知人から「幻のコーヒーが飲めるお店」の噂を聞きつけて、行ってまいりました。「シベットコーヒー(アラミドコーヒー)」という名前で、コーヒー好きの間では有名なのだとか。
シベットコーヒー(アラミドコーヒー)とは
シベットコーヒー(アラミドコーヒー)はジャコウネコの糞から採取されたコーヒー豆のことです。ジャコウネコはコーヒーの実を食ベると、豆を消化せずに排泄します。それを洗浄・乾燥させ、焙煎すると、それ独特の香りをもつコーヒーが誕生するようです。シベットコーヒーができ上がるまでのプロセスは下記のサイトで詳しく図解されています。
The most expensive coffee in the world
豆を採取する手間やその希少性から幻のコーヒーと呼ばれ、かなりの高価格で取引されています(50gで約3600円など)。
ジャコウネコの糞からコーヒー豆を採取している様子
Abaseria Café and Deliまでの行き方
「Abaseria Café and Deli」はサロサホテルの横の道(クイリーノストリート)を真っすぐ進むと、徒歩5〜10分ほどで到着します。この写真をタクシー運転手に見せれば場所が伝わるでしょう。
時が止まったかのような空間。セブ島のカフェとは思えない。
店内はこんな具合。セブ島は音楽が(うるさいくらいに)かかっているお店が多いのですが、こちらはとても静かです。
ジャコウネコの糞から作られたシベットコーヒーを飲んでみる
コチラがシベットコーヒー。器のコーヒーの色が似ていて色合いがお届けできないのが悔しいところ。猫の糞から〜と想像すると気が引けるかもしれませんが、全く気にならないほどの美味しさでした。
ついでにドリアンコーヒーというものにもチャレンジしてみました。匂いが強烈と言われているドリアンです。お味はというと...ここでは語りません。チャレンジしてみたい方はぜひお試しください。
ご飯も充実。やっぱりセブ島のカフェとは思えない件
シベットコーヒーはもちろんのこと、ご飯も充実のお店でした。お野菜・お肉(なぜか、ミート・チキンという分類)・パスタ・ご飯とメニューも豊富。ランチもディナーもいけますね。
まとめ:圧倒的なバランスの良さ
いかがでしたか。個人的には、間違いなくセブ島の中でも指折りのカフェだと思います。コーヒーを飲みにくるもよし、ランチをするもよし、お洒落にディナーを過ごすもよし。さらにはお土産までも買えてしまいます。
これだけ充実したカフェはなかなかないでしょう。ゆったりとした雰囲気がお好みの方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Abaseria Café and Deliの基本情報
英語名 | Abaseria Café and Deli |
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住所 | Gen. Lim St, Cebu City, Cebu |
営業時間 | 月曜〜土曜:9:00〜21:00/日曜:10:00〜14:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | 032 238 2064 |
WiFi環境 | あり(ネットサーフィンに少し支障がでるレベル) |
公式サイト | Abaseria Deli & Cafe |