フィリピン留学は語学学校に入学して英語を学ぶスタイルが主流ですが、ホームステイで留学する方もいらっしゃいます。今回お話を伺った大矢さんもその一人。セブ島にいながらアメリカ留学できるETHOSのリアルな感想を教えていただきました。
大矢優里香さん(大学生)
費用面で先送りも本当はアメリカ・カナダで長期間留学したい大学生。2カ国留学を視野に入れている。ホームステイに強いこだわりを持ってETHOSを選択。
留学先 | ETHOS |
---|---|
満足度 | |
留学期間 | 4週間 |
英語力 | TOEIC500点 |
フィリピンでリーズナブルにアメリカ留学
—はじめに、日本では何をされていましたか?
大学生です。現在大学の春休みでそのうち1ヶ月間を利用して留学に来ています。休学はしていません。
—留学しようと思ったいきさつを教えていただけますか?
高校時代にも1週間カナダにホームステイしたこともあって、もともと留学に興味がありました。大学生のうちにいつ行こうかとタイミングを見計らっていたところでした。
大学に入って英語力が落ちてきたことを感じていたので、今かなと思いました。親も応援してくれて費用の半分を負担してくれたので頑張ろうと決めました。
—カナダでもホームステイを経験されていたんですね。では今回留学先にアメリカ・カナダなど欧米諸国ではなくセブ島を選んだ理由を教えてください。
またカナダに行きたくて、いろいろ調べましたがやはり高かったですね。アメリカも含めて視野に入れていましたが、やはり金銭面でこちらの方が費用を抑えられたのでフィリピンを選びました。
リーズナブルにホームステイできるところがないかと絞って検索したところETHOSがヒットしました。講師がネイティブの方ということが何より魅力的でした。
—それでETHOSに行き着いたわけですね。
はい。でも私としては今回で留学を終わりにしないという気持ちがあります。これまで1人で海外に1ヶ月間も滞在したことがなかったので、これを機に違う国にも行けたらと思っています。なので今回はコストを抑えながら英語を勉強しようと考えていました。
本当は3ヶ月ほど留学したかったですが、大学を休学したくもなかったので1ヶ月に設定しました。
アメリカ人講師によるきめ細かい授業
—大矢さんはここに来る前どのくらいの英語力でしたか?
文法は頭に入っていましたが、実際に外国で話そうとするとうまくできなかったですね。ETHOSに来る前はアルバイトに忙しく、事前に英語の勉強はできませんでした。
—ETHOSでは何コマ授業を受けられていますか?またどんな授業があったかお伺いしたいです。
4コマです。マンツーマンはそのうち1つですね。午前中はカンバセーションといって、写真を見てそれをテーマに話すなど、ディスカッションのような授業をします。
基本的には生徒と講師は2対1か3対1の割合で授業を受けていますね。2時間目はリーディングで本を読んでいます。3時間目がプロナンスエーション、発音の授業で教科書やプリントを見ながらひたすら発音の練習をします。
4時間目がマンツーマンでグラマーをしています。今思うと4時間という授業数は少なかったですね。6時間くらいあっても良かったかなと思います。
ただネイティブの先生の授業をフィリピンで受けられるのはETHOSならではだと思います。
—たしかにフィリピンでネイティブ講師というのは珍しいと思います。英語伸びは実感できましたか?
学校の先生に関しては、わからないことがあれば、聞き取りやすく答えてくれるのでとても助かります。正直なところ1ヶ月では不完全燃焼ですね。ただ耳が英語に慣れてきているのは実感しています。
—不完全燃焼でしたか。ではここに来る前にやっておけばよかったことはありますか?
単語をもう少し覚えてくればよかったと思います。今、語彙力のなさを痛感しています。
—日本から持ってくればよかったものなどあれば教えてください。
自分を紹介するネタになるものがあるといいですね。ホームステイなので家にいるときに会話のネタになるような、自分を説明できるものがあるといいかもしれません。
ホームステイで体感するリアルなセブ
—留学するにあたって、不安はありませんでしたか?
