタクシー
チョコレートヒルズは先ほどのターシャサンクチュアリーからは車で30分ほどの距離。なので、合わせて訪れるのがおすすめです。行き方はターシャサンクチュアリーと同様で、ホボール島まで飛行機で移動し、その後、バスかタクシーを捕まえるという手順です。

ただし、ターシャサンクチュアリーと合わせて観光しようと思っている方は、個人で時間に縛られず行くのもいいけど、便利で効率よく観光ができるので、タグビララン空港で個人ツアーを申し込むのもひとつの手です。空港を出るとたくさんのツアー会社の人たちが声をかけてきます。ただし、中にはぼったくりの商売をしている人もいるので注意も必要。価格は、車の大きさや同行する人数によって変わってきますが、2,500円~5,000円が相場です。ぜひ覚えておいてください。

【6】トゥバタハ岩礁海中公園

【6】トゥバタハ岩礁海中公園Wikipedia

フィリピンで初めて世界遺産登録された、東南アジア最大ともいわれるサンゴ礁の美しさに誰もがうっとりするでしょう。一度は潜ってみたい、ダイバーの憧れのエリアでもあります。

トゥバタハ岩礁海中公園への行き方

飛行機でパラワン島へ。そこから船で9時間
トゥバタハ岩礁海中公園への行き方は、まずマニラからパラワン島まで飛行機を利用します。このとき注意したいのは、パラワン島のプエルトプリンセサ空港着の便をとること。パワラン島にはエルニド空港という空港がもうひとつあるので注意してください。エルニド空港からは行けなくもないですが、かなり遠回りになってしまいます。

そして、プエルトプリンセサまで着いたらそこからは船で移動です。空港までの送迎もオプションで付いてくるので船はツアー会社などのサイトであらかじめ予約をしておくのが便利です。

ちなみに、強い季節風のため船が出せるシーズンは、3~6月に限られるので、興味のある人はその期間内に行くように注意してください。

【7】コロン島

【7】コロン島TripAdvisor

太平洋戦争中に沈んだ沈没船が海底に見られる珍しい場所。他の海とは違うエメラルドグリーン色に輝く海が見たい方はここが絶好のビーチだと思います。

コロン島への行き方

飛行機でブスアンガ空港へ。そこからタクシー
コロン島までの行き方はとっても簡単!初めてフィリピンを訪れた人でも、簡単に行くことができます。コロン島までは、まず、マニラからブスアンガ空港まで飛行機で。直行便で1時間ほどです。そして、空港についたらそこでタクシーを拾います。タクシーといっても、ここではトライシクルといって乗り合いのバンがタクシー代わりになるイメージ。知らない人たちと相乗りをします。空港の外では多くの運転手が客引きをしているので、行先を告げて、値段交渉をしてみてください。

コロン島のホテルのある街まではだいたい350円ほどで行け、ホテルは安くてそれなりに設備が充実しているところで2,000円くらいから泊まれます。マニラからは近いので日帰りも不可能ではないですが、この後に出てくるブスアンガ島など、周辺には素敵な島が多いため、せっかくなら時間をとって何泊かして頂きたいです。ちなみに、エルニドまでも船で行き来することも可能で、6時間で着き、4,000円ほどです。

【8】マウントタップヤス

【8】マウントタップヤスTripadvisor

まだまだ観光化が進んでいないため、とびきりクリアな海に出会えます。また、ビーチに足跡がひとつもないといった状況も不思議ではありません。そんな景色が一望できるのがマウントタップヤス。ダイアモンドを散りばめたように光る、夜の星空も見どころです。

マウントタップヤスへの行き方

飛行機でブスアンガ島へ(コロン島へ行くまでの経由地です)。その後719段の階段
マウントタップヤスがあるのは、ブスアンガ島というところ。そう、先に出てきたコロン島に行く経由地のブスアンガ空港のある場所がブスアンガ島になります。コロン島への行き方と同じように、ブスアンガ島までは、フィリピンからは飛行機で1時間ほどで着きます。ブスアンガ島に着いたらそこからはバンでマウントタップヤスの麓までトライシクルを使って行き、麓からは徒歩で展望台を目指してください。階段があるのでそれを登っていけば着きますが、なんとその数719段!体力に自信のない人は休憩を挟みながら向かってくださいね。

ちなみに、ここは昼と夜の景色のコントラストを楽しんでもらいたい場所。海と山々を見渡せる昼に替わって、夜は星空が一面に広がり、まさに夜空を独り占めしている気分になるでしょう。夜でも展望台はライトアップされているので安心してください。

