34年前に会社員生活にピリオドを打ち、現在は伊豆大島にてダイビングのインストラクター兼ダイビングショップを経営する川嵜さん。11回の留学経験を持つ川嵜さんの英語学習に対するビジョンと英語を学ぶ意義について語ってもらいました。
川嵜和光さん(73歳)
11回のBECI校への留学経験を持つ。経営するダイビングショップをスタッフに任せて、今回は1ヶ月の短期留学。今後はTOEICにも挑戦予定。
留学先 | BECI |
---|---|
満足度 | |
留学期間 | 1ヶ月 |
英語力 | 基本的なコミュニケーションは問題なし |
27歳でダイビングインストラクターに。気づいた英語の必要性
川嵜和光です。「かずみつ」と読みますが、みんなからは「わこう」と呼ばれています。
— では私も和光(わこう)さんとお呼びさせていただきます。現在のご年齢を教えていただけますか?
73です。
— 英語に興味を持ったのは何歳でしたか?
27歳でインストラクターになってから、アメリカ人のダイビングの講師やイタリア大使館の方と交流する機会があり英語が必要だなと感じましたね。ずっとその気持ちは抱えつつも、なかなか時間が取れず、6年前ようやくBECIで英語学習をスタートしました。
— どういった経緯で伊豆大島に移住され、現在のお仕事を始められたのでしょうか?
元々は東京の計測器メーカーで技術屋として研究開発をしていました。退職後は、関東近辺でインストラクターをしながら、余暇に伊豆大島と海外を訪れてはダイビングをしてました。伊豆大島に移住して、ダイビングショップを始めたのは40歳になってからです。
— なるほど。和光さんは何度もバギオ留学を経験されていると伺っております。
11回です。回数は多いですが最初の留学で6ヶ月、翌年にまた6ヶ月、また翌年に1年。そのあとは3ヶ月おきにこっちに来て1ヶ月程度の短期留学を繰り返してるといった具合です。
英語学習にもっとも大事なものは自分の意思
— ダイビングされるとなるとセブの学校をお選びになるのかと思いました。
あくまでメインは勉強です。セブに留学したら確実に海に遊びに行ってしまうのでわざと離れました笑。あと最初に学校を選ぶときに、できるだけ日本人生徒がいない環境をネットで調べたところBECIがヒットしたんですね。
※BECIの日本人生徒の割合は基本的に1割未満
— 留学された11回は全てBECIですか?
ぼくは先生は多少違えど、どの学校を選んでも本人の意思が一番重要だと考えています。土地や人に慣れたこともありますが、生活環境に限っては学校のある場所によって大きく変わるので、セブに比べると気候が良い、閑静で治安も良好なバギオにしました。そして意外に美味しいレストランが多いことも、気に入っています。
改善してほしいと思うところを強いてあげると、校舎から校舎に行く時に傘ささないといけないところですね。ここだけ直してくれれば最高です。
— 次に留学するときに屋根がついてたら最高ですね。
将来はそうなるんじゃないですか?
— 期待しましょう笑。11回も留学されると学校側の課題もみえたりしますか?
マネジメントですかね。先生が気持ちよく働ける環境づくりが、ひいては良い生徒を育てるのだと思います。
— 先生に緊張がみられたりするということですか?
いえ、そういうことではなく先生にとっても働きがいがある学校ということが大事。だから、スチューデントマネージャーも含めて、先生達がBECIを盛り立てる意欲を持って率先して動けるようになれば、もっと素晴らしい学校になると思います。
明確な目標を持って学ぶ川嵜さんの選んだ勉強法
リスニングの授業をマンツーマンで2つとっています。喋ってる間に、発音が悪いときやセンテンスを間違ってたら「いつでも指摘してください」と先生に言っています。題材は教科書がベースで、歴史や戦時中をテーマに話をすることもあります。
— 授業以外の学習などはされていますか?
宿題は出す先生と出さない先生がいますが、ぼくのマンツーマンの授業は宿題がないです。なので、授業以外の学習時間ほとんどを予習に当てています。
— 今回の留学におけるテーマ、また今後も英語学習を続けるにあたって、どう勉強を続けていきますか?
正確な発音とセンテンスづくりに注力しています。なかでも今回はブレンディングという単語と単語を結びつけて滑らかに発音することをメインに取り組んでいます。あとは、やはり目に見えるスコアも残したいのでTOEICにも挑戦しようと考えています。
英語学習を通じて育まれた想い
2020年には東京オリンピックがあるし、昨年から2400万人もの外国人が日本に来ています。それによって、外国人に対する日本人の接し方の変革が必要になっていると思うんです。若い世代の方々は自分の将来をきちんと考えている。だからお金を貯めたり、会社を辞めてでも意識のある若者は英語留学に来ていると他の生徒さんをみて感じます。
— 川嵜さん個人としてはどうでしょうか?
ぼくの歳でも本気でやればある程度のところまでいけることを、周りの人にも見せたい。「どこに行っても英語が通じて、あの歳であのくらいできるんだからぼくらも頑張ろう」ってところまでいきたいです。実力がともなって、初めてその人の言葉に説得力が備わると考えています。
— 言葉に説得力がついたとき、具体的に「誰に」「なにを」伝えたいですか?
次世代の日本のリーダーになる人たちです。みんな英語が必要だと頭では知ってるけど体で感じてないから行動に移せない。解決には、それ相応の権力とお金を使えるリーダーが理解して率先して変わっていく必要があるからです。
— たしかに体制の側にアプローチすることも重要ですね。今後の最終的な目的はありますか?
人の役に立つことです。ぼくはダイビングはプロフェッショナルですが、英語はまだ学んでいる途中です。今後は英語を学習する側から、英語について誰かの気づきにアプローチするようなことを発信するメッセンジャーになりたい。
— 和光さん、ありがとうございました。インタビューは以上で終了となります。
インタビュー後記
自らの行動を通じて英語学習の必要性を説き、日本の課題として捉えられている和光さん。国の英語に向き合う姿勢・体質を変えるためにも「まずは自分が実践者にならなければ説得力がない」というポリシーのもと、ストイックに語学学習を継続されています。BECIマネージャー張田さんのお話によると、留学生活ではほとんど日本語を話されないそうです。
フィリピン留学では、質の高い英語を学ぶことができるのはもちろん、日本で普通に生活していては絶対に出会えない層の方と肩をならべて考えを突き合わせることができます。英語学習に加え、そんな出会いがあなたの人生や選択をより豊かにしてくれるのではないでしょうか。
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