飛躍的な経済成長を遂げるフィリピンの中でもとりわけ元気なセブ都市圏。アヤラモールはじめモールのひしめくセブシティですが、近年SMシーサイドやマクタンニュータウンなど開発がとまりません。今回は未完の一大開発地マクタンニュータウンの取材に行ってきました!
気になるマクタンニュータウンの“現在”を追いました。
マクタンニュータウンの場所・行き方
マクタンニュータウンはマクタン島の人気観光地マクタンシュラインのほど近くに位置します。周りにはシャングリラリゾートをはじめ、高級リゾートホテルも点在しています。みなさんのイメージする「ザ・セブ」といった立地となっています。
マクタンニュータウンってどんなところ?
まずはマクタンニュータウンの基本的な情報についてご紹介します。
マクタンニュータウンはフィリピンの三大ディベロッパーの一角である「メガワールド(Megaworld)」によって開発が進められています。以下紹介動画です。
観ているだけでもワクワクしてしまいますね!
開放的な生活空間に、洗練された室内。さらには歩いてビーチまで行けたりと、まさに理想の南国暮らしのイメージです。それも従来のような“別荘”というイメージではなく、“生活の拠点”として設計されているのがポイントです。
メガワールドは「生活、仕事、遊び、学ぶ」という要素を包括したタウンシップ開発をフィリピン各地で展開している企業です。以下はメガワールドセブの代表Noli Hernandez氏のインタビューです。
マクタン島のラプラプという場所選定については、マクタンセブ国際空港に数分でアクセスできるという地理環境と、シンガポールや香港に3時間でアクセスできるという海外とのインタラクティブな関係性づくりにも優位な地としての評価があったそうです。
コンドミニアムやショッピングモールだけでなく、インターナショナルスクールやオフィスも次第に加えていくとのこと。メガワールドではフィリピンのライフスタイルの未来を創造することをコンセプトにしているそうです。まさに間もなく一つの街が出来上がろうとしています。
実際に行ってみた
そんなマクタンニュータウンに実際に行ってきました!入り口には噴水のロータリーがあって、奥には同じ形をしたビルが4つほど見えています。
左手にはこだわりあるセレクトのレストランで構成されたフードコートがあります。
【マクタンニュータウン】Mactan Alfrescoは欲張りフードコート
施設内には完成したマクタンニュータウンのイメージがジオラマ化されていました。洗練されたビル群と、それを囲む緑、さらにはすぐ近くにある海の青が近代都市を思わせます。
シャングリラリゾートに隣接した広い敷地内にはビーチもあります。
スタッフの方にお話を聞いてみると、入り口で奥に見えた4つのビルでは、それぞれのビルに284室のコンドミニアムが入っているそうです。そのうち60~70%のオーナーが日本人だというのは衝撃でした。
2016年12月には4つのビルで部屋が開放され、2020年にはさらに2つのホテルがオープンすると言っていました。
間近で眺めるとさらに大きく見えるコンドミニアム群。とはいえまだまだ工事中です。
30度を超える炎天下で今日も多くの人が建設に携わっています。マクタンニュータウンはセブに一体どんな効果を生み出すのでしょうか?
まとめ:変わりゆくマクタン島
夢のような近代的な生活がいよいよマクタン島で現実味を帯びてきています。空港からのアクセスも良く、新たなセブのハブとして機能しそうな予感を感じました。穏やかな場所で優雅に暮らしたいという方、マクタンニュータウンも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?