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よく晴れた11月。オーストラリアの首都キャンベラでインタビューにご協力いただいたのはTALK ENEセンター留学中にTOEICの目標スコア800点以上を叩き出した韓さん。以下、バギオで留学中にご協力いただいたインタビュー記事です。

 

現在はオーストラリアの首都キャンベラでワーホリ中で、さまざまな国籍の人に囲まれながら生活しています。現地での日々や、今後の目標について伺いました。

韓杏奈さん(22)
大学を休学し、TOEICのスコアアップを図りTALK ENEセンターで3ヶ月留学。現在はキャンベラでワーホリ中。帰国後は商社・貿易業界への就職を希望。

出身校 TALK ENEセンター
ワーホリ都市 キャンベラ
職種 ファーストフード店接客・キッチン
日々の満足度 80点

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By フィルポータル編集部
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インタビュー地:キャンベラ

インタビュー地:キャンベラ
オーストラリアの首都。行政の中心地ではあるものの、人口はシドニーやメルボルンの10分の1程度。首都を決める際に、もめにもめた両大都市の妥協案として選ばれたというエピソードがあるのだとか。整然とした街には、緑が多く穏やかな空気が流れています。

フィリピン留学でTOEICの目標スコア800点達成

フィリピン留学でTOEICの目標スコア800点達成
— お久しぶりです!簡単に以前のインタビュー以降の流れを教えていただけますか?

はい。フィリピンを出る前にTOEICの試験を受けました。というのも親と約束していたオーストラリアに来るための条件が、TOEIC800点以上ということだったので。

— 以前のインタビューでも、TOEICの点数を上げたいと仰っていましたね。

TOEICは希望する就職先で必要ということもあったので、どちらにしても受けて力をつける必要はありました。ただ実際には、TOEICの結果を知って親を説得するよりも前にオーストラリアに来てしまいました。

— もしかしたら、今こうしてオーストラリアにいなかった可能性もあったということですね。

その可能性は十分にありました。800点取れていなかったら日本に帰るか、オーストラリアでもう1回TOEIC受けるかのどちらかでした。キャンベラにも学校が3校ほどあるのを調べていたので、そこに通うことも検討していました。

ただ最近結果をTALKのマネージャーからいただいて、無事800点という目標はクリアできました。

TOEIC学習では補えなかった英語コミュニケーション力を

TOEIC学習では補えなかった英語コミュニケーション力を
— おめでとうございます笑。TALK ENEセンターではがっつりTOEIC対策だったかと思います。ワーホリの対策もされていたのでしょうか?

留学中は本当にTOEICのことだけで、ワーホリについては何も考えていませんでした。履歴書のことはフィリピンから日本に帰って少しだけ調べて、あとはこちらに来てから作りました。

— TOEICの目標は達成されましたが、現在の生活の中でご自身の英語レベルは何点だと考えますか?

50点、低いです笑。TOEICとコミュニケーション英語は違うとよく言いますよね。TOEICの勉強をして単語は増えましたけど、スピーキングや発音がやはり違います。

仕事先でも、たまに早いと聞き取れない時があります。もっと英語勉強しないとな、と思っています。ワーホリでは、今までの試験対策とは違ったそういった点を補えるかと思って来ました。

— 自己評価は低めなんですね。今はどんな英語学習をされていますか?

もう一度TALKでしていたリスニングをずっと聞いたりしています。聞かないと忘れてしまうので…。

レジュメを配って効率よく仕事を見つける

レジュメを配って効率よく仕事を見つける
— では現在のお話に入ります。今はどのようなお仕事をされていますか?

今はサブウェイで働いています。ウェイターやレジといった接客だけでなく、すべての仕事をします。

— シフトは何人で入ることが多いですか?

基本的には1人ですることになっています。お昼のピークタイムは2~3人でこなします。すでに1人でもしましたが、忙しくない14~17時ならレジや料理準備など全部1人でできますね。

— ワーホリをするにあたって、就きたかった仕事などはありますか?

私の場合、あまり明確にしたい仕事は無かったです。普通に日本食レストランで働けたら良いなと考えていました。でも、日本食レストランと韓国系のレストランなどは基本的に給料が低いと知りました。

— 仕事はネットで探しましたか?

