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東南アジアの子どもたちに学ぶ心の豊かさ

こんにちは!旅するクリエイターKEI(@aroundthesekai)です。

今回まるまる1年ぶりに、フィリピン・セブへ帰ってきました。思い返せば、右も左も分からず飛び出した日本。1人で海外に行ったこともなければ、英語も喋れず、勢いのまま無事、約1年間に渡る旅路(世界一周)を果たしました。

以前Phil Portalで記事を書きましたが、ぼくにとってフィリピンは世界一周1カ国目でとても思い入れの強い国です(そのときの記事はこちら)。きっと、3ヶ月のフィリピン留学がなければ、ぼくは今のように“国際的な感覚”を身につけることなく、なんとなく旅をしていたと思います。

 

旅するクリエイターKEIがフィリピンでドローンを飛ばして感じた大切なこと
言語が話せなくとも旅は出来ます。南米では英語はほとんど通じませんでしたし、ヨーロッパをヒッチハイクで旅した時も田舎では「シティ」という単語も通じなかったのを覚えています。そこは持ち前のコミュニケーション能力で乗り越えるも、世界一周の旅をより魅力的なものにしてくれたのはフィリピンでしっかり英語を勉強したからですかね!

今回、フィルポータルに動画制作を中心にコラボしようと企画をいただいて、1年ぶりにフィリピン・セブに帰ってきました。当記事ではドローンで空撮した映像もご紹介していくのでぜひ最後までお楽しみください!

もくじ

フィリピンで空撮!フィルマーとしての初めての仕事に胸を膨らませる


24歳。大学を卒業してたった3ヶ月、ぼくは今、旅を仕事にしています。旅をして、映像や文章、写真などを自分という人間のフィルター/感性に通してあの手この手で世の中にアウトプットする日々は刺激的で毎日がワクワクの連続。毎日が夏休みのようで、自由研究に没頭しているような感覚。

しかし、ぼくは元々こんな生き方ができるとは全く思っていなかったのです。というのも、今ぼくがやっていることは、どれもまだ始めて1年半以内のもので全て独学だからです。旅をしながら、備忘録のつもりでつくっていた動画制作やブログ。それが今では、こうして世の中のためになっていると感じると、ものすごく嬉しいですよね。

そして今回からは、世界一周の時には持っていなかった新武器ドローン。日本では規制が厳しくなかなか飛ばす場所がないドローンですが、フィリピン・セブ島ではセブシティ外なら飛ばせるそうです(2017年7月現在)。ということで、マクタン橋付近からさっそく飛ばしてみることに!

いざ、ドローンでフィリピン空撮!

マクタン島

マクタンを空から撮るとこんな感じになります!海の上に家が造られているのがわかりますね。この東南アジアのプレハブでできた家々。これが上から見えちゃうところは空撮の醍醐味です。

ドマゲティの朝日

セブシティから6時間。ドマゲティの朝日をドローンで撮ると、こんな感じです。大迫力の静けさが伝わってきますね!

ドゥマゲティからは惚れ薬があると言われているシキホール島への船も出ています。シキホール島への行き方は下記の記事からどうぞ!

惚れ薬のある島?セブシティから秘境シキホール島への行き方

アイランドホッピング

アイランドホッピングさえもこのように!こんな青い海に飛び込んでみたい!そう思わされる1シーンです。

注意事項
世界中でドローンを飛ばす際は、ローカルルールを守ってください!
この前まで飛ばしてOKだった所も、最新のルールではどうなっているか分かりません!罰金、最悪の場合は逮捕だってありえます。国内外問わず、飛ばす際はしっかりとした事前の下調べが必要です。

フィリピンの子どもたちに学ぶ心の豊かさ

フィリピンの子どもたちに学ぶ心の豊かさ
日本でも、まだまだ珍しいドローン。セッティングをしているだけでこんなに子供が寄ってきます。みんな「なにこれなにこれ…!?」と目をキラキラさせて!

去年はじめてフィリピンを含め東南アジアの子達と触れ合って、自分の中で何かが変わりました。東京で育ったぼくは「お金があること=幸せ」の方程式が存在するというガチガチの固定観念があったのですが、どうやらそうではないみたいです。旅を通して、また彼らを見ていて、“イコール”でないことに気付きました。

 

東南アジアの子どもたちに学ぶ心の豊かさ
「彼らは決して裕福ではないけれど、ぼくら日本人がなくしてしまった“何か”を持っていて、心は貧しくない」そう感じました。逆にお金やちゃんとした教育制度があっても、心が貧しい人は日本にたくさんいることに気が付きました。彼らは、面と向かって喧嘩もするんですが、みんなで分け合って、みんなで助け合っています。

 

東南アジアの子どもたちに学ぶ心の豊かさ
もちろんスマホもなければ、ゲームもない。自分たちで新しいゲームを作っては、無邪気に笑っている。ぼくが、ぼくらが東京でクヨクヨしている間も、裸足で、まっすぐな笑顔をしているんですよね。

 

東南アジアの子どもたちに学ぶ心の豊かさ
時々、彼らが羨ましくなります。もちろん“ある”に越したことのないお金ですが、あればあるだけ幸せってわけじゃないんですね。彼らの笑顔を見て何か感じるものがあるなら、旅に出てみるべきだと思います。自分の生き方や人生観を見つめ直す、いいキッカケになるはずです。

「旅するクリエイター」としてフィリピンに戻ってきて

「旅するクリエイター」としてフィリピンに戻ってきて
今回まるまる1年ぶりにフィリピン・セブに帰ってきて感じることは、右も左も分からなかったあのビギナー旅人の頃と大して変わりません。

ぼくは「クリエイターは手法であって、やっぱり目的は旅なんだな」と感じました。ドローンやGoProという最新ガジェットを手に、今は活動していますが、目に入るものは子供たちの笑顔だったり、人間としての生き方だったりします。

 

「旅するクリエイター」としてこの地に戻ってきて
ますますモバイルボヘミアン、次世代ヒッピーに近づこうと、今は旅するクリエイターという“サナギ”のような位置にいますが、発信することで、誰かの人生が少しでも色鮮やかになることを信じて…ぼくはもう少しだけ旅を続けます。

フィルポータル × 旅するクリエイターKEI

最後にここまで紹介してきた動画を使って制作した映像を2つ紹介します。みなさんの一歩を後押しできることを願って…!

Let’s go Philippines

 

Good Vibes only the Philippines

 

インタビュー記事はこちら!

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。生まれも育ちも東京で、長年シティーボーイだったが、旅を通して「自然」の大切さを再確認し自身のブランドを立ち上げる。「旅」をし、旅から学んだものを文章、映像、写真の手法を駆使し、とにかく「伝える」ことが現在の仕事。ライター/フィルマー/カメラマンとして活躍をしている。好きな飲み物は「チャイ」。ブログFacebook Instagram

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