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この記事を書いた人

こんにちは。
PINESのアシスタントマネージャー、神谷です。

なんてはじめると、ずいぶん色黒な日本人だなと思う人も多いだろう。しかし残念ながらフィリピン歴一ヶ月のわたしには松崎しげるのように黒光ることはできない。というか最近はデスクワークばかりで太陽にあたっていない。今回の記事はそんな外に出られないわたしのストレスを発散せんがための取材記録である。

 

フィリピン発のアウトドアブランドLAGALAGバギオ支店でクライミングしてきた

神谷「また今日もキーボードをたたくフリをする一日がはじまったね、岩辺くん。」

カタカタカタカタ

 

岩辺「そうですねー」
(フリしてるのは神谷さんだけですけどね)

カタカタカタカタ カタカタカタカタ

 

神谷「俺の前職知ってる?ガイドだよ?カナディアンロッキーのツアーガイド。こうみえてもアウトドアタイプなのよ。MacBook Proとかそれっぽく使っちゃってるけど。岩辺くんのMacBook Airよりいいヤツ使ってんだけど。外で身体動かすほうが好きなわけですよ。」

岩辺「そうなんですね~」
(はぁ、うるさいなあ・・)

カタカタカタカタ カタカタカタカタ カタカタカタカタ

 

神谷「つまりさ、なんかアウトドアっぽい記事かかせてよ。バギオって山の街じゃない?そういうとこ、フィーチャーしていきたいじゃない?」

岩辺「それならLAGALAGの記事でも書きますか?フィリピン発のアウトドアブランドなんですけど、バギオにも支店があるらしいんですよ。」
(企画は自分で考えてほしいんだけどな・・)

カタカタカタカタ カタカタカタカタ カタカタカタカタ カタカタカタカタ

 

神谷「お、それイイね!そういうのだよ俺がやりたい仕事は。それかグルメ記事ね。・・いやでも待てよ、ウエアなら買ってレビューしないとダメだろうなー。でも俺あんまりお金ないんだよな~」
(チラッ)

岩辺「経費からは出しせんからね^^」
(キッパリ)

カタカタカタカタ ターン!!

LAGALAGの場所・行き方

バギオの中心地SMモールの正面にUpper Session Roadという通りがあります。『Hill Station』という有名なカフェがはいっているビルの1番はしっこに位置するのがLAGALAGバギオ支店。タクシーで行く場合は、『Hill Station』といえば大半のドライバーはわかるはずです。

バギオでデートなら、Hill Station【お洒落なレストラン】

LAGALAGの外観

LAGALAGの外観
Upper Session Roadを歩いていると看板が見えてきた。そこから急な坂を少し下った場所にあるのがLAGALAGである。

 

LAGALAGの外観
LAGALAGの外観
山小屋のような内装の店内。ウッディ調で雰囲気がある。ドケチの岩辺のせいで経費は出なかったが、アウトドアショップに入るとイヤでもテンションが上がってくる。品揃えも豊富で、LAGALAG製品が店内狭しと並んでいる。

それにしても、文化都市バギオという土地柄なんだろうか。このお店にかかわらずセンスの良いお店が多い。

LAGALAGの製品

LAGALAGの製品
まず目についたのはバックパック類。
トレイルランニング用の軽量ザックから、デイハイクに使えそうなものまで幅広く取り扱っている。注目すべきはロゴ。フィリピン国旗のマークがついている。これ、フィリピン土産にイイんじゃないだろうか。

ちなみにLAGALAGオーナーXezさんはフィリピン人初のエベレスト登頂者なのだとか!製品の背景にあるこのストーリーもたまらない。

 

LAGALAGの製品
次にパンツ。丈の長さのバリエーションが豊富である。膝上、膝下のハーフパンツから7部丈、フルレングス。もちろんレディースも充実している。カラーはアースカラーのものが多い。流行りの原色を多用したカラーも好きだけど、なんだかんだ合わせやすいのはこういう抑えめな色だ。

 

LAGALAGの製品
インナー、アウターも充実。レディースは比較的カラフルなデザインが多いようだ。フィリピンらしい明るいカラーリングだ。この国の気候に合わせたラインナップなのか、ダウンジャケットなどのウエアはないが、ソフトシェルジャケットがあった。1,750ペソ(約3,970円)とかなりリーズナブル。

 

LAGALAGの製品
※後日、生徒さんを連れてきたら購入していった。同じような製品で北米やヨーロッパブランドを買ったら3~5倍はするので、いい買い物をしたと思う。ロゴの配置がシブい。

 

LAGALAGの製品
他にも小物類やテント、スリーピングバッグも取り扱っている。総合アウトドアブランドといっても恥ずかしくない品揃えである。うんうん、LAGALAGさん悪くないんじゃないの?^^

LAGALAG製品のお値段は?

LAGALAG製品のお値段は?
デイバッグ35L 2,875ペソ(約6,525円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
トレラン用バッグ 1,150ペソ(約2,610円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
T-シャツ 365ペソ(約830円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
ロングスリーブシャツペソ 595ペソ(約1,350円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
ソフトシェルジャケット 1,795ペソ(約3,970円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
ハーフパンツ 875ペソ(約1,980円)

 

LAGALAG製品のお値段は?
フルレングスパンツ 1,295ペソ(約2,940円)

LAGALAGバギオ支店最大の特徴は!?

わたしは気付いていた。店内に入る前にアレがチラリと見えていたのだ。
実をいうと、バギオに来る前からからアレがこの街にあったらいいなと思っていた。先輩や学校の先生たちに聞いたところ、みな知らなかったので諦めていたが、まさかこんな街の中心にあったとは。そう、アレとは・・

 

LAGALAGバギオ支店最大の特徴は!?
クライミングウォールである!

