IELTS受検を控えて、一番緊張するのはスピーキングテストなのではないでしょうか?
TOEICを受け慣れていても、スピーキングテストはずいぶん前に受けた英検以来・・・なんて方が多いかもしれませんね。緊張してしまうと、雰囲気にのまれてしまって普段通りの力が発揮できない可能性もあります。そこで今回は、IELTSスピーキングテストの流れと、本番に向けた対策をご紹介していきたいと思います。
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IELTSスピーキングテストの流れ
1.指定された日時に会場へ
筆記試験とスピーキングテストは基本的に別日に行われます。面接試験は多少時間の前後も予想されますので、早めに会場に到着しておくようにしましょう。
受験者数が少ない場合は、午前中の筆記試験後に各自お昼休憩を取り、午後指定された時間に会場に戻ってくるケースもあるようです。
2.本人確認
IELTSの本人確認はパスポートで行われます。TOEICのように運転免許証では受け付けてもらえませんので注意しましょう。
また、指紋データのチェックも行われます。海外の空港で時々あるように、専用の機械に指を押し付けて指紋を確認されますので、スタッフの指示通りに進めます。初めて受験する方はここでさっそく緊張してしまうかもしれませんが、事前にイメージしておけば安心ですね。
3.手荷物や上着を預ける
面接室には何も身に着けていくことができません。その分、椅子に座るときの荷物の置き場に迷う必要が無いので安心ですね!
いよいよ面接室へ!
4.入室~試験スタート
スタッフの指示に従って、待合室から面接室前の廊下まで移動。
しばらく着席して待ったら、試験官の指示に従って入室します。面接官からパスポートの提出を指示されますので再度本人確認ののち、試験スタートです。音声は録音されますが、気にせず落ち着いて始めましょう。
5.テストは3つのパートで構成
スピーキングテストの時間は15分程度です。
自分自身に関する一般的な質疑応答(趣味や職業など)の後、与えられたテーマについてのスピーチ→ディスカッションを行っていきます。この部分は面接官がリードしてくれますので、言われたことをしっかり聞いて受け答えしていきましょう。
IELTSスピーキングテストの対策
スピーキングテストはぶっつけ本番!という方もいらっしゃいますが、先ほどのように流れをチェックしておくことや、本番で使えるフレーズをいくつか頭にいれておくことはとても効果的です。そこでここでは、IELTSスピーキングテストで使える英語フレーズをいくつかご紹介したいと思います。
I think that~should be….(~は…であるべきだと思う)
自分の意見を表明するのに使えるフレーズです。スピーチやディスカッションで述べるのに適していますね。
you know…/well…(えっと・・・)
スピーキングテストは、コミュニケーションのスムーズさも採点対象になります。言葉に詰まってしまった時、不自然な間が出来てしまわないように、この2つは使いこなせるようになっておきましょう。あまり頻繁に使いすぎると良くありませんが、次の言葉を考える間自然に盛り込むと効果的です。
I’d never thought about this topic, but~.(こういったトピックについて考えたことはないのですが~)
ぱっと答えが出てこなかったとき、時間稼ぎに使えるフレーズです。答えが準備できていないことを前置きしてから話し始めることで、ちょっとハードルが下がって話しやすくなりますよね!
I beg your pardon, please?(もう一度よろしいでしょうか?)
相手の質問が聞き取れなかったときのフレーズです。テストで聞き直すと減点されてしまうかな、と心配かもしれませんが、的外れな答えをするよりもきちんと問題の内容を理解することの方が大切です。
My point is~.(私が申し上げたいのは~)
スピーキングテストでは、質問に対する答えを考えるのと、それを英語に訳すのを同時に行わなければならないため、まとまりのない話しぶりになってしまうことがよくありますよね。しかし、このフレーズでまとめの1文を添えることで、ぐっと分かりやすい意見表明になります。ネイティブの日常会話でもよく使われるフレーズですので、この機会に覚えておきましょう!
事前のイメトレでスピーキングテストを乗り切ろう!
スピーキングテストでは、いかに緊張せず落ち着いて臨めるかが最大のポイントになります。試験全体の流れは最低限押さえておきたいところですし、場面に応じてそのまま使えるフレーズもいくつか覚えておきたいですね。
今回ご紹介したことも参考にしながら、IELTS試験を乗り切ってくださいね!