アハプオットーラオ♪(バジャウ語のこんにちは)
どーも。バジャウ族の松田大夢です。
僕はセブ島でバジャウ族ツアーというのを行っています。
バジャウ族って何者なんだ!?っていう疑問と好奇心に応えるバジャウ族の魅力と生活を凝縮したツアーです。
今までバジャウ族の人たちに対して小規模ながら雇用を与えるという個人的なボランティアとして行ってきたそのバジャウ族ツアーをこれから少しずつ本格化させてこうと今準備を進めています。
ありきたりなセブ島のツアーでは面白みに欠ける…
日本人のツアーガイドが日本人を案内するツアーって海外の異国の地で日本語で話が伝わるという安心感があります。
でもなんか面白みに欠けないですか?
海外で現地の人とコミュニケーションをとりたい!と思っている方もきっと多くいることでしょう。
英語を話せる外国人ツアーガイドもなんかありきたり。
そこで思いつきました。
バジャウ族を日本語の話せるツアーガイドにプロデュースしよう!
異国の地でローカルの人たちに現地の言葉で挨拶をしたら凄く喜ばれたっていう経験があるという方は少なくないと思います。
日本人も同じです。
異国の地のフィリピン路上で半裸で道を歩いてるお腹がポコンと膨らんだローカルのおっちゃんが
『コンニチワ!アリガト!カワイー!マリアオザワ!』
など知ってる日本語の単語を並べて声かけてくるだけでもなんか楽しくなりますよね?
漂海民とも呼ばれ国境ができる前から海の上で自由に生活してきたバジャウ族がバジャウ族ツアーのお客さんの前で魚を捕まえて『サカナイッパイ』と片言の日本語を話したらギャップ萌えすること間違いなしだと僕は確信しました。
バジャウ族の友達のデンジに日本語を教える
そこでまずは、バジャウ族ツアーの僕の相棒のデンジに日本語を教えることにしました。
デンジ・オスマン(26歳)の簡単なプロフィール
- 長男ジェイコブ、長女ジュマイリン、次女カイラ、三女ジェアの4人の子持ち。
- 嫁ジョアナ25歳(巨乳)
- 両親が離婚し、母親と父親が両方とも再婚して兄弟が20人ぐらいいるが小さい兄弟の名前はほとんど把握していない
- 約20人兄弟の長男
- 好きな食べ物はフィリピンのBBQ
- パクチーは食べれない
- 小さい頃の夢は自分のバイクを持つこと
- 6人家族で月5000円ほどで生活しているため、ほぼ一日一食で生活している
- ほんとにご飯が全然ない時もあるのでその時は4歳の息子と2歳の三女にご飯を食べさせる
- 最近、タガログ人の10歳のストリートチャイルドを家族に加え面倒を見てあげてる
- 数年前まではドラッグをやっていたがずっと前にやめてから一度も手を出していないという強い意志の持ち主
- 筆者松田大夢がシュノーケルを何者かに盗まれた時にバジャウ族の仲間に聞き回って犯人を特定し、犯人を包丁で脅してシュノーケルを取り返してくれた友達想いのやつ
- 昔お金を貯めて買ったテレビとDVDプレイヤーを何者かに盗まれて、その時も仲間に聞きまわって犯人を特定し、親から盗んだ銃で犯人をホールドアップし盗まれたものをすべて取り返したという大切なものは全力で守るやつ
- 幼い頃両親が離婚した時に親に捨てられ、ばあちゃんに育てられた。少し前まで自分のことを捨てた両親のことを毛嫌いしていたが、最近になって親子関係を取り戻しつつある
僕が書いたプロフィールとデンジの見た目からはちょっと危なそうな印象を与えるかもしれませんが1年以上彼と付き合いをしてきた僕は彼のことを友達想いの優しい心の持ち主で信頼できるいいやつだと断言できます。
デンジの末っ子のジェアはまだ歩くことのできなかった小さい頃から成長を見届けています。
デンジは日本語を勉強するモチベーションMAXなので日本語を覚えるのがめちゃくちゃ早いので教えがいもあります。
意味わからないタイミングで
『ナンカアイツラヤバイ』
とか言ったりするのは彼の愛嬌ですね。
外国人向けの日本語教室のようなガッチガチのつまらない日本語を彼に覚えさせるつもりはないので、もしかしたらだんだんとデンジの話す日本語は僕の口調に似てくるかもしれないです。
それでは、そのバジャウ族デンジの日本語を動画でご覧ください♪
バジャウ族のデンジ:初めての日本語
バジャウ族のデンジ:まんたまんズ
【デンジの日本語】という動画をシリーズ化して作成しこれから不定期的にYoutubeにアップしようと思ってるので是非ご覧ください。
これからのデンジの成長に期待です!