 

LAGALAGバギオ支店最大の特徴は!?
この高さ!2階建て家屋の屋根くらいの高さがあり、オーバーハング(ひさしのように突き出ている壁)が二段階にわけて設けてある。下にはクラッシュパッドがひいてあり、安全もしっかり確保されているようだ。

ただし色使いのセンスはイマイチと言わざるを得ない。DIY感丸出しで、はっきりいって見た目はチープ。まあしかし、そんなことはどうでもいいのだ。

ここバギオでクライミングができる・・・。

わたしは日々、仕事をするフリをしながらGoogleの検索窓に「Baguio bouldering 」などとタイプしては大した情報も得られずにため息をつく、ということを繰り返していた。
実は1件、検索がヒットしたことはあった。しかしwebサイトにのっていた番号に電話したところ、「そんなの4年前に潰れたよ」と、キレ気味で説明されるという虚しい結末に終わった。バギオではボルダリングは流行らなかった。そう結論つけるにじゅうぶんな結果だった。

ところがだ。ふだんから真面目に仕事(するフリ)をしてきたのを神様は見てくれていたのだろう。バギオにもクライミングウォールはあったのだ。

プロフィールにも書いてあるが、クライミング・ボルダリングは、いまわたしがいちばんハマっている趣味だ。なんとしても仲間に入れてもらわなければ・・。
コミュ障の自分にとって初対面のフィリピン人に話しかけるというのは勇気のいるアクションだ。が、「クライマーはいいヤツが多い!クライマーはいいヤツが多い!クライマーはいいヤツが多い!」と自己暗示をかけ、怪しげに髭を伸ばしたギョロ目のおっさんに声をかけた。

 

神谷「や、やあ。」

ギョロ目のオッサン「ヘイ、ブラザー。あんた中国人かい?」

神谷「いや、日本人だよ。」
(この手の間違いにいちいちイラつくわたしではない ヽ(`Д´)ノプンプン )

ギョロ目のオッサン「日本人か!なにしにバギオにきたんだ?仕事かい??」

~どーでもいい会話なので割愛。とりあえずギョロ目のオッサンの名前はオズナイルというらしい~

 

オズナイル「なるほどねー、とにかくクライマーは大歓迎だよ。今日もやってくんだろ?」

神谷「あー、やりたいんだけど。レンタルシューズとかあるのかな。あと値段とかは??」

オズナイル「ビレイ有りのクライミングは2回で100ペソ(230円)。下でボルダーやるだけなら100ペソで無制限だよ。シューズはもちろんレンタルがある。」

※ビレイ:日本語では確保という意味。ロープによってクライマーの安全を確保すること。
※ボルダー:比較的低い岩、壁をロープなしで登る行為。

 

神谷「・・・!!」
(100ペソ!安い!日本のジムならシューズレンタル込みで一日2,000円近くするのに。まあ設備は比較にならないんだけど)

バギオのクライミング・ライフ

というわけで、この日からわたしはほぼ毎日このウォールに通うことになった。
ときに学校の生徒さんを連れ、勉強漬けの日々でなまった身体にカツを入れ、ときにクライマー仲間とアウトドアのボルダリングに興じる。充実のアウトドアライフがはじまったのだ。
バギオのクライミング・ライフ
バギオのクライミング・ライフ
バギオのクライミング・ライフ
バギオのクライミング・ライフ

 

バギオのクライミング・ライフ
バギオトップクライマーのレイ。ほぼ毎日二日酔い。本気をだすのはまれ。

 

バギオのクライミング・ライフ
トゥーツ。若手女性クライマー。そのへんの男性ヘボクライマーより強い。わたしよりも登れる。悔しい。

 

バギオのクライミング・ライフ
彼女はダルマ。なんと12歳。幼いが彼女も強い。

 

バギオのクライミング・ライフ
ヴィンス。おデブちゃん。力はあるが重いので実力はそれなり。彼はフィリピン人にしては珍しく時間を守る男。しかし彼だけしか守らないので予定通りにことはすすまない。

 

バギオのクライミング・ライフ
このような素敵なクライマー達が集まっている。わたしはかなりの頻度でLAGALAGのウォールにいるので、気になる人は遊びに来てほしい。フィリピン人クライマーたちも日本人大歓迎といっている。初心者でもまったく問題ないのでお気軽にどうぞ。

まとめ:LAGALAGには新たなバギオ留学ライフの楽しみ方がつまっている!

まとめ:LAGALAGには新たなバギオ留学ライフの楽しみ方がつまっている!
以上、バギオのクライミング事情でした。それにしても、長いバギオ英語留学の歴史の中で、クライミングについては誰一人として触れてこなかったのではないだろうか?
ここは当然、この場所に辿り着いたわたしの取材力の高さを強調しておきたい。Phil Portalライター陣(特にドケチ岩辺)からの嫉妬が怖いが、そんなひがみは恐れずに、これからも役に立つ情報をシェアしていきたい。

冒頭でもいったが、せっかく山岳地域バギオにいるのだから、アウトドアで遊ぶ経験をしてもらいたいのだ。先生や友達とは一味違った会話ができるので、勉強した英語を実践する機会にもなるだろう。
おっとそういえば、もともとはアウトドアショップを紹介する企画だった。LAGALAGのアイテム、いいものがそろっているので、ぜひお土産にどうぞ!

LAGALAGの基本情報

英語名 LAGALAG
住所 Upper Session Rd, 2600 Baguio City, Cordillera Administrative Region, Philippines
営業時間 10:00~19:00
定休日 月曜日
電話番号 不明
公式サイト LAGALAG

カンディアンロッキー(バンフ)でガイドとして働きながら、たまにフィルポータルに関わる人。PINESでスカラースチューデントをしていました。バンフの情報サイトBanff Portalを運営しています。

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