最後にお母さんのパンケーキを食べたのはいつですか?思い出せませんか?
それなら是非バナウェのCafe Jamに行きましょう。そこには圧倒的な「お母さんの」パンケーキがあります。遠い異国の山の中で母親を思い出す日も悪くはないですよ?
そんなノスタルジックな気分になるCafe Jamについてご紹介します!
Cafe Jamの場所・行き方
Cafe Jamはバナウェの一番賑わう中心部に位置しています。とは言ってもバナウェは小さな街なので日本の小さな街の駅周辺といった雰囲気を漂わせているとイメージしたら良いでしょう。
Googlemapには表示されませんが地図の「Municipal Hall」のすぐそばです。
参考:【フィリピンバギオにある世界遺産】バナウェの魅力に迫る
ジプニーがたくさん止まっているパブリックマーケットの前をつきあたりのMunicipal Hallに向かって歩いていると左手にあります。
看板は少し哀愁の漂う田舎にあるスナックカラオケを匂わせますが、中は意外にもおしゃれ空間が広がっていますよ!
Cafe Jamの雰囲気
小さな入り口を通り抜けると意外と奥行きのある店内に驚きます。そして店内のインテリアは黄土色から茶系に統一されていて、バナウェの雰囲気を体現しているようでした。
イフガオ名物である木彫りの像が立ち並んでいたり、店内を眺めるだけでも楽しい!
カウンターには数々のお酒が並んでいます。フィリピンのビールはもちろん韓国のソジュなど豊富なラインナップです。夜はバーとして賑わうのだとか。
Cafe Jamの素朴なメニュー
こちらがCafe Jamのメニュー表です。値段は一般的なレストランといったところで、料理1品とコーヒーをはじめドリンクを付けて150~200ペソ(約330~440円)ほど。
メニューもそれほど多くはありませんが、フィリピン料理をはじめフライドポテトなど定番どころはしっかり揃っています。
まずはBREWED COFFEE。40ペソ(約90円)と都市部のカフェの半額くらいの値段です。こちらはイフガオで栽培されたコーヒー豆から淹れられているといいます。
黄色いマグカップが逆にアットホームな雰囲気を醸し出しています。
小腹が空いたらやっぱりFRENCH FRIESですよね。85ペソ(約190円)です。小休憩にはこれで間違いなしです。
お好みでバナナケチャップをつけて食べましょう。
そして最後にPLAIN PANCAKE。こちら80ペソ(約180円)です。
一見何の変哲もないパンケーキに見えますよね?
このパンケーキ、食べてみるとなんと…
本当になんの変哲もないんです!!
これは悪口ではありません。むしろ祖国の母親の味なのです。ものすごくナチュラルに!もちろんフワッフワです。
同行したカメラマンの井上くんもこれには完全に同意でした。まさかフィリピンの山奥でこの味に出会えるとは思っておらず、不意を突かれてしまいました。今度は心の準備をしていきたいです。
ちなみに店員のおばさまもとても親切でフレンドリーでした。
まとめ:フィリピンで見つけた母の味
フィリピン料理の味付けは日本人の口に合うとはよく言われますが、ここではそのレベルを超えて母親を思い出してしまうほどでした。
フィリピンの山奥、行くのは容易ではありませんが、もしもバナウェを訪れる機会があれば是非行ってみてください。優しい店内の雰囲気も相まって少しだけ感極まるかもしれません。
Cafe Jamの基本情報
英語名 | Cafe Jam |
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住所 | Nueva Vizcaya – Ifugao – Mountain Province Rd, Banaue, Ifugao(Municipal Hallの住所です) |
営業時間 | 8:00~21:00 |
定休日 | なし |
WiFi環境 | なし |
公式サイト | Cafe Jam |