実際にコロン島を訪れる人でも、飛行機が着陸するブスアンガ島に滞在して、コロン島までは日中に遊びに行くという感覚の人も多いです。時間のある人はこの2カ所を拠点に周辺の美しい海を満喫してみるといいと思います。

【9】ハンドレッドアイランド

【9】ハンドレッドアイランドWikipedia

ハンドレッドアイランドとは、ルソン島北部の西側、リンガエン湾に点在する123つの島々のことです。ここは、フィリピンでもまだ未開発のリゾート地。他の海よりも人が少なくプライベートビーチ気分を味わえます。

ハンドレッドアイランドへの行き方

車もしくはバス。

フィリピンの首都マニラがあるルソン島の国立公園のことをハンドレッドアイランドと呼んでいます。ということは、ハンドレッドアイランドに行くにはマニラから国立公園を目指せばいいですね。

車もしくはバスでマニラからずんずん北上していけば辿りつきますよ。レンタカーをチャーターできる人はハイウェイを使って5~6時間。未開の地でありながら、マニラからこの時間で行けるのは魅力的です。バスで行くには、まず、ハンドレッドアイランドに近いAlaminos(アラミノス)のバス停を目指してください。バスはマニラとバギオからも出ています。バスでも同様に5~6時間で600円前後。そして、Alaminos(アラミノス)に着いたら、そこからトライシクルで町から北へ走ること10分。ハンドレッドアイランドへのベースになる小さな町ルカップに到着します。

【10】カティバワサンの滝

【10】カティバワサンの滝Tripadvisor

76mの高さがあるこの滝。植物や岩山で囲まれおり、そのビジュアルがなんとも絵になります。天気のいい日は滝に虹がかかることもあり、思う存分マイナスイオンを感じることができます。

カティバワサンの滝への行き方

マニラから、カガヤン・デ・オロ。その後に船。

カティバワサンの滝はカミギン島にあるので、まずはカミギン島まで向かいます。といってもマニラからの行き方は少しだけ複雑なので注意してくださいね。マニラからは飛行機で、フィリピン・ミンダナオ島の北部にある港湾都市、カガヤン・デ・オロに向かいます。カガヤン・デ・オロに着いたらタクシーで港まで移動し、そこから船で1時間30分。カミギン島のベノーニ港に到着します。

港からはトライシクルやジプニーと呼ばれる乗り合いタクシーで約30分ほどです。カティバワサンの滝へ行く途中には、野生のバナナやココナツの木がたくさん生い茂っていて、その風景を見るのも楽しいです。近づいてくると道に看板が出てきますよ。

【11】ホワイトアイランド

【11】ホワイトアイランドTripadvisor

潮の満干によって出現するホワイトアイランドは、朝と夕方の特定の時間だけ出現する「洋上の砂漠」とも言われる幻のビーチです。

ホワイトアイランドへの行き方

マニラから、カミギン島(カティバワサンの滝と同様の方法で)へ。その後、レンタルバイク。

せっかくカミギン島に訪れたのなら、この場所もついでに行ってみましょう。他にも魅力的な場所がたくさんあるカミギン島ですが、カティバワサンの滝と並んでマストで訪れて頂きたい場所がこちらです。カミギン島までの行き方は、カティバワサンの滝と同様。飛行機で、カガヤン・デ・オロに向かいそこから船でカミギン島に入ります。

そこからホワイトアイランドを目指すわけですが、その行き方は、ジプニーでも行けますが、ホワイトビーチから帰るときに、またジプニーを捕まえることが難しいと予想されるので、ここは、ぜひバイクをレンタルして行くことをおすすめします。もちろん国際免許は必要ですが、日本のバイクと乗り方は変わらない(HONDAのバイクが主流なくらいです)ので、沿岸部を潮風に吹かれながら気持ちよく走り抜けてみて下さい。バイクは、ダウンタウンのManbajao(マンバハオ)にいくつかレンタルバイク屋さんがあるので手軽に借りることができますよ。ただし、ほとんどの場合、ガソリンが入ってないので事前に給油することをお忘れなく。

また、ホワイトアイランドが見られる時間は日の出と日の入りの時間。具体的には、早朝5時〜8時と、夕方15時〜18時頃までがベストタイムです。行く時間帯にも注意してくださいね。

