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IELTS初心者必見!試験概要を分かりやすく解説します

みなさんは、IELTSという英語能力検定試験があることをご存知ですか?

英語の検定試験といえば、日本では英検・TOEIC・TOEFLなどがメジャーですが、実は近年IELTSの受検者も急増中なんです。

TOEICやTOEFL同様に、世界基準の英語能力検定試験としてその名が知られつつあるIELTS。今回は初心者の皆様にも分かりやすく、「IELTSとはどんな試験なのか」についてお伝えしたいと思います。

IELTSは留学や海外移住に強い検定試験

IELTSは留学や海外移住に強い検定試験
英語圏で広く使われる検定試験
IELTSとは、” International English Language Testing System”の略称です。IELTSスコアは、海外留学や海外研修、そして海外移住の際に英語スキルを証明する手段として求められるケースが多いことから、将来的に海外に飛び出していきたい!とお考えの皆さんから特に注目される検定試験となっています。また、問題の中に、オーストラリア英語やカナダ英語など、広く英語圏で使われる発音や言い回しが含まれていることから、アメリカ・イギリス以外の英語圏においても重要視されています。

2タイプのテストがある

IELTSには2つのタイプのテストがあります。いずれもリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングで構成されていますが、受験目的別に出題内容が異なっています。
アカデミック・モジュール
海外の大学・大学院へ留学を考えている方向けのテスト
ジェネラル・トレーニング・モジュール
海外研修や海外移住を考えている方向けのテスト

IELTS受検までの流れ

IELTS受検までの流れ

会場と日程

受験申込に応じて会場や日程が調整される
現在、日本では全国14都市で試験が行われています。受験人数等の状況に応じて、最大月4回開催されるため、多い時には毎週試験が行われていることになります。(会場と日程は随時変更とアナウンスが行われている為、詳しくは公式HPで必ずご確認ください。)
試験当日の動き
IELTSには、英検と同じく対人形式のスピーキングテストがあります。英検の場合は、一次試験(筆記)の合格者が二次試験としてスピーキングテストを受けますが、IELTSでは一度の試験でスピーキングテストも合わせて行われますので、筆記試験の結果に関わらず全員がスピーキングテストを受けるということになります。

そのため、受験者は午前中の筆記テスト終了後、事前に伝えられていた試験時間に会場に戻り、スピーキングテストに臨みます。ほとんどが同日中に行われますが、受験人数によっては筆記試験から6日以内の別の日に受験することもあるようです。

申し込み方法

申し込みにはパスポートが必要
受検の申し込みは、インターネットか郵便で行います。ここで注意していただきたいのが本人確認書類です。TOEICをはじめとする大半の試験では、運転免許証等での本人確認を認めていますが、IELTSでは試験日当日に有効期限内のパスポートが必要となります。

IELTSのスコアと難易度

IELTSのスコアと難易度
大学入学に必要なスコアの目安は6.5。IELTSのスコアの見方には2種類あります。
バンドスコア
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング各パートのスコア
オーバーオール・バンドスコア
各パートを総合した全体のスコア
TOEIC同様、合否はありません。あくまで目安ですが、海外の大学に留学するのに必要とされるオーバーオール・バンドスコアが大体6.0~6.5程度だと言われています。
日本人にはちょっと難しい?
さまざまな英語能力検定試験がある中、IELTSは日本人にとってはややとっつきにくい試験だと言われています。
日本人の平均スコア
参考までに、日本人の2016年度の平均スコアが以下の通りです。

アカデミック・モジュール 5.9
ジェネラル・トレーニング・モジュール 6.3

海外の大学へ留学する方向けのアカデミック・モジュールでは、入学基準と言われている6.0にギリギリ届かないくらいの水準ですね。海外でのビジネスや移住を考えている方向けのジェネラル・トレーニング・モジュールでさえ、それをやや上回る程度の水準です。
スピーキングテストが弱点
TOEIC高得点保持者でも、IELTS試験は非常に難しく感じると言われています。その理由としては、やはりTOEICにはないスピーキングテストが含まれているというのが大きいでしょう。受検を考えている方は早めに対策を始めたいものですね。英語を話す力をつけるには、やはり毎日英語に囲まれた生活を送ることが一番の近道です。最近では手軽に短期間で行けるフィリピン留学を活用してのスキルアップに取り組む方も少なくないようです。

海外での生活を夢見るあなたに!IELTS受検で一歩踏み出してみよう

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IELTSにおすすめの学校3選
・ バギオ最大の語学学校。PINES・チャピス校

・ バギオの老舗。HELP・マーティンス校

・ セブでIELTS公式試験が受けられるパイオニア SMEAG

「いつかは海外で勉強してみたい!」「海外に住んでみたい!」と夢見ている方は多いと思います。IELTSは、そんな夢に一歩近づくのにぴったりの検定試験です。ぜひ、試験勉強を通じて海外で使える英語スキルを磨いていってくださいね!

経済学部卒、金融機関勤務のかたわら、国内独学でTOEIC900点オーバーを達成。その後、結婚を機に英会話講師に転身。現在は、オンライン英会話スクールにて子供から大人まで幅広い年齢層向けに英会話指導をするほか、TOEICコーチとして200~300点といった大幅なスコアアップの実現をサポートしている。

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