フィリピンでは外国人の移動手段として、タクシーが一般的です。
その理由はシンプル。安いからです。
とくにフィリピンのセブ島では電車がありません。つまり、移動の選択肢はジプニーかタクシー。「ジプニーってなに?」って人は以下の記事をどうぞ。
フィリピンのジプニー( Jeepney )|乗り方・金額・注意点まとめ
ジプニーは安いけど盗難が怖い…。
という訳で、ほとんどの外国人はタクシーを利用します。
さて、フィリピンではタクシーの初乗りが30ペソ(約80円)です。
安い!ありがとうフィリピン!と思いつつも、ふと思うことがありました。
タクシー運転手ってどれくらい稼いでるの?
というわけで、タクシー運転手に聞いてみました!
フィリピンのタクシー運転手の月給は?
15,000ペソ(42,000円) ※正確には出来高制です。
意外と高い!
フィリピンの就職事情や物価事情が分かる人なら驚くのではないでしょうか?
ぼくも驚きました。
というもの、タクシー運転手は、語学学校講師よりも稼いでいるためです。
※学校講師の給料は、12,000ペソが相場。
出来高制という部分は気になりますよね。
さらに深堀りして聞いてみました。
フィリピンのタクシー運転手の収益表とは
タクシー運転手の、1日収益を表にまとめました。
売上 | 3,500ペソ/日 |
---|---|
タクシーレンタル代 | 1,300ペソ/日 |
ガソリン代 | 1,200ペソ/日 |
つまり、1日あたり1,000ペソ(約2,800円)稼ぎます。
したがって、1,000ペソ/日 × 15日 = 15,000ペソとなります。
尚、タクシー運転手はシフト制でして、
24時間働く→1日休む→24時間働く→無限ループ…らしいです。
つらい。。。
ジプニー運転手はどれくらい儲かるの?
タクシー運転手の給料がわかったら、ジプニー運転手の給料も気になりますよね。というわけで、聞いてみました!
売上 | 2,000ペソ/日 |
---|---|
ジプニーレンタル代 | 600ペソ/日 |
ガソリン代 | 600ペソ/日 |
つまり、1日あたり800ペソ(約2,200円)稼ぎます。
月給換算では、800ペソ/日 × 15日 = 12,000ペソとなります。
- タクシー運転手の月給:15,000ペソ
- ジプニー運転手の月給:12,000ペソ
タクシーのほうが儲かるのか。
じゃあ、なんでジプニー運転手は転職しないんだろう?
その秘密は、◯◯にありました!
ジプニー運転手がタクシー運転手に転職しない理由
その秘密は、強盗でした…/(^o^)\
タクシー運転手との会話をご覧ください。
ぼく「ジプニー運転手は、なんでタクシー運転手に転職しないんですか?」
運転手「強盗のせいかな!HaHa!」
ぼく「うぉ、まじですか。ちなみに強盗に遭ったことあります?」
運転手「もちろんさ!2回経験したよ。とくに深夜の時間は危ないね。1回目はナイフで脅されて、2回目は銃を突きつけられたよ!HaHa!」
ぼく「それはそれは…。そのときはお金を全部渡したんですか?」
運転手「タクシーごと渡したよ!HaHa!」
ぼく「え!?タクシーごと?!?保険とかあるんですか?」
運転手「会社の保険があるのでなんとか助かったよ!」
つまり、タクシー運転手の給料は高いけど、強盗に遭う確率が高いようです。
フィリピン恐ろしや…。というか、こういった話を笑いながら話せる運転手もまたすごい。
ちなみに余談ですが、フィリピンで免許証を取ればだれでもタクシー運転手になれるとのこと。試験は無いようです。日本人でもなれるみたいですが、さすがにビザは降りないでしょう。
まとめ
意図しているわけではないのですが、最近はフィルポータルに強盗ネタが増えてきました。日本人が被害に遭う確率は低いですが、最低限の注意はすべきですね。
タクシーを呼ぶ際にはEasy TaxiかGrab Taxiというアプリを使うことが一番安全です。使い方は以下の記事からどうぞ!
【GrabTaxi】フィリピンで『安全』かつ『安く』タクシーに乗る方法【EASYTAXIとの比較】
GrabTaxiをご存知でしょうか。GrabTaxiとはタクシー乗車アプリでして、フィリピンを含む東南アジア全域で利用者が増え続けています。フィリピンはタクシーのぼったくりが多いため、GrabTaxiやEASYTAXI(GrabTaxiの競合)のようなタクシー乗車アプリの利用を強くおすすめいたします。
【Easy Taxi】フィリピンで『1番安全に』タクシーに乗る方法
フィリピンで安全にタクシー乗車ができるアプリ『EASY TAXI』の紹介記事です。利用料金70ペソで、簡単にタクシーを呼ぶことができます。フィリピンでタクシー移動をする際にはぜひご活躍ください!