最初は英語サイトを含めて、ネットを見ていました。でもネットだと給料が低い求人が多い印象でした。なのでレジュメ(履歴書)を直接配りました。レジュメを作って、20枚以上プリントアウトして配ったんです。そうしたら、2日目には連絡が来ました。

— 順風満帆すぎますね笑。苦労している方も多いと聞きますよ。

メルボルンから来た人が何人かいますが、メルボルンでは仕事を見つけるのが2ヶ月から3ヶ月掛かったと聞きました。でもキャンベラに来たら3日後には見つかったと聞いたので、他の都市に比べて比較的簡単なのかもしれません。

— 確かに街によって少し条件は違うかもしれませんね。レジュメの話に戻りますが、配った後はどんな流れでしたか?

今働いている職場の場合は面接がありました。配った時にも色々話したのですが、中国人女性オーナーに後日来てと言われて、面接が40分くらいありました。

レジュメはしっかり作り込みましたが、インタビュー対策はしていなかったので自己紹介で戸惑ってしまいました。なんとか採用してもらえましたが…。

— 職場の国際比率はいかがですか?

全員で12人くらいですが、半分が地元のオーストラリア。あとは中国人に日本人が私一人といった構成です。

まだ知らない街で、異文化体験を

まだ知らない街で、異文化体験を
— 存分に英語環境ですね。今住まわれている場所についてお聞きしたいのですが、シェアハウスですか?

はい、シェアハウスです。マンションの一部屋で6人で住んでるって感じです。シェアメイトはみんな韓国人です。3階建て大きな家といった方が正しいかもしれません。共用でプールも付いていて、とても快適ですね。

— なるほど。ちなみに週いくらぐらいにですか?

週150ドルです。市街中心部まで徒歩10分ほどで行けます。キャンベラは家賃も安いと思いますよ。

— とてもリーズナブルですね。ではワーホリをして良かったと感じることは何かありますか?

月並みかもしれませんが、異文化体験をしているということ。あと、オーストラリアには思った以上に“オーストラリア人”がいなくて、国際比率が豊かです。いろんなな人に会えるのが楽しいですね。スムーズにコミュニケーションができたら、もっと楽しいんだろうなと思う気持ちが日々強くなります。

— 英語学習のモチベーションが刺激されますね。では反対に、ワーホリで特に困った体験はありますか?

やはり一番は考え方の違いですね。シェアハウスでも、韓国人と日本人で考え方が全く違うなと感じますね。勝手にものを使うなど、シェアに対する感覚の違いは特に感じました。

— なるほど。現時点で構いません。ワーキングホリデーに来てからの日々に点数を付けるならば、何点になりますか?

80点です、だいぶ満足してます。あとの20点分は、自分の英語力の無さが原因です。英語が出来たらもっと楽しいんだろうなと思います。よく「オーストラリアに住みたい」という話を聞きますが、今はその気持ちがわかります笑。

ワーキングホリデーを通して変化した目標

ワーキングホリデーを通して変化した目標
— ありがとうございます。では最後にワーホリ後のプランをお聞きしたいと思います。

ワーホリを終えたら、日本に帰って就職活動をします。就活を見据えて、勉強も継続していくつもりです。

— 中長期的に何かビジョンはありますか?

私の考えでは、就職活動が終わったらまた時間が生まれるので、ワーホリで貯めたお金でまた留学に行きたいと思っています。言語を学ぶことが今はとても楽しいです。

TOEICでは点数が出ていましたが、コミュニケーションは点数には現れません。だからこそ、今は対人でのコミュニケーションに手応えが欲しいです。その結果として、英語に携わったり言語を扱う仕事に就ければと思います。

— 以前から商社や貿易業界とおっしゃられていましたが、少し目標が変わってきたという感じですか?

そうですね。今は就活サイトを見ていて営業も面白そうだなと思ってます。日本に拠点を置いて、東南アジアに積極的に出張へ行けるようがんばりたいです。

— 飽くなき向上心ですね。ではインタビューは以上となります。ありがとうございました。

インタビュー後記

インタビュー後記
留学からワーホリにステージを移し、ご自身の目標をさらに押し上げている姿が印象的でした。ワーホリでは英語を活かして、さまざまな国籍の人と出会い、触れ合えるのが魅力です。次のステップに踏み出したいすべての方、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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インタビューと社会派コラムを担当するライターです。いろんな場所に行って、たくさんの人と話して、その声を代弁できる情報屋でありたいと思っています。個人ブログ(さぐりさぐり、めぐりめぐり)で紀行文・コラムも書いてます。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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