今回はセブ・マクタン島に新しくできた話題の語学学校、セブ・ブルーオーシャン(Cebu Blue Ocean Academy)で実際に宿泊して授業を体験し、徹底取材を行いました。施設・授業等、内部の様子を順を追って書いていきます。長文のため、端的な表現で表現しています。ご了承下さい。
レポーター:伊藤 光太
フィリピン中の語学学校を徹底取材しているライターです。
Twitter: @koutaitou
取材期間 | 2日間 |
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英語力 | TOEIC750点 |
満足度 | |
ズバリ | 文句のつけようが無い学校 |
詳しい料金やコースはこちらへ。
セブ・ブルーオーシャンの場所・立地
セブ・ブルーオーシャンはリゾートホテルの中に開校されていた。セブ・マクタン国際空港からタクシーで15分から20分ほどで到着する。
2015年6月にオープンしたばかりだ。空いた時間に周辺を散策したが、学校から徒歩2・3分のところにスーパーマーケットがあり、ほとんどの日用品はそこで販売されていた。
また、入り口は人の背丈より高い大きな鋼鉄製のドアで閉ざされていて、常に警備員が常駐していた。教師、生徒、関係者が来た時のみガードマンが扉を開けてくれる。その上、校舎の入り口にももう一人警備員が配置されていた。よって治安についても心配ないだろう。
だが、発展途上国であることは間違いない。深夜に一人で外をふらつていたら確実に何か犯罪の被害に巻き込まれるであろう。もちろんこれはこの語学学校がという話ではなく、フィリピン全体における話だ。
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セブ・ブルーオーシャンの寮・滞在環境
セブ・ブルーオーシャンはホテル滞在型の学校だ。となりにあるリゾートホテルが寮となる。
入り口には受付があり、何かハプニングが起こった時には対応してくれる。更に各階に警備員も常駐している。
ロビーにはレストランが設置されているので、学校の食事に飽きた時はここで食事を取ることも可能だ。
こちらが実際の部屋だ。開校にあわせ改装したのか、とてつもなく綺麗だった。一般的なホテルよりも高級感があり、過ごしやすい環境になっていた。
バスルームにはなんと浴槽までついていた。本当に語学学校の寮なのか目を疑いたくなるほどだ。
窓からは美しい海を眺めることができる。勉強して疲れて教室から帰ってきた生徒には贅沢すぎるほどのご褒美だ。
勉強机も設置されており、最低限のアメニティも用意されていた。
セブ・ブルーオーシャンの食事
セブ・ブルーオーシャンでは朝昼晩と3食提供される。バイキング形式で自分の好きな料理を好きな量取ることができる。
論より証拠ということで、私が滞在している間に実際に提供された食事を全て掲載する。
肝心な味のほうだが、一般的な大学の学食の味と表現するのが一番適切だと思う。想像以上に美味しくもないし、不味くもない。
セブ・ブルーオーシャンの施設
次にセブ・ブルーオーシャンの施設についてみていこう。まずは屋外から。ホテルの裏手にプールが3つ設置されている。どれも生徒は自由に使うことができる。もちろん常夏の国なので一年中利用可能だ。
また学校は太平洋に面しているので、ビーチも目の前にある。ここからボートに乗ればアイランドホッピングなどのアクティビティも楽しむことができる。
次は屋内施設についてみていきたい。まず校舎の入り口にカフェテリアが設置されていた。コーヒーや軽食を購入することができる。
価格も一般的なフィリピンのカフェと変わらない良心的な価格だ。
こちらのカフェスペースは8時から24時まで利用できるようだ。
生徒たちは自習や仲間との雑談に使っていた。この部屋の奥にはランドリーが設置されており、男性、女性の日が設定されていて自分が使える日に皆洗濯していた。
一階にはジムも設置されていた。6時から22時まで使うことができる。
トレッドミル、エアロバイク、ベンチプレス、クランチャー、チェストプレス、ラットプルなど一般的なジムに設置していあるマシーンは全て取り揃えられていた。
