自身の学校生活の現状や将来のことを考えたときに変りたいと願い、海外インターンに挑戦。そこで英語が必要だと感じて、留学を決めた坂口さん。
高校まで陸上競技に没頭していて大学で目標を失ってしまった坂口さんが、なぜストーリーシェアを選んだのか。バギオ留学へ一歩を踏み出すことで、どんなことを学んだのか。インタビューを通じてお伝えします。
坂口隆平さん(20歳)
高校時代まで陸上部に所属し、大学では目標なく過ごす日々が続く。そんなときに挑戦した海外インターンで英語の重要性に気づき、自身が精力的に動く中で縁のできたストーリーシェアに留学。
留学先 | StoryShare |
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満足度 | |
留学期間 | 4週間 |
英語力 | 初心者 |
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大学で様々なことに挑戦中の現在
− よろしくお願いします。まず現在、日本では何をされていますか?
大学の3回生で、文化学部で学んでいます。あとは京都のベンチャー企業で働いていて、テレマーケティングをやってます。ほとんど行けてないですが、薬局でバイトもやっています。
− 文化学部ってすごくいい響きですが、具体的に何を学んでいますか?
実際、みんな迷走してます笑。僕自身、この学部を選んだ理由は高校まで陸上しかしてなくて、急にすることがなくなって何をしようかと考えていた高校3年生のときに、ちょうどよく先生が指定校推薦の枠を持ってきてくれたからです。その中で、なんとなく興味が湧いた文化学部を選びました。
そういう進学の仕方をする学生さんも多いですよね。仕組みのあり方自体に問題があるような気がしています。例えば、今は何を学んでいますか?
個人的には興味があるのはコスタリカで、それについて調べています。軍隊を持ってないので日本に似ているのかなと思っていたら、全然違う平和に対する考え方がコスタリカにはあることを知って惹かれています。
英語はもともと好きだった。しかし…
− 英語を学ぼうと思ったきっかけは?
もともと英語が好きでした。小学校では全く勉強しなかったので、塾にも通い始めて勉強のことも少し意識し始めた中学生時代に、スタートラインがみんな同じの英語はやる気が一番出て、楽しいと感じていました。
− では、それからずっと英語は勉強し続けて?
いや、楽しかったですけど勉強自体は実際そこまでやってないですね。ずっと陸上をやってましたし。
もともと好きだったこと以外に、実際に留学に踏み出した直接的なエピソードとかありますか?
シンガポールでのインターンに挑戦したことがあって、フィールド調査をしたんです。そこで英語の重要性を身をもって感じました。ただ、英語ができなかった思い出だけではなく、あの手この手で伝えたりどうにか頑張って相手の意見を理解しようとした時に、生まれも育ちも考え方も違う人と英語というツールをうまく使えば分かり合えるんだっていう感覚を強烈に感じました。この気づきが、僕の中では一番大きなきっかけだったと思います。
− 初めから英語を目的ではなくツールと捉えている点にセンスを感じますね。
もし、日本語だけしか喋れなかったら島国で同一文化で同一民族で同一言語でマックス分かり合えても1億数千人。もし英語を使えら無限の広がりがあるなと、その時思ったんです。
きっかけになった海外インターン
− その英語を学ぶきっかけになったシンガポールインターンはどんな思い参加したんですか?同じような思いを抱えて、一歩動けていない同世代も多いかと思いますが。
大学2年の時にインターンに挑戦したんですが、それまで本当にクソみたいな学生生活を送っていて、何の目標もなくて全然面白くなかったんです。そんなある日、友達がインターンの話を持ってきてくれました。当時は挑戦することに慣れていなくて迷っていたんですが、「これ行かんかったら、お前またおんなじやぞ」と、その友達に言われて一歩踏み出すことができました。
− アツい友達ですね。じゃあ、もともとその方とはこのままじゃダメだなーなんて会話をしていたんですね。
はい。もともと陸上で目標に向かって頑張っていた頃もあったので、もう一度何かを頑張ろうってその時思いました。
− インターンから帰ってきて、そこから本格的に英語学習に乗り出したんですか?
