セブ留学をする方の中には、「そのままセブ島で就職したい!」という方も多いのではないでしょうか。
今回、セブ島で開催された就活セミナーに参加してきました。
そこで、セブ留学の経験をどのようにセブでの就職活動に活かすことができるのかという事を学んできたの
また、面接の際に日本人がやってしまいがちな注意点も、セミナーでの情報から合わせて書いていきますので、これから面接を控えている方、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみにセミナーに出展されていた企業はアクセンチュア、富士通をはじめとする13社ほどでした!
セブでの就活を成功させる!面接官が見ているポイント
実際セブ現地で生活していると、セブ留学後、そのままセブでの就職を検討している方がとても多いです。
そんな中、日本人がセブでの就職活動に勝ち抜く方法を、カウンセラーの方に伺った事も踏まえてシェアしたい思います。
面接官が見ているポイント
まずは面接官が見ているポイントを下記にまとめます。
新卒の方の面接の場合:やる気・どんな事を学んできたのか・なぜセブで就職したいのか
転職の方の面接の場合:以前の職種・どんなスキルを持っているのか・即戦力になれるのか・なぜセブで転職したいのか
セブで就職したい理由
これは新卒・転職のどちらにも言える事ですが、面接官は「なぜセブなのか」というところを重視しています。
なぜ日本ではないのかという質問に対しては、「海外で仕事がしてみたい」という理由が多いかと思いますが、では、「なぜ数ある国の中からセブを選んだのか」という理由が必要になってきます。
途上国でやっていけるのか
実際にセブで就職をして2年以上勤務している日本人は50%にも満たないと言われているそうです。
その点から面接官は、「大学ではこんな事を学んだのでその知識を活かします!」「以前は会社でこんなポジションをしていたのでそのノウハウを活かします!」という点ももちろん見ていますが、フィリピン・セブという発展途上国で長期間やっていける忍耐力があるのかという事を非常に重視しています。
セブ留学の経験を就活に役立てるアピールポイント
そんな中で、どのように留学経験を面接官にアピールするのが効果的なのかということをご紹介します。
半年間セブ島で生活してみて文化や人が非常に自分に合うと感じた
これはとても重要な事で、いざ働く事になり、より密にフィリピン人と関わるとなると、日本人とフィリピン人の大きな違いが様々見えてきます。
日本人は時間にきっちりしていて、物事については行動の前にその先のリスクもしっかりと考え、責任を持って行動する人が多いです。
しかし、フィリピン人には待ち合わせ時間に家を出発する「フィリピンタイム」という物があります。また、行動面に関しても、日本人に比べて軽い気持ちで始め、例え失敗しても、特に責任を持つというような概念はありません。
そんな所が嫌になって辞めてしまう日本人も沢山いる中で、半年間フィリピン人とうまくやってこれたのならば、非常にアピールできるポイントになります。
フィリピンで病気をしたことがない
やる気はあっても、空気が汚い事など衛生面でどうしても環境があわず、体調を崩して日本に帰らざるを得ないという方もかなりいます。
その点に関して、長期間健康でやってこれたという事、体が強いという事は、企業側も長期的な目で見て、安心して採用できる1つの大きなポイントとなります。
面接で絶対に言ってはいけないこと
現在は、現地採用という枠が大変多くなってきており、企業は2年~3年の短期でセブでキャリアを積みたいという人材ではなく、セブで一生とは言わなくとも、それなりの長期勤務の覚悟があり、セブ支社の日本人代表として働ける人材を求めています。
そのため、一番の日本人の失敗例が下記のような回答です。
面接官「何年くらい働く予定ですか?」
日本人「2年くらいですかね。」
よく考えると、日本で就職活動をする際に何年くらい働く予定かと聞かれた時に、明確にいずれ退職する意思表明をする方はいません。
しかしなぜか日本人は、海外になると答えてしまうそうです。
これから面接を控えている方は、絶対にこのような回答は避けましょう!
まとめ
以上、セブ留学の経験を、セブでの就職活動に活かす方法をご紹介しました。
海外での就職活動となると、日本での就職活動とは違って、仕事面やスキル面に加えて、国に対してやフィリピン人に対しての理解なども問われます。
これから面接を控えている方や、「セブで就職したい!」と思っている方は、ぜひご紹介したポイントや注意点を頭に入れて、活用してみてください。