海外旅行の魅力として「日本では出来ない体験」が挙げられますが、カジノもその一つでしょう。
この記事では「興味はあるけどちょっと…。」というカジノ未経験者の方向けに、セブ島の代表的なカジノとゲームについてまとめました。セブ旅行を考えている方は是非ご覧ください。
カジノについて
カジノは日本では違法とされており、そのせいか日本人的には「カジノはアブナイ遊び」としての固定観念がかなり強いです。しかし、世界に目を向けると130カ国以上もの国でカジノは合法化されており、一つの娯楽にすぎないという認識であると思います。
また日本でも2016年にIR推進法(カジノ法)が成立したことから、近いうちに日本にもカジノができる可能性は非常に高く、日本人がカジノを身近に感じる未来もすぐそこであると言えるでしょう。
セブ島カジノについて
フィリピンのカジノでは年齢制限として男性は21歳以上、女性が18歳以上と定められています。また、入場の際にパスポートの提示を求められることもあるので学生は注意が必要です。
ドレスコードについてセブ島カジノはかなりユルユルで、よっぽどの格好をしていない限りは大丈夫な様です(しかしキャップは注意されることがあるそうなので避けましょう)。
客層はお店によってもまちまちですが、外国人観光客だけでなく現地の人も当たり前の様に遊んでいます。また、実際行ってみると気づくと思いますが、日本人のおじ様方を見かけることも多いです。
また、フィリピンカジノはゲーム中に周りの客が茶々を入れてくることがあり、雰囲気はシンガポールや欧米と比べても緩いため初心者向けであるかもしれません。
セブ島のカジノ場
セブ島の多くのカジノはIR(ホテルや劇場などと統合されている施設)で、ここで紹介する全てのカジノもホテルと一緒になっています。
ホテル泊が高すぎて難しい人もビジターとしてカジノは利用できるので、宿泊は安いゲストハウスにするのも一つの策です。ゲストハウスについて詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
セブ島で安いホテルを探しているならゲストハウスに泊まるべき!
ウォーターフロント セブシティ ホテル & カジノ
引用元:WATERFRONT CEBU CITY HOTEL AND CASINO
英語名 | Waterfront Cebu City Hotel & Casino |
---|---|
住所 | Salinas Dr, Cebu City, 6000 Cebu |
営業時間 | 24時間 |
客層 | 観光客、現地人両方 |
ゲーム | スロットマシーン ブラックジャック ポントゥーン バカラ スーパー6 ポーカー ルーレット Red/White その他 |
Waterfront Cebu City Hotel & Casinoはセブ島で一番盛り上がっているカジノといってもいいでしょう。規模も大きく内装も煌びやかなので、カジノの雰囲気を存分に感じることができます。
ウォーターフロント エアポート ホテル & カジノ マクタン
英語名 | Waterfront Airport Hotel & Casino Mactan |
---|---|
住所 | Airport Road Lapu Lapu Cebu , 6015, Cebu |
営業時間 | 24時間 |
客層 | ホテルの宿泊客か現地人が多め |
ゲーム | スロットマシーン ブラックジャック ポンツーン バカラ スーパー6 ポーカー ルーレット Red/White その他 |
セブシティのWaterfrontと同系列のホテルですが、カジノはセブシティのほど煌びやかさや賑わいはありません。マクタン国際空港と激近ですので、空港での時間つぶしには最適です。
Jパーク アイランド リゾート & ウォーターパーク セブ
引用元:Jpark Island Resort & Waterpark Cebu
英語名 | Jpark Island Resort & Waterpark Cebu |
---|---|
住所 | M.L. Quezon National Highway, Maribago, Lapu-Lapu City, Cebu |
