セブ島に進出してきた「帯広豚丼」はノスタルジーを感じる庶民的な豚丼屋さんだった。

外国に来て物足りないと思うことはなんでしょうか？僕にとっては、「おいしい日本食料理屋がない」ことです。中でも、日本人に馴染みのある丼物を扱う日本食料理屋は海外ではそこまで多くありません。他の国だと吉野屋くらい？

しかし！満を持してフィリピン・セブ島に丼物屋さんが現れました！その名も「帯広豚丼」。豚丼ですよ、豚丼。
まさかセブで豚丼が食べられる日が来るとは・・・ということで早速行ってきました。

この写真だけ見るともはや日本にあると見まがいます。看板の色の薄さが地元にあるチェーン店を彷彿とさせます。

 

僕は日本で帯広豚丼を利用したことがありませんでしたが、どうやらこのぐるぐるマークがシンボルらしい。

 

心なしか英語表記が小さい気がします。完全に日本人向けで来ているんですかね？「Choice Spice Souse」だけで終わらせているところを見ると、そういう気がします。

 

では、店内。意外とこじんまりとしています。以前紹介したラーメン屋とは価格設定も違いますので、こちらは庶民派の香りがぷんぷんします。というか、この店内の光景、日本を思い出す。

 

では、メニュー詳細。これが唯一のセットメニューです。なんと汁物は豚汁です。380ペソということは、日本円で1,000円程度。結構しますが、味によります。後ほど実食。

 

こちら単品。にんにく、ということで写真にもチラリとにんにくが散りばめられているのが見えます。ちなみに単品はすべて280ペソでした。日本円なら750円くらいです。

 

こちらしょうが。そうか、このお店、味の違いはその調味料の違いだけなんですね。吉野屋や松屋なら牛丼・豚丼・その他という選択肢がありますが、帯広豚丼は豚丼専門店。ゆえにこういう掘り下げ方になると。

 

僕は醤油を注文しました。さて、どんなお味！

 

ちなみに、肉めっちゃ食べたい人用のもの。どうやって食べるんでしょうか、ご飯追加注文？

帯広豚丼を実食

ザン！！これが醤油豚丼セットです。右は豚汁と温泉卵。

 

どん！！これが豚丼です！コーンバターが詰まったたまねぎがおいしさ引き立たせています。
お味は醤油ということでさっぱり、でもお肉はなかなか柔らかくてその場に居た一同「おお、これはなかなかイケるね」という感想でした。

 

こちらガーリック。お肉に焦げ目がついてておいしそう〜。高級感溢れる！ような感じでは決してなくて、どちらかというと、地元の駅前にある豚丼屋の豚丼。間違いなくちゃんとおいしい、でも奢ってはいない。

 

温泉卵！と思いきや、普通の生卵でしたｗ海外飲食店のオペレーションなんかこんなもんです！筆者は怒りません。庶民ですから。
ちなみに、一応温泉卵調理されているようです。

 

これはしょうが豚丼。予想以上に多く散りばめられたニンニクがニクい・・・！！絶対おいしい。

 

これが卵かけバージョン。おいしそう！！！！黄金色のお肉に絡んだ白い卵がなんともいえない。

 

驚いたのは、調味料に山椒が置いてあったこと。七味と山椒と豚丼、もう日本やないか！！幸せです。

帯広豚丼の総評

単品価格280ペソでこのお味ですと、十分納得いきました。当日は3人で行きましたが、一同「うん、なかなかおいしいじゃん！」という感想。不定的的にでもいいので、ちょくちょく来ようと思いました。

こういう丼物って日本人はたまに食べたくなるんですよね〜。ラーメンなんかはアジアでもお店はありますが、なかなかこういう店はありません。ましてや、豚丼。お値段もそこそこなので、近所の行き尽くした日本食レストラン行くくらいなら、ここに足を運びましょう。

総じて、行って良かったです！ありがとう豚丼！

帯広豚丼への行き方

F. Cabahug Stという通りをずーっと行けば、左手にあります。
目印はキャッスルピークホテル。そのホテルまでまず行って、もう少しタクシーを走らせれば到着。

もしくは、タクシー運転手に「GAGFA IT Tower」と伝えましょう。たまに「GAGFA IT Tower」を知らない運転手もいるため、以下のURL（GAGFA IT Towerの地図）をオフライン閲覧できるように保存ておくと便利です。
GAGFA IT Tower | KMC MAG Group Inc.

上記の通りをずーっといくと、こんなお店が左手に見えます。かなり目立つので多分見逃すことはありません。

是非一度行ってみて下さいね！

帯広豚丼の基本情報