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フィリピン・セブ島での腹痛にはこう備える!【傾向と対策】

海外に渡航する際の心配事に「病気」が挙げられます。特に発展途上国に行く際は、衛生面の問題、狂犬病、未知の病気など挙げたらキリがありません。

今回は「避けては通れないもの」として「セブ島での腹痛」に焦点を当てていきます。

フィリピン・セブ島での腹痛って?

フィリピン・セブ島での腹痛って?
セブ島に訪れると、大抵の日本人は腹痛を催します。「あるあるネタ」くらいの位置付けです。

ぼくは2015年の4月から半年間セブ島の語学学校に通っていましたが、その間に出会った大半の方が腹痛に悩まされていました(ぼくも含めて)。

大抵は2〜3日で回復してきますが、中には入院する方もいました。以下に、腹痛の傾向と対策をまとめたので、渡航前や渡航中の参考としてお役立てください。

フィリピン・セブ島で腹痛が起きる3つのパターンと症状

フィリピン・セブ島で腹痛が起きる3つのパターンと症状
腹痛が起きるのは、主に以下の3パターンにわかれます。症状は下痢や嘔吐、時には発熱も伴います。

水にアタる

水質の違いにヤラれます。飲食店で提供される水は、ウォーターサーバーの水と水道水とにわかれます。水道水の場合、お腹が弱い方はアタる可能性が高いいです。

ぼくの知人にお腹の弱い方がいるのですが、彼は月に1度くらい水にアタっていて大変そうでした。

食べ物にアタる

これが最も多いパターンです。友人たちの話やぼくの経験では、肉料理にアタる方が多いように思います(あくまでも感覚値です)。特に、ローカルレストランで食事をしたあとに催すことが多いです。

肉類の鮮度が落ちていた、料理に使用している油が合わなかったなどの原因が考えられます。ぼくの友人は「油っこいラーメンを食べるといつもお腹を壊す」と言っていました。

ストレスにヤラれる

これは、海外に不慣れな方によく起きるパターンです。例えば、留学したてのころ、環境の変化についていけずに胃がヤラれます。過去には「なんで、英語を学びに来たのにお腹のことばっかり考えなければいけないんだ」と言う留学生に出会ったことがあります。

留学期間が1週間、渡航直後にお腹が痛くなり英語の勉強に集中できなかった、となっては悲惨ですね。

フィリピン・セブ島での腹痛への予防策

フィリピン・セブ島での腹痛への予防策
正直にいうと、セブ島で暮らしていて腹痛を避けるのは至難の業。しかし予防策がないわけではありません。「そんなの当たり前だ」と思われるかもしれませんが、基本的な予防策を記しておきます。

ミネラルウォーターを持ち歩く

水にアタらないために、ミネラルウォーターを持ち歩きましょう。ミネラルウォーターはスーパーやコンビニで購入できます。もしくは水筒や空のペットボトルを利用し、ウォーターサーバーから水を補充しましょう(大抵のホテルや寮にはウォーターサーバーが設置されています)。

ぼくは日本で水を持ち歩く習慣がなかったため、意外と忘れがちでした。水を忘れて飲食店に行くと、出費がかさんでしまいます。

体調不良を感じたらすぐ休む

無理は禁物です。学費がもったいないと感じるかもしれませんが、例えば悪化させて入院してしまったら余計にお金と時間を浪費します。早めの休息が大切です。

体調不良を感じたらすぐに休みましょう。

無理に食べようとしない

「ちょっと変な味がするかも」と思ったら、無理に食べるのをやめましょう。もったいなく感じるかもしれませんが、体の方が大切です。「食べ残しは良くない」という考えは、こちらでは危険を伴います。

フィリピン・セブ島での腹痛への対処法

フィリピン・セブ島での腹痛への対処法
ぼくの経験と周りの人の話から、病院へ行かずにできる対処法をまとめました。

食事の量を減らす

まずはお腹を休めましょう。「栄養を取らなければ」とご飯を食べてはいつまでもお腹が治りません。こちらでの腹痛は、想像以上にお腹をヤラれます。

ぼくはセブ島にきて1ヶ月くらいで「シシグ」というフィリピン料理にアタりました。1日半絶食して(水だけ飲んでいました)なんとか回復しました。ぼくの場合は減らしたというよりも食べられませんでした。

薬を飲む

あまりにも痛い場合は薬を飲みましょう。正露丸やストッパが効くそうです。基本的にはバイ菌を早めに体外に出した方がよいですが、応急処置として薬を飲むのもアリです。

トイレットペーパーを常備する

セブ島のショッピングモールや飲食店には、基本的にトイレットペーパーが置いてありません(少し高級なところには置いてあります)。

いちど治っても、いつどこで再発するかわかりません。トイレットペーパーは常に持ち歩いておきましょう。

ちなみにセブ島民の間ではトイレットペーパーは持ち歩くのが常識となっているようです(語学学校の先生談)。

以上です!

どれも当たり前といって差支えない内容ですが、海外に来て気分が高揚すると忘れがちになります。渡航前後に読み返し、お役立ていただけましたら幸いです。

放浪系フリーライター。引っ越しは年に4回くらい。日本ではゲストハウスに住み込みで働きながら執筆をして生計を立てていました。現在はセブ島でコンテンツライティングのお仕事をいただきながら編集と英語の勉強中。個人ブログ(放浪系フリーライターの日常)も書いています。味覚がハジケルほど旨みのある暮らしを追い求めています。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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