まずタイトルのネタバレから。フィジー留学とフィリピン留学を比較すると、完全にフィリピン留学のほうが優れていることがわかります。
「フィリピン留学とフィジー留学も同じでしょ?」
「どっちも格安なだけでしょ?」
このように言われることが多いですが、2つの留学先は大きく異なります。フィリピン留学とフィジー留学はなにが違うのか?そんな疑問にお答えするために記事を書いてきます。今後、フィリピン、もしくはフィジーへの留学の検討している方の参考になれば幸いです。
フィリピン留学とフィジー留学を比較してみた
当記事では以下にあげる7つの切り口から、フィリピン留学とフィジー留学を比較していきます。
- 留学費用
- 宿泊施設
- 授業
- 現地人の英語レベル
- 留学生の英語レベル
- 国際色
- 治安
それでは見て行きましょう。
留学費用の比較
ほぼ同じです。
1ヶ月当たりで、13万円〜20万円程度です。学校により差はありますが、平均すると欧米留学の1/3〜1/5と考えて間違いないでしょう。
宿泊施設の比較
フィリピン留学 | 語学学校が用意する寮 or コンドミニアム |
---|---|
フィジー留学 | 語学学校が用意する寮 or ホームステイ |
ローカル体験ができるという面では、フィジー留学に軍配があがるかもしれません。しかし、ホームステイ先から学校に通うよりも、語学学校に併設されている寮に住むほうが、時間的な節約に繋がることが言うまでもありません。フィリピン留学は短期で英語を伸ばすことに特化して設計されている留学スタイルです。
授業の比較
フィリピン留学 | マンツーマン授業 |
---|---|
フィジー留学 | グループ授業 |
大きな違いがあります。
英語初心者がグループクラスに参加すると、ほとんど話せずに授業が終わってしまいます。一方でマンツーマンレッスンなら、十分に話す機会があります。スピーキング上達には最適でしょう。
現地人の英語力
フィリピン人の方が英語がうまいです。
2013年にフィリピンは、世界で最もビジネス英語能力が高い国1位に選ばれました。実際にフィリピンで生活してみるとわかりますが、大半のフィリピン人が流暢に英語を話しています。
留学生のレベル
ほぼ同じです。
英語初心者が大半です。TOEIC換算すると、500点以下の生徒が7割以上かと思います。TOEICで700点以上をお持ちの方で日常会話に問題がない場合は、欧米留学も視野に入れておくべきだと思います。
国際色の比較
フィリピン留学 | 韓国人・日本人・台湾人・ベトナム人 |
---|---|
フィジー留学 | 日本人 |
フィリピン留学の方が国際色豊かです。
しかし、フィリピンにある日本資本の語学学校に行く場合は、日本人しかいないことに注意してください。国際色豊かで、留学費用の安いおすすめの語学学校は以下の記事にまとめています。
【フィリピン留学】ココを選んでおけば失敗しない語学学校【3校まとめ】
治安の比較
治安レベルは同じです。
外務省が発表している『危険・スポット・広域情報』をご覧ください。
退避勧告
渡航延期勧告
渡航の是非検討
十分注意
フィリピンとフィジーはどちらも黄色であることがわかります(フィリピンの一部地域がオレンジですが、この地域に語学学校はありません)。従って、治安レベルは同じであると言えるでしょう。フィリピンの治安情報は以下の記事にまとめてあります。
セブの治安情報をフィリピンで強盗に遭った僕がまとめました
まとめ
最近ではフィジー留学の人気は落ちてきています。一方、フィリピン留学者数は年々増え続けています。その理由がわかったかと思います。特に深い理由がない限りは、フィリピン留学を選んでおくほうがベターです。
以上となります。記事が参考になりましたら幸いです。
【クラーク・バギオ・ダバオ・マニラ・セブ】留学におすすめの地域はどこ?
フィリピン留学 = セブ島というイメージが定着しがちですが、セブ島以外の地域にも数多くの語学学校があります。当記事では、フィリピンの地域別の特徴をまとめました。クラーク・バギオ・ダバオ・マニラ・セブの特徴を知りたい方は記事をご覧ください。