悲しいニュースが入ってきました。
ソース:For giving only P100 Japanese shot by robber | Cebu News
フィリピンセブの中心部でバイクタクシー強盗に遭った日本人が左太ももを撃たれました。
事件当時の概要が次のとおりです。
Kota Lijimaさん(多分名前が間違っている…。さすがフィリピンニュース…。)24歳が、サリナスドライブを歩いていたところ、バイクタクシーを装った犯人から乗車を求められました。
Kota Lijimaさんがアヤラモールに連れて行ってもらうように頼んだにもかかわらず、犯人の乗ったバイクはサントニーニョヴィレッジ方面へ向かいます。その後、人通りの少ない道でバイクを止め、Kota Lijimaさんに金銭を要求しました。
Kota Lijimaさんがポケットから100ペソを犯人へ渡したところ、犯人が逆上。犯人は、渡された100ペソの受け取りを拒否します。Kota Lijimaさんは泣き叫び、通行人に助けを求めました。
その瞬間に犯人が発砲。Kota Lijimaさんは左太ももを撃たれました。その後、犯人は何も盗まずに逃走しました。Kota Lijimaさんは現在、セブドクターズホスピタル(セブで一番有名な病院)へ運ばれ、容態は安定しているとのことです。
事件から考えられること:フィリピンセブでの犯罪は増えていく
あくまで肌感覚ですが、セブの治安は悪化しつつあるように思います。
なぜか?
フィリピン留学の知名度が上がるにつれ、日本人留学生の数が増えてきました。現在は年間で約30,000人の留学生が来ています。
平和ボケしている日本人の多くはスリなどの盗難被害に遭っています。しかし、スリの場合は、軽犯罪なので情報が表に出てきません。
こういった状況が増えつつあり、お金の匂いを嗅ぎつけた悪いフィリピン人がセブに増えつつあることが予想できます。
以前に、ぼくがセブで強盗に遭った事件を書きましたが、今後はこういった事件が増えていくように思います(あくまでぼく個人の予想です)。
事件から学べること:フィリピンのセブはやっぱり危険なのか?対処策は?
今後、こういった被害を増やさないために、注意すべき点をまとめます。
対処策その1:バイクタクシーは利用すべきでない!
被害者が犯してしまった最大の過ちは、道端で声をかけられたバイクタクシーに乗ってしまったことです。
セブに慣れている人がバイクタクシーを利用することは問題ありません。しかし、セブに来たばかりの留学生や観光客はバイクタクシーを利用すべきではありません。タクシー移動を徹底しましょう。
対処策その2:強盗に対してケチるな!
もう1点、被害者が犯した過ちがあります。
それは、犯人に100ペソのみを渡したこと。当たり前のことですが、100ペソ(約280円)は小銭です。強盗するようなフィリピン人が100ペソで満足するわけがありません。
フィリピンのセブで強盗などの危険犯罪に巻き込まれてしまった場合に守って欲しいこと
必ず守ってほしいことがあります。万が一、危険犯罪(強盗など)に遭ってしまった場合は、手持ちのお金はすべて差し出しましょう。仮に10万円を失ったとします。それは、フィリピン人にとってはかなりの大金です。でも、冷静に考えてみてください。日本人からしたら、10万円なんて1ヶ月バイトすれば稼げますよね?
死んでしまったらそこで終了ですが、生きていればお金は取り戻せます。命と比べたら10万円程度なんて、はした金です。
今後こういった被害者が増えないことを祈ります。