バギオで語学留学をすることに決めた皆様、フィリピンへようこそ!
理由はそれぞれあれど英語を勉強すること、新しい出会いにワクワクされていることだと思います。しかし同時に不安も少なからず持たれているのではないでしょうか?
「海外は初めてだしなあ…」
「マニラ空港って大丈夫?」
そんな方も多いのではないでしょうか?そこで今回はバギオにある語学学校JIC、TALK ACADEMYのピックアップに同行させていただきマニラ空港ピックアップについて徹底取材してきました。
これからバギオに留学する皆様要チェックですよ!
もくじ
マニラ空港について
まずはマニラ空港の概要について説明いたします。正式名称はニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)と言います。
「フィリピンの空港ってどうなの?」
気になりますね。正直にお答えすると…あまりよろしくはありません。
フィリピンの主要空港である首都マニラ(Manila)のマニラ国際空港はこのほど、2年連続で「世界で最悪のターミナル」に選ばれた。
旅行関連サイト、「The Guide to Sleeping in Airports(空港で眠るためのガイド)」が利用者を対象に調査したところ、混雑したマニラ空港の第1ターミナルは、「快適さ」と「利便性」、「清潔さ」、「顧客サービスの質」で最も低い評価を受けた。
快適さという面では早速フィリピンの洗礼を受けることになります。
世界各国にある空港の評価を行っている民間の評価サイトで、2011年から3年連続でワースト・ランク1位に入っていたマニラ国際空港が、2014年には同4位となり、2015年度の評価ではワースト10から外れ、改善の効果が現れた。
PHILIPPINES INSIDE NEWS(2015/10/26)
しかし悪いニュースばかりではなく、近年は施策が練られて改善傾向が見られます。安全面を確保することに注力するドゥテルテ氏が大統領に就任したこともあり、今後も改善が進むことを期待できます。
各ターミナル解説
旅客ターミナルは全部で4つあり、そのうち第1、第2、第3ターミナルに国際線が就航しています。第4ターミナルは国内線専用です。
第1ターミナル
4つのターミナルの中で唯一国際線専用のターミナルです。アジアのみならずアメリカ、オセアニア、中東方面など世界各地からやってくる人々の玄関口になります。
就航している航空会社
日本航空(JAL)、ジェットスター、大韓航空、アシアナ航空、チャイナエアライン等
第2ターミナル
フィリピン航空の専用ターミナルです。国内線・国際線ともに就航しています。日本からは東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡から便が出ています。
第3ターミナル
2008年に開業した最も新しいターミナルです。そのため他のターミナルよりも格段に洗練された印象を受けます。
就航している航空会社
セブパシフィック航空、全日本空輸(ANA)、デルタ航空等
第4ターミナル
フィリピン系のLCCの就航する国内線専用ターミナルです。ピックアップは行いませんがもしかしたら留学中の休暇に国内旅行で利用することがあるかもしれません。
ターミナル間移動
ターミナル間は離れているので歩いて移動することはできません。基本的にはそれぞれのターミナルに学校スタッフが待機していますが、万が一移動する際は学校スタッフの指示を仰いだ上で慎重に動きましょう。
ターミナル間の移動にはエアポートシャトルバスを利用しましょう。4つのターミナルを巡回しています。
注意点としてこのバスは有料です。20ペソ(約46円)が必要になります。またターミナル間の移動とはいえ公道を走るので渋滞に巻き込まれることがあります。
各ターミナルピックアップ詳細
マニラ空港では国際線の就航する3つのターミナルで22時から2時の間にすべての生徒のピックアップが行われます。人数の少ない時には学校スタッフと公共交通機関で学校まで向かうこともありますが、基本的にはチャーターしたバスでバギオまで向かいます。
ここでは各ターミナルを出てどこに学校スタッフが立っているのか、どんな場所で時間を潰すことができるのかを紹介します。
第1ターミナル
多くの方が利用する第1ターミナル。アライバルフロアの建物を出ると目の前には大きな横断歩道が見えます。ここではピックアップが禁止されているので自分の足で学校スタッフのいる場所へ歩いていきます。
横断歩道を渡るとスロープが二手に分かれています。上に「Arrival Extension」と書かれたボードがあり、指定の待合場所へと向かいます。学校によって違う場所を指定されているので事前に確認しておきましょう。今回同行したJIC、TALK ACADEMYではWAITING AREA「A」が待合場所なので左手に進みます。
このようなスロープを下りていきます。人がたくさん溢れている様子が確認できます。
スロープを下りきると…
いました!「TALK ACADEMY」「Baguio JIC」と書かれたプラカードを持った学校スタッフが見えます。
合流後は学校スタッフの指示を仰ぎ、指定の場所で待機しましょう。しばらく待たなければならない場合はJollibeeをはじめ軽食を取ることもできます。
待合所の道路を挟んで向かい側が軽食を取れる建物で座って待機することができます。距離的には近いですが、かなり遠回りしないと入り口にたどり着けないので学校スタッフに案内してもらいましょう!
第2ターミナル
続いてフィリピン航空の就航する第2ターミナルのピックアップの様子です。
こちらはターミナルの建物を出るとすぐに左右に道が分かれます。
ほとんどの学校では目にとまりやすい「Jolliebee」のある側を待合場所に指定していると学校スタッフからお聞きしました。建物を出て右側に進みましょう。
WAITING AREAに出るポイントで学校スタッフが待機しています。
目印にしたJolliebeeをはじめ飲食店が数軒あるので軽食を取って学校スタッフの指示を待つことができます。
第3ターミナル
最後に第3ターミナル。3つの中で唯一屋内にWAITING AREAのあるターミナルです。もっとも新しいこともあって清潔感が他のターミナルとは格段に違います。
常に人が多い第3ターミナルでは学校ごとにそれぞれ目立った場所を待合場所にしているようです。今回は黄色い両替所が待合場所となっていました。
第3ターミナル内にはレストランやコンビニエンスストアも多いので少額を両替してこうしたお店を利用して待機することもできます。
バス移動の注意点
ピックアップ生徒が全員揃ったらバスに乗ってバギオへ向かいます。
マニラ空港からバギオまでは交通状況にもよりますが5~7時間ほどで到着します。深夜の時間帯なのでマニラの交通渋滞に巻き込まれることはほとんどないです。
翌日には学校に到着して朝食を食べた後オリエンテーションやレベルチェックテストを行う学校もあるのでバスの中ではしっかり休みましょう。
その際に注意しておきたいのが車内の温度です。聞いた話によるとフィリピンのバスには冷房がついているものの温度調整ができるものは少なく、ほとんどが18度(最低温度)に設定するか、消すかしかできないそうです。
なのでマニラはとても暑いですが、バスでは上着を着られるように用意しておきましょう。今後の涼しいバギオ滞在でも確実に必要になってくるのでお忘れなく!
まとめ:もうマニラ空港は怖くない!
いかがでしたか?初めての海外、初めてのフィリピンという方もいらっしゃるかと思いますが、マニラ空港は想像しているよりも複雑ではありません。しっかりと事前に指定場所を確認しておけば学校スタッフと合流できると思います。留学生活という大きな冒険の第一歩をしっかりと踏み出しましょう!
では、良い留学生活を!
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