【12】ビガン歴史都市

【12】ビガン歴史都市Wikipedia

16世紀のスペイン統治時代の街並みが今でも残る、街全体が世界文化遺産に登録されている都市。「ブルゴス博物館」や「ヌエストラ・セニョーラ教会」が有名。

ビガン歴史都市への行き方

飛行機 + バス。もしくはバスのみ。

ビガンへの行き方は、飛行機とバスを使っていく方法と、バスのみの行き方がありますが、おすすめは、時間の節約になる飛行機とバスで行く方法です。

飛行機で行く場合、まずマニラからラオアグ空港まで飛びます。1時間強のフライトです。ラオアグ空港からは市内のPARTAS(パルタス)バスのターミナルまで行き、そこからバスに乗ること2時間ほど。外の景色を堪能しているうちに到着します。お値段は400円ほど。ちなみに、飛行機の便によっては深夜に到着するものもあるので、その場合はラオアグで1泊してもいいかもしれません。

次にバスで行く方法。
時間はあるけど、旅費を節約したい方はバスでの旅を選択しましょう。ビガンまでバスで行く場合、マニラのPasay(パサイ)もしくはCubao(クバオ)のバスターミナルから直行便が出ています。所要時間は8~10時間ほど。早朝から深夜まで約1時間半に1本のペースで運行しています。日本のようにバスの時刻表がないので、バスが来たところで車内に乗り込み、満員になったら出発という具合。席の確約がないため、時間には余裕をもって乗り場に向かった方がいいでしょう。また、6月~12月の雨期は雨のため路面がぬかるみ、通常よりも長い旅になるので覚悟しておいてください。

ちなみにバスの中はキンキンに冷房が効いていると、バスを使ったことのある人が口を揃えて言うので、女性は特に上着などの準備をしてください。

【13】ドゥマゲッティ

【13】ドゥマゲッティTripadvisor

海ばかりが注目を集めるフィリピンの絶景スポットにおいて、ここは、海と山を同時に楽しむことができる自然豊かな場所。フィリピンで最も治安がいいとも言われ、安い物価も魅力です。2014年のUSNEWSの「リタイア後に住みたい場所」の世界ランキングで4位に輝いています。

ドゥマゲッティへの行き方

飛行機

マニラからの行き方はとても単純で飛行機一択!セブパシフィックエアーもしくはフィリピン航空で1時間30分ほどで到着します。時期によって異ますが、値段は2,000円~5,000円。それぞれ1日に2便程度出ているので、日帰りでの観光も可能です。行き方も簡単なので、旅慣れていない方でもマニラ+αのオプションとして検討してみてもいいかもしれません。

セブ島からは?
セブ島からも近いので、セブ島から行かれる方も多いかもしれませんが、注意して頂きたい点があるので、ここでお伝え致します。時々、セブ島からでもタクシーで連れて行ってくれる場合がありますが、最低でも片道で10,000円は請求されると思います。そのばあい、それは、タクシーは帰りにお客さんを拾える前提で運行しているので、ドゥマゲッティからお客さんを拾うことは難しいと判断されてしまうからです。最初の交渉時にきちんと値段を決めておくのであれば別ですが、トラブルのもととなりそれで泣く泣く料金を払ってしまった観光客の話もよく耳にするので、タクシーの利用はできるだけ控えてください。

セブ島からは、飛行機(所要時間30分、1,500円~3,000円程度)、フェリー(所要時間4時間~4時間30分、1,800円程度)または、バス(所要時間5~6時間、500円程度)で行くことをおすすめします。

【14】タール湖

【14】タール湖Tripadvisor

マニラの南に位置する人気の避暑地にあるタール湖。標高700メートルにあるユニークな二重構造のカルデラ湖。湖面は回りの山々の木々の緑が反射してエメラルドの宝石のように光ります。

タール湖への行き方

バスを使う方法 or タクシーで直行

マニラからは車で南下して約1時間半。公共交通機関を使う場合は、まず Cubao(クバオ)からバスでTagaytay(タガイタイ)駅に行きます。そこからはトライシクルでタール湖に向かいます。費用は350円ほど。ただ、Tagaytay(タガイタイ)でトライシクルやジプニーが捕まりにくいので、マニラからタクシーで直行してしまうのが手っ取り早いと思います。タクシーでも600円ほどです。

【15】タール火山

【15】タール火山Tripadvisor

タール湖はもちろん、タガイタイ高原を眼下に望むことができる、旧火口内の別の噴火で生まれた標高約700メートルの世界一最小級の火山。

タール火山への行き方

タール湖からボートとポニーで

タール火山はタール湖に浮かぶ山。なので、もちろんタール湖からも見ることができますが、どうせなら、火山口近くまで行ってみてください。そこから全景を見るということはなかなかない貴重な体験。自然の素晴らしさを実感するでしょう。そして、その貴重な体験に拍車をかけるのがその行き方。徒歩で1時間ほどで行くこともできますが、どうせならポニーに乗ってみませんか?きっと思い出に残りますよ。