来る前はすごく不安でした。一人で飛行機に乗るのも初めてだったので。
セブはリゾートのイメージがありましたが、ホームステイ先はかけ離れた雰囲気でした。ただ、フィリピンの現状を肌で感じられますから、そういう意味で授業時間外は貴重な体験ができているかと思います。食べ物はおいしいし、ホームステイ先にいらっしゃる、学長バリーの家族もみんな優しいです。
—今回ホームステイをされていますが、いかがですか?
とても快適です。まるで自分の家にいるようです。私が利用している部屋は2人部屋で、少し前は2人で使っていましたが、ルームメイトが帰って今は1人で使っています。
ただホームステイ先が、大きな道路に面していて少し騒々しいです。慣れましたが最初は大変でした。これに関してはホームステイ先にもよるのでなんとも言えないですね。
—ご飯はどうしていますか?
朝食は作ってもらえます。昼食は、学校がある日には用意してもらえます。夜は自分でお店に行って買っていますね。自分で作ることはなく出来合いのものを買って食べています。
—平日、土日それぞれの過ごし方を教えてください。
平日は4時くらいまで学校で宿題をして、帰ってから勉強しています。私の留学期間中の土日にはセブのイベントが多くあって外出することが多かったですね。
基本的に日曜日は学長のバリーの家族と教会に行って、聖書を読んだりします。さらにはスタッフの結婚式もあったり休日はいろいろなところに連れ出してもらってとても楽しんでいますね。
弱点を認識し、次の留学につなげる
—とても充実した留学生活ですね。ETHOSを星5つで評価するとしたらどれくらいですか?
4つです。授業はすごく丁寧で優しいです。ですがもう少し厳しく指摘してもらえた方がより成長できたのではないかなと思いました。バリーはすごく厳しくてダメなところはしっかり指摘してくれます。でも優しい先生はそれを大目に見てくれてしまいます。そういう意味で星4つにしました。
ただ英語を聞くことに違和感は無くなりましたし、自分の語彙力不足も確認できたので収穫は大きかったです。ここで得た課題を次の留学につなげたいと思います。
—ありがとうございました。最後に、フィリピン留学しようか迷っている方にアドバイスをお願いします。
お金の話になってしまいますが、欧米での留学に比べてリーズナブルにネイティブ講師の授業が受けられるところはとても魅力的だと思います。マンツーマン授業も受けられます。
またホームステイ先が中心街から離れたところにあったおかげでセブのリアルな生活が体験できました。これは自分にとってとてもいい経験になりました。他の語学学校ではできないことだと思います。
インタビュー後記
ETHOSでのホームステイ留学を経験して自身の弱点である語彙力不足を確認した大矢さん。ホームステイならではのイベントを通してリアルなセブを体感し、英語学習にとどまらない海外の雰囲気も経験できたことが大きな財産だと語られていました。
1ヶ月という期間に感じた不完全燃焼感を次回の留学に活かし、引き続き英語能力の向上に努められる大矢さんの姿を想像することができる、そんなインタビューでした。
【フィリピン留学のEthos】ネイティブアメリカ人の校長インタビュー
フィリピンでアメリカ留学を実施する語学学校「ETHOS(エトス)」の校長「Barry(バリー)」さんに、語学学校を始めるまでの経緯、フィリピンで英語を教える理由を伺いました。これからETHOS(エトス)への留学を考えている方は、ぜひ記事をご覧ください。
フィリピンでアメリカ留学してきた【ETHOSの徹底取材】
フィリピンセブ島にあるアメリカ人が家族で経営する語学学校『ETHOS(エトス)』に徹底取材を行った。ETHOSの施設や授業の様子、そして実際に宿泊も行ったので、内部の様子をつつみ隠さず詳細にレポートしていきたい。