いや、やってないですね笑。英語に興味は出たんですがそれよりも日本で次はどの環境に身を置けば、インターンで感じたような気持ちを持続して残りの学生生活を有意義に過ごせるかっていうところの方が大きくて、いろんな説明会や講演会に出席することに時間を使いました。その中で出会ったのが、京都のベンチャー起業で今はそこにお世話になっています。その企業の関連イベントで、このストーリーシェア代表の松本さんにもお会いしたんです。
バギオ・ストーリーシェアでの生活
− それでストーリーシェアのバギオ校舎に来られたんですね。では、学校生活のことを聞いていこうかなと思います。ぶっちゃけどうですか?何でもいいので、感想を。
湯船に浸かりたいですね笑。
− それは間違いない笑。フィリピンに限らず、海外あるあるですね。それが一番に出てくるということは生活面での問題はなさそうですね。
他は思った通りでした。先生もみんな面白いし、レベルにも満足しています。
− 授業数は?
ストーリーシェアオリジナルの授業2時間と発音強制、スピーキングの授業で4時間です。あとは、フリーのグループクラスですね。
− オリジナルのお授業っていうのが、サイクルラーニングメソッドですね。休日の過ごし方は?
今は時期的に雨が多いので読書ですね。ホリエモンとかアフリカについての本を読んでいます。小説は嫌いです。
− バギオのネガキャンはしたくないですけど、この時期のバギオの雨はたまに本当にうんざりしますよね。本のオススメはありますか?
『平和って何だろう』ですね。そのコスタリカの本です。基本的に読書が好きではないのでそんなに多くは読んでないです。
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環境を変えることで新たに得た視点で見る未来
これからのヴィジョンを聞かせてください。
もともと休学するつもりだったんですが、辞めるのもありだなってバギオで思いました。ストーリーシェアで知り合った友人が2人大学を辞めてきていて、それもありかなと思い始めてます。ただ辞めるのは違うと思うけど、自分の考えをきちんと持って辞めるんだったら全然問題ないなと、2人を見ていて思いますね。
− いいですね。無意識のうちにこれはこうあるべきだという意識が働いていて選択肢が気づかないうちに狭まっていることって案外多いんですよね。
そう意味ではこの学校で出会った人たちからいろんなことを学んで、選択肢が広がりました。あぁ、こんなのもアリなんだって。それこそ流田さんの働き方を含めてです。
− 長いスパンで考えている計画はありますか?
僕は夢とかがなくて、とりあえずかっこいい人間になりたいってのがベースにあります。英語をやっているのもそれが一番大きいです。
− 全面的に同意します。
あとはスローな時間を自分で作りたいと、こちらにきて思いました。それは休日にみんなでサンファンに行った時に思ったことで、それからスローな時間って具体的にどうやって作るんだろうって考えて見たら、絶対1人じゃ作れないことに気づいたんです。みんなが幸せそうにしていて、みんなで穏やかな気持ちになれなかったらスローな時間は体験できないから。
– それ、いい視点ですね。
はい。それでそういう環境を作っていくにはまず自分をもっと高めていくことが大事だなっていう結論にいま達しています。人間力っていう意味で深みのある人になりたいです。それがサンファンが教えてくれたことですね笑。
サンファン:バギオから2時間ほどでいくことができるサーフィンの聖地です。
– いいフレーズ吐きますね〜笑。すごく書きやすいです。
そこは他の語学学校に比べて休日の使い方や、自由度が高いストリーシェアならではの学びだったかなと思います。
− それはストーリーシェアの魅力の1つかもしれませんね。いい意味で変わった生徒が多いですし。そういう視点を持ってくると、英語以外にも学べることはフィリピンって多いですよね。
実際、1ヶ月の留学なんでこれで英語が完璧に身につくなんて思ってなくて、英語を学ぶことに対しての勢いづけだったり将来を考える時間だったり、新しい価値観との出会いだったりっていうことを期待していたので、本当にすごく充実してます。
インタビュー後記
お話を伺っていると一歩踏み出すまでの彼からは、私も大学生活で経験したことのある鬱屈した気持ちだったり、大学で何人もいた変わりたいと言いつつ何もしない人たちと同じような雰囲気を感じました。しかし、思い切って一歩踏み出したあとから彼のストーリーは一変したことがわかりました。
リクルートの旧・社訓「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」
短期で海外に行って人生なんか変わるわけがないという人もたくさんいますが、人生を変えるために重要な要素となる新しい「気づき」や、「原体験」に出会う可能性は十分にあると思います。