ACR-Iカードは、Alien Certificate of Registration Identity card の略証で「外国人登録証」と呼ばれます。
ICチップが埋め込まれ、大きさはクレジットカードと同じでビザの種類ごとに色が異なります。観光ビザは「白」、留学生ビザは「アクアブルー」とされています。
有効期限は1年で、出国時には返却義務があります。
出展:ACR I-Card
ACR-Iカードの対象者
フィリピン国内に、59日を超えて滞在する全ての外国人に申請が義務付けられています(観光・留学など滞在目的に関わらず申請をする必要があります)。
そのため、1週間〜2週間の短期留学であれば申請する必要はありません。留学期間が2ヶ月を超える方は申請が必要です。
8週間の留学はACR-Iカードは必要か?
8週間(56日)の場合、申請は不要です。ただし、フィリピン国内での滞在期間が59日を超える場合(卒業後にそのまま観光等の目的で滞在するなど)は申請が必要です。
ACR-Iカードの申請方法
ACR-Iカードは、移民局(イミグレーションオフィス)にて申請が可能です。申請用紙2枚に必要事項を記入し、受付に提出します。申請の流れはビザの更新とほぼ同じで、最後に指紋の登録が加わります。
ビザ更新の方法は下記を参考にしてください。
フィリピン(セブ島)で観光ビザ延長する方法を徹底的にまとめました
フィリピンでは30日以上滞在する場合は観光ビザ延長が必須です。当記事ではフィリピンセブ島で観光ビザ延長を忘れていた僕が『フィリピンのセブ島で観光ビザ延長する方法』をわかりやすくまとめました。記事をしっかり読んで、観光ビザ延長を方法をマスターしましょう。
必要なもの
- 申請用紙2枚(チェックリストと申請フォーム)
- 2インチ×2インチの証明写真
ACR-Iカードの申請は、2回目のビザ更新の申請と同時にする必要があります。申請用紙は移民局のHPにてダウンロードすることも可能です。
申請はほとんどの場合、語学学校が代行してくれます。申請してから発行までには、約1ヶ月かかり、郵送サービスはないため申請した場所に取りに行く必要があります。
申請用紙のダウンロードはこちら
ACR-Iカードの費用
ACR-Iカードの費用は50ドル+500ペソとなっています。日本円でいうと、2016年3月現在のレートで「約7000円」です。レートによって費用が変動するため、7000円〜8000円程度の費用を見積もるといいでしょう。
2ヶ月以上フィリピン留学をする方は、VISA代+外国人登録証(約7000円)の費用がかかるということです。
フィリピンは発展途上国ですが、2014年にARP 制度が導入されているように法律が整いはじめてきています。急なルール変更等、最新情報は常にアップデートしていきますので今後もご覧いただきますと幸いです。