夜にマニラ空港に着く航空券を予約したものの、深夜に行動するのは気が引ける。そんな声を耳にします。特にLCCは早朝か深夜便が多く、その前後の時間の使い方が難しかったりします。
今回はマニラで国際線が最も離着陸するターミナル3の中に併設されている簡易ホテルに行ってきました。価格や中の様子、おすすめのポイントを写真を交えてご紹介しています。
*今回の室内の写真は筆者が利用したカプセルホテルとラウンジのみでツインルームとファミリールームの写真はありません。
アクセス
ホテルはマニラ空港ターミナル3の中にあります。到着フロアが1階、出発フロアが2階にあり、その上の3階に併設されています。3階にはホテルの他にもフードコートや、お土産売り場、マッサージなどがあるので便利です。3階のマクドナルドの左脇の通路を少し進むと左手に見えます。
The Wingsの基本情報
英語名 | The Wings |
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住所 | 空港ターミナル3内 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
料金
カプセル型ホテルとラウンジを利用する場合、フィリピンの物価からすると若干割高です。ラウンジだけシャワーがセットになっている料金とそうでないものがあるので注意してください。シャワーをつけるとカプセル型の部屋と120円(50ペソ)くらいしか変わらないので、シャワー付きのラウンジの利用は避けたほうがいいかもしれません。
ツインルームやファミリールームはフィリピンの安めのホテルでもこのくらいはするので複数で宿泊する場合はコストパフォーマンスは悪くないと思います。
ホテル紹介
それでは中の様子を写真と共に説明していきます。今回の取材では、ツインルームとファミリールームの写真は残念ながら撮れなかったので、ツインルームやファミリールームの部屋の写真がみたい方は別のサイトをチェックしてみてください。
共有スペース・カフェエリア
こちらは入り口のレセプションの向かい側にあるカフェスペース。食事しながらくつろいでいる家族やPCで仕事をしているビジネスマンをよく見かけます。
カフェスペースの隣にある共有スペース。軽食や飲み物のサーバーがあり、無料で飲食が可能です。ただし、座席が少ないのでカフェスペースを利用しましょう。飲み物サーバーは水、お湯、コーヒーやカフェラテ、オレンジジュースなど豊富な飲料の種類を揃えています。
軽食はサンドイッチ。日替わりらしいのですが、サンドイッチの場合が多いです。
コーンスープもあります。懐かしい味で美味しい。オススメです。
共有スペースにはビジネススペースと名づけられた一角があり、デスクトップが利用できます。プリンターが置いてあるのは、気が利いていますね。単身のビジネスマンの利用も多いからだそうです。
カプセル型の宿泊スペースも共有スペースと繋がっています。写真中央の階段を登っていきます。
カプセルホテル
階段を上ると、向かい合うように個室が6つ設置されています。スペースをうまく利用しています。通路は行き止まりになっていて、奥には空気清浄機と簡易ロッカーが置いてありました。
中はこちら。厚くもない薄くもないシンプルなマットレスにシートが敷いてあり、壁が硬めのクッションになってます。右上の黒い箱はロック付きの金庫です。シャワーやトイレが離れたところにあるのでありがたいですね。
バスタオルと最低限のお泊まりセットも置いてあります。パッキングした荷物を開け閉めしなくていいので地味に嬉しい。
掛け布団は薄めの毛布のようなものでした。カプセル型の部屋やラウンジ利用の場合、空調は個別にいじれないので、体調管理にはお気をつけください。
その他のスペース
シャワーとトイレは共有で、共有スペースの隣にあります。中の様子は今回は撮影できませんでしたが、清潔で温水、水量も合格点でした。
こちらがラウンジ。一晩寝るほどの時間はないけど、空港内で座って待つのはキツイという方にはラウンジがおすすめ。
リクライニングのきく合成革性の椅子が並べてあり、ゆっくりできます。ラウンジでも寝ている方が多いです。カプセル型の部屋が満室で泣く泣くここで寝ている人も結構います。
まとめ
いかがでしたか。最近は大統領も変わり、エリアによりますが治安も良くなったマニラ。しかし、日本に比べるとまだまだ危ないのが現状です。夜遅くに空港から移動する手間やリスクを考えれば、軽食もありWIFIもあるこのホテルはかなり便利ではないでしょうか。照明のセンスも良く、雰囲気や居心地は個人的に好きだったので、ターミナル3に訪れる際は試してみてください!