人気急上昇中の観光地セブ、20年後に世界のリーダーになる国ランキング2位の大都市マニラ・・・そんな魅力的で成長著しい都市があるフィリピンでも、問題を抱えています。それは、治安です。
中でも、夜のマンゴーストリート、空港付近、またジプニー(乗り合いバス)では日本人のスリ被害が頻発しています。東南アジアの諸都市では、「繁華街」「乗り合いバス」「空港」は治安悪い場所トップ3であることは、世界の常識です。ただし、正しい知識を身につけ、最低限気をつけるべき事を意識していれば、十分防げるケースばかりです。
下記、フィリピンでスリ被害に遭わないための3つの方法を提示します。よく読んで、フィリピンでの生活を楽しく安全なものにしましょう!
記事内のもくじ
「金を持っている」と思われる格好をしない
安全な場所以外で貴金属(ネックレス、イヤリング等装飾品)をつけない
フィリピンのような発展途上国で、外国人が高価に見える貴金属類(時計、アクセサリー等)を着けていると、それだけでスリのターゲットになります。
基本的に、「外国人は金を持っている」と認識されていることを心に留めておきましょう。貧しい者は富める者からお金を貰うべきなのは、きっとどこかの常識。
ですので外出するときは、捨ててもいいようなTシャツや、汚れてもいい服を着用してください。肌の色も黒くて、Tシャツにサンダル姿、早足で歩いていれば、遠目には現地人同然。目を付けられることも少なくなります。
貴重品をポケットに入れて歩かない
また、iPhoneなどのスマートフォン、財布など貴重品は、必ず鞄の中にしまっておきましょう。間違っても、ズボンのポケットに入れていてはいけません。
特にショッピングモールやお祭りなど、人混みのある地域に行く際は気をつけましょう。スリはプロの手によって行われるため、知らない間にポケットから貴重品をすられている可能性があります。
なぜか日本人は、ここらへんが意外と不用心です。履いているズボンのポケットが膨らんでいたり、ポケットからiPhone出していじっていたりしたら、狙われるに決まっているじゃないですか。ちなみにボタン付きのポケットの中に入れていたスマホでもスられた、と友人が申しておりました。
また、ストリートチルドレンが数名寄ってきて囲まれ、気がつかないうちにポケットから貴重品が盗まれている、というケースもよく耳にします。かわいい子供だからといって、一切気を許さないことを推奨いたします。
ショルダーバッグは斜めがけ、リュックサックは前がけにする。また、チャックのついたカバンを選ぶ
貴重品を持ち運ぶ鞄の使用方法についても、下記の通り注意が必要です。
- リュックサックは前がけ
- ショルダーバッグをたすきがけが望ましい
- できればチャックがついており、上から蓋できるタイプのもの
「自分の目が届かない場所に貴重品がある」という死角を作らないような鞄選び、また鞄のかけかたがポイントです。死角があると、気がついたらナイフで破られて財布が抜き取られていた、なんてことになりかねません。
現地のフィリピン人ですら、夜道を歩くときはリュックサックを前がけにしています。私たち外国人が注意しないわけにはいきませんよね?
フィリピンは日本とは違います。日本では気にしなくても良いことを、フィリピンでは十分に気をつける必要があります。私達はフィリピンでは外国人ですし、外国人は弱者であり、その土地については無知なのです。
「自分はフィリピンについて未だ何も知らない」という前提で考え生活すれば、スリ被害に遭うこともありません。
以上の3点をよく意識していただき、安全で楽しいフィリピン生活を送りましょう!
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