行き方はこう。まずは、タール湖をボートで渡ってタール火山の麓まで行きます。ボートは湖畔にあるホテルからいくつも出ているので、そこでお願いするのがいいでしょう。所要時間は20分ほどで2,000円~4,000円。時々水しぶきがかることがあるのでそこで貸してくれるカッパはぜひ借りてください。そして、タール火山の麓に着いたら、ついにポニーに乗馬。着いた瞬間に、「乗馬しませんか?」と色々な人が声をかけてくるので、そこで自分の好みのポニーを見つけて下さい。値段は1,000円程度が相場です。そこから馬の背に乗って30分。無事火山口に到着します。動物が苦手だったり、乗馬が初めてだったりしても、ポニーたちはゆっくりと丁寧に歩いてくれるので安心してチャレンジしてみてください。

【16】シャングリラ海洋保護区

【16】シャングリラ海洋保護区Tripadvisor

フィリピンにある海洋保護地区の中でもみる人を圧倒する海の中は、まるで竜宮城の世界!色とりどりの南国の魚、アジなどの魚の群れを見ることができます。ダイビングが好きな方はぜ足を運んでください。

シャングリラ海洋保護区への行き方

飛行機 + タクシー

シャングリラ海洋保護区はフィリピン中部セブ州にある島、マクタン島にあります。ということで、まずは、セブ島を目指しましょう。セブ島まではマニラから飛行機で1時間ほど。5,000円前後~チケットは取れると思います。

そして、セブ島についたら、目的地であるマクタン島を目指すわけですが、行き方は簡単。なぜなら、セブ島とマクタン島は橋でつながっているからです。空港からタクシーを拾ってください。そこから30分ほど、お値段は450円程度で到着します。ただし、セブ島は観光客も多く、タクシーによるぼったくり被害も多数報告されているので乗車前にきちんと値段交渉をすること、メーターがきちんと動いているか確認することを忘れないでくださいね。

【17】マラパスクワ島

【17】マラパスクワ島
Malapascua Exotic Island Dive & Beach Resort

幻とも言われるニタリザメが見られる価値の高いスポット。知名度も高くないため、訪れる人も少ない隠れ家的リゾート地です。ここに潜って海の価値観が変わったという人も。

マラパスクワ島への行き方

【18】カモテス諸島

【18】カモテス諸島Tripadvisor

カモテス諸島はレイテ島とセブ島に囲まれた小さな海域、カモテス海に浮かぶ4つの島からなる諸島。ここは旅行ガイドブックにもあまり載っていないため、未だ手付かずの自然であふれています。

カモテス諸島への行き方

飛行機。その後、バス or タクシー。最後にフェリー

カモテス諸島は、セブ島とレイテ島の間に浮かぶ島々なので、マニラからは、飛行機でまずセブ島を目指します。セブ島のマクタン空港に着いたら次はカモテス諸島までのフェリーが出ているダナオ港へ。ダナオ港まではタクシーで500円ほど。道の込み具合にもよりますが、30分ほどで到着するでしょう。

そうして、ダナオ港に到着したら、チケットカウンターでカモテス島のConsuelo(コンスエロ) 港行きのチケットを買ってフェリーに乗船します。天候にもよりますが、約2時間30分ほどで到着します。フェリーは常時運行されているというわけではなく、運航時間は5時30分、8時30分、11時、14時、17時30分、21時となっています。時間配分を間違えて、フェリー乗り場で何時間も待機……ということのないよう、スケジュールを立てて港まで向かってくださいね。

【19】アポ島

【19】アポ島Tripadvisor

美しい海が魅力で、ダイビングをなくとも、シュノーケリングだけで十分に海の生物を見られます。なんと、時にはウミガメとも出会うことも。泳いでいるウミガメはシュノーケリングで見ることも可能です。

アポ島への行き方

飛行機。その後、乗り合いタクシー。最後に、定期船 or チャーター便

アポ島へは、まずマニラからドゥマゲッティまで飛行機で1時間30分。そこからトライシクルなどで海岸沿いを南下し、30キロほどでマラタパイという港町を目指します(90円程度)。海外沿いの道を一本左に左折したつきあたりにあるエリアが船の出港場所です。ここまでこれば、あとは船に乗るだけ。45分程度で到着です。1日1本の定期船(15時発)は、750円程度。チャーター便で1,500円程度。ただし、定期船は日によっては運行していないときもあるので、あまり期待はせず、チャーター便を利用するような心積もりで向かったほうがいいかもしれません。チャーター便も人数が多ければ値引きをしてくれるので、うまく交渉してみてください。