二階に上がると受付があった。日本人スタッフの在駐しているので何かあった時には日本語で対応してくれる。
トイレも掃除が行き届いていて非常に綺麗だった。語学学校でトイレが綺麗な場所は実は非常に少ない。
セブ・ブルーオーシャンの授業
ここからは肝心の授業について見ていきたい。授業にはマンツーマンレッスンとグループレッスンの2種類がある。それぞれ見学し、マンツーマンレッスンは軽く体験させてもらった。いままでの取材からセブブルーオーシャンの授業の特徴を書いていきたい。
マンツーマンレッスン
マンツーマンレッスンは個室で行う。校舎はかなり広く、相当数の部屋があった。
ホワイトボードと教材を使って一時間まるまるフィリピン講師がつきっきりで授業をしてくれる。
こちらのクラスはテキストを使っての授業だった。もちろん一対一なので、先生によって内容は異なる。どうしても合わないという時は交換してもらうことも可能だ。
他のマンツーマンレッスンのクラスも少し覗かせてもらった。
私も体験で少し受けさせてもらったが、カリキュラムがわりとしっかりしていて、授業が受けやすいと感じた。ここの会社は14年間も語学学校を経営しているので、おそらくその中でいろいろなパターンの生徒を把握していて、このパターンはこうするというシステムが作り上げられているのだろう。
グループレッスン
グループレッスンも見ていこう。セブ・ブルーオーシャンは生徒を10段階のレベルに分けて授業を行っていた。
例えばこの授業では映画の会話のシーンをテレビに映し出して、聞き取るのが難しいスラングや、リンキング(英語独特の単語をつなげて話すこと)の会話を聞き取り、今の部分は何と言っていたかを生徒と一緒に解き明かしていくという授業をしていた。
この教師の英語だが、ネイティブスピーカー並に綺麗な英語を話していた。
プレゼン授業
写真撮影は禁止だったが、一番上のクラス(一般の日本人からしたらネイティブスピーカーか見分けがつかないクラス)の授業も見学させてもらった。行っていたのはスライドショーを作り、TEDのように自分の考えや思いをプレゼンして伝えるという授業をしていた。
中国人と日本人が在籍していたが、二人ともこれ以上英語を学ぶ必要があるのかというほど上達していた。
生徒のレベル分けが粗い学校だと、他の生徒より自分のレベルが低いときには足手まといになってしまうと感じて、発言できなくなってしまう。逆に自分だけレベルが高い場合には出来ない人ばかりに教師が教えてしまい、授業自体時間のムダと感じてしまう。そういった意味で10段階のレベル分けは生徒にとっては非常に効率的に英語を学べるシステムだと思う。
セブ・ブルーオーシャンの総評(口コミ・レビュー)
ここまでの取材で分かるように、語学学校としては完璧に近いのではないだろうか。非の打ち所がないとはよく言うが、本当にそのとおりだと思った。
大体の学校はどこか素晴らしいところがあっても何か欠けているところがあるものだが、ここの学校は良くない点を見つけようとしても見つけられなかった。唯一言えば、食事が高級料亭並ではないところくらいだろう。しかしそれだったら近くのレストランに行けばいいし、学校にそこまで求めてる者などいないだろう。そう考えると現時点で追求できる語学学校の理想像を形にしているのではないだろうか。その上留学費用も安い。本当に内部がどうなっているのか見てみたいくらいだった。
溢れんばかりセブ島に語学学校ができている中で新築で開校した学校なので、おそらく彼らはかなり悩んだし、かなり入念に調査や研究をして今から創っても生き残っていける最高の語学学校を作ったのだろう。そして今のところは大成功となっている。満室の可能性もあるが、語学学校がありすぎて悩んでいる者はここの学校を選べばまず間違いないと思う。
以上が体験取材の全レポートだ。できるだけ客観的に述べたつもりだが、いかがだったろうか。
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Cebu Blue Ocean(マクタン)の学校情報
フィリピンのマクタン島の語学学校『Cebu Blue Ocean』学校の学校情報ページです。Cebu Blue Oceanのコース/カリキュラム/料金/学校/寮/学校データを確認することができます。