営業時間 | 24時間 |
客層 | 外国人旅行客限定(パスポートチェック有り) |
ゲーム | バカラ、スーパー6、ブラックジャック、ルーレット(ポーカー、スロットマシーンは2017年1月時点で未設置) |
マクタンリゾートエリア唯一のカジノです。最近オープンした為建物は非常に綺麗ですが、数、種類ともにゲームはあまり充実していないです。
ゲーム紹介
カジノには日本のパチンコにある様なスロットマシーンが並んでいますが、どうせカジノに来たのならテーブルゲームに挑戦するのをオススメします。
ここではフィリピンでメジャーなゲームを3種類紹介したいと思います。
(他のお客さんが遊んでいるのを観察するとルールやゲーム性をより理解できると思います。)
ブラックジャック(Pontoon)
ブラックジャックではトランプはジョーカーを抜いた52枚で行われます。
プレイヤーはディーラーとの勝負を行い、プレイヤーが複数いる場合には、ディーラーは複数のプレイヤーと同時に勝負をすることになります。
ルールは単純で、カードの合計値が21に近い方が勝ち、しかしカードの合計が21を超えてしまったら(バスト)その時点で負けになります。(カードの数え方:A=1か11好きな方, 2~10=トランプと同じ数, JQK=10)
Pontoonはフィリピン版のブラックジャックで、基本的なルールはブラックジャックと一緒です。相違点としてPontoonの場合は「10」のカードを抜いた状態(48枚)のトランプでゲームが進行されます。また役も存在し、役によっては配当が1.5倍や3倍になる事からも、プレイヤー有利のブラックジャックだと言われています。
Red/White
Red/Whiteはピンポン球を使ったゲームです。
箱の上に穴が開いていて、そこからディーラーがピンポン玉を3つ入れます。箱の底には碁盤のように仕切られたマス目があり、赤、白のマスが均等に並べられています。(☆のマスも2つだけあります)あとはその落ちた3つのピンポン玉が赤、白、☆のどこに落ちるかに賭けるという非常に簡単なゲームです。
- 赤二つ、白二つは二倍
- 赤三つ、白三つは七倍
このようにレートが決まっています。トランプゲームにとっつきづらい人でも、参加しやすいゲームかもしれません。
バカラ(Super6)
バカラとはBNKERとPLAYERの二人の架空の人物がどちらがが勝つかを予想するゲームです。
勝敗については、ディーラーが3枚ずつ引いたカードの一桁目が大きい数の方が勝ちです。(BANKERの合計が14でPLAYERの合計が9なら、PLAYERに賭けていたお客さんが勝利となります。)これに加えて、レートの高いtie(引き分け)という賭け方もできます。(TIEの配当レートは一般的に8倍となっています。)
ちなみにバンカーに賭けて勝った場合は95%の配当となっており、100%であるPlayerと比べると配当が少ないようになっています。BANKERに$1賭けて勝った場合は$1.95戻ってきます。この5%の差額がコミュッション(カジノ側の利益)となります。
Super6はフィリピン版のバカラで、その特徴としてはBANKERの5%のコミュッションがありません。その代わりにSuper6というルールが存在し、BANKERが6で勝った場合に予想していた人の儲けが半分になります。
賭け方もPLAYER・BANKER・TIEに、Super6とpairという二つの選択肢が加えられます。Super6はゲームでSuper6が起こること(BANKERが6で勝つこと)を、pairはBANKER(PLAYER)の引くカードの1枚目と2枚目が同じ数字だと賭けることです。
配当レートは、Super6が12倍、pairが11倍です。バカラ(Super6)は、賭け方を知っていれば難しいことは考えなくても楽しめるシンプルなゲームです。
まとめ
以上がセブ島カジノについてのまとめです。
カジノはホテルの敷地内にあり、基本的に安全ですが貴重品の管理には注意が必要です。また大負けしたら、旅行の間相当ブルーになってしまうので予算を決めてほどほどに遊ぶのが鉄則でしょう。
雰囲気だけでもテンションは上がるのでセブ島にきたら是非体験してみてはいかがでしょうか?