ちなみに、先に出てきたドゥマゲッティからもボートで1時間ほどでいけますよ。

【20】バンタイアン島

【20】バンタイアン島Tripadvisor

バンタヤン島の一番の見所は、街を覆い尽くすように続く白くきれいな砂浜。ビーチではお酒を飲む人や読書を楽しむ人がいて、にぎやかな雰囲気で海を楽しみたい人におすすめです。

バンタイアン島への行き方

飛行機。その後にバス。次に、フェリーor飛行機。最後にバスで直行。

マニラからは、飛行機でまずセブ島へ。そこからは、ハグナヤ港を目指します。ハグナヤ港までは、タクシーでも行けますが、バスを利用する場合は、ノースバスターミナルからバスが出ています。ターミナルに着いたら、Hagnaya(ハグナヤ)行きのバスを見つけて乗り込んでください。ハグナヤ港までは3時間ほど。交通費は180円ほどです。ハグナヤ港に到着したらそこから、フェリーに乗り換えて、1時間半くらいで到着。バンタイアン島のサンタフェ港に到着します。ちなみにフェリーのチケットはハグナヤ港に到着後、チケット売りの人がバスの中へやってきて、そこでチケットを買う事ができます。チケット代はだいたい230円ほどです。

また、ノースバスターミナルからHagnaya(ハグナヤ)行きのバスに乗る代わりに、バスBantayan(バンタヤン)行きのバスに乗って、直行で行くこともできます。ただし、運行数が少なく、この行き方を選択する人は少ないです。しかし、ターミナルでBantayan(バンタヤン)行きのバスを見かけたらそれに乗っても行けますよ。

【21】マニラ湾のサンセット

【21】マニラ湾のサンセットTripadvisor

絶景スポットの最後を締めくくるのは、フィリピンに来たらぜひとも見て頂きたいマニラ湾から見る夕焼け。実はマニラの夕焼けは「世界三大夕日」のひとつと称されており、見るものすべての心を豊かにしてくれます。これを見ずして、フィリピンは語れません。1日に数分しか訪れない奇跡的瞬間をぜひ心に焼き付けてください。

マニラ湾のサンセットを見れるスポットとは?

夕焼けを最高のポジションで見ることができるポイントはいくつかあります。いくつかご紹介するので、あなたのホテルから近い場所や旅のプランと照らし合わせてチョイスしてみてください。

Mall of Asia(モールオブアジア)

超大型ショッピングモール、モールオブアジアもサンセットの鑑賞スポットです。気軽に利用でき、お買い物ついでに見ることもできて便利です。しかし、観光客と地元の人でごった返すこともあり、時に入場制限が設けられることもあるので注意してください。

※行き方:最寄りのTaft Avenue(タフトアベニュー)駅からタクシーで20分。

ベイウォーク

このベイ・ウォークは、海沿いの遊歩道。ここはマニラの人々いちおしの鑑賞スポットです。地元の人々も多く、みんな揃って座り込み、世間話をしながらサンセットを楽しんでいます

※行き方:最寄りのPedro Gil(ペドロギル)駅よりタクシーで8分。

マニラオーシャンパークのテラス

マニラの巨大水族館、マニラオーシャンパークからの眺めも最高!2階にあるオープンバーから目前に夕日をみることができますよ。ちなみに、併設されているホテルH2Oのホワイト・ムーンというバーからの眺めも◎!ホテルの中だけあって飲み物のお値段はこちらの方がお高めです。

※行き方:最寄りのUnited Nation(ユナイテッドネイション)駅からタクシーで10分。

アンティポロの丘

マニラから車で1時間ほどにあるアンティポロ市はシエラマドレ山脈に接していることもあり高低差のある街。その丘の上にはいくつもレストランがあり、そこからマニラ湾が一望できます。

※行き方:マニラの中心部から20km。タクシーで100円程度。

いかがでしたか?今回は20カ所をご紹介しましたが、フィリピンにはまだまだ素晴らしい絶景スポットがたくさん。ここではご紹介しきれない場所が数えきれないほど存在します。

フィリピンは島同士が近い位置にあることも多く、1日で何カ所も絶景スポットを回ることも可能。また、目的地までの経由地も魅力だったりするため、ついでにその場所をも見て回ることもでき、一度で何度もおいしい旅の計画が立てられます。

「行けば世界観が変わる」とよく言われる絶景スポットですが、その感覚をここフィリピンでぜひ味わってみて下さい。

3度の飯よりサーフィン好き。普段はOLをしていますが、休みを使ってちょくちょく海外に出ています。とくに南国が好きで、フィリピンには5回ほど渡航済みです。

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