バギオでも最安値で留学が可能なことから人気のMONOL。リーズナブルな価格設定ながら施設・食事ではバギオ最高級のクオリティを誇ると言われています。他にも先生と一緒に生活出来る3+1部屋や国籍制限制度などユニークな施策に溢れるMONOLを今回は余すところなくご紹介します!
リーズナブルにバギオ留学したい人へ当記事をお送りします。
案内人:西岡亜紀さん(24歳)
大卒後、実店舗経営を経験し、会社を後輩に譲った後、MONOLの日本人マネージャーを務めている。大学時代には3校でフィリピン留学を経験している。
レポーター:岩辺智博(23歳)
インタビュー・コラムライター。フィリピン(セブ)、インドでそれぞれ1ヶ月語学留学の経験あり。
取材期間 | 1日 |
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英語力 | 日常会話程度 |
満足度 | |
ズバリ | 一度英語学習に挫折した人におすすめ |
詳しい料金やコースはこちらへ。
もくじ
『MONOL』の概要・特徴
創立 | 2003年 |
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定員 | 300名 |
形式 | セミスパルタ(実質ほぼスパルタ) |
ルール | EOP(English Only Policy) |
「MONOL」の意味は韓国語で「みんなで集まって英語で遊ぼう」の略なのだそうです。順にMONOLの多彩な特徴をご紹介します!
復習重視のカリキュラム
4週で10冊のテキストをこなす宿題量
復習にとにかく力を入れるMONOLでは膨大なテキストをこなしていきます。4週間で10冊使用するそうですが、5冊は授業用、残りは復習用なのだそうです。セミスパルタ式で平日外出することも可能ですが、実際にはほとんどの生徒が宿題や復習のために学校にこもって勉強しているのだそうです。
教材の自社開発
MONOLにはカリキュラム・教材開発セクションがあり、開校より培ってきたノウハウや生徒のニーズを考慮して独自に教材を制作しています。教材から自作することで細かく学習法を指導することができます。
関連しあう授業形式
「英語学習はマラソン」
マネージャーの西岡さんはこの言葉を強調されていました。復習重視のMONOLでは授業と授業を連結させて自然に定着するように仕組んでいます。リスニングの授業で聞いたある単語が、次のライティングの授業でも書く機会があったり、最後にそれをスピーキングで使ったり。
そうした施策によって生徒の頭に英語を定着させていきます。一貫して学校側でカリキュラムを提示してくれるので独学に行き詰まってしまったり、留学に一度挫折してしまった人にもオススメです。
マンツーマン授業は多くない
フィリピン留学の代名詞といえばマンツーマンクラス。フィリピンにやってくる多くの人はマンツーマンクラスがどれだけ多いかで学校を選んでいることが多いです。毎日たくさんの授業を受けた学生の満足度は高く、やりきった感ときらきらした思い出につつまれて帰国していきます。
しかし、留学で英語学習が完結してしまっている人の場合、極めて短い期間で学びのほとんどを忘れていってしまいます。なぜなら復習が足りていなかったからです。授業で学んだことをすぐに復習することで忘却は大幅に防ぐことができるといいます。
そのため、MONOLではむやみにマンツーマンを推し出さず、復習に重きを置いたカリキュラムで本物の英語力の習得に努めています。
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国籍制限制度
MONOLの大きな特徴には国籍制限制度があります。韓国人校長ですが、韓国人マーケットの拡大は図っておらず、各国の生徒数を調整しています。室内の国籍比率も調整するなど徹底的です。以下は2016年11月16日の国籍比率です。
台湾 | 25% |
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日本 | 30% |
中国 | 15% |
韓国 | 30% |
通常は台湾人がもっとも多い学校のようです。また稀にスペインや南米ベネズエラなど遠方から生徒が来ることもあるそうです。
バギオではレアなビジネスコース
スパルタ校の多いバギオですが、ビジネスコースがあるのはMONOLとHELPのみ。さらにその中でも就職活動課程、就業課程、航空乗務員準備課程と細かくカテゴライズされており、よりピンポイントに自分の学びたいことを学ぶことができます。
先生と同室?3+1部屋
MONOLで一番人気なのが、先生と同部屋で生活する3+1部屋です。この形式の部屋はバギオでMONOLだけとなっています。同部屋の先生が授業を受け持つことはありませんが、平日には部屋のメンバーでルームディスカッションを行っています。
週末などは先生も含めて出かける生徒たちが多く見られるそうです。先生側からの評判も高く、すでに2年以上住んでいる先生もいるようです。
バギオ最安の6人部屋
4週間で990ドルから留学できるのが6人部屋。大人気のMONOLでは生徒数を増やすためにこの部屋タイプができました。しかし、一つの部屋に6人というとどうしても窮屈なイメージがあります。
しかしMONOLでは独特の形にベッドを組み込み、三段ベッドとして機能しています。これにより大幅にスペースを節約でき、6人部屋ながら広々と感じます。国籍比率も調整されていて、特に男子部屋では日がな賑やかにお菓子・ピザパーティなどが行われているのだとか!
ヨガにゴルフにボクシング!ここは語学学校です
MONOLの特徴として挙げられるのは、オプションの多さです。フリーフィットネスという誰でも参加できるクラスにはボディビルやウェイトトレーニング、ボクシング、護身術、さらにヨガやゴルフ、ズンバまであります。
復習重視の厳しいカリキュラムの中で、息抜きできる場をという計らいなのだそうですが、こうしたクラスも料金に含まれているというのがただただ圧巻ですね。
地域密着型のユニークな経営体制
ここまで紹介させていただいてきたとおり、MONOLには数多くのオプションが組み込まれています。また教育面に関しても教科書を開発するなど、多くの人の協力によって生徒たちの留学生活が成り立っています。
実はMONOLではヨガやボクシングのインストラクターやゴルフ講師まで正規で雇用しています。またオフィスではセクションが細分化され、そのほとんどを現地のフィリピン人が担っています。
語学学校ではありがちな、マネージャーの方が上の立場という事態はここではありません。むしろ現地の人に誇りと責任を持って仕事をしてもらうために、それぞれポジションを決めて正規雇用しているのだそうです。
取材中の雰囲気としても皆のびのびと働いている印象で、生徒、先生、スタッフと関係がとても良く思えました。ただ語学学校として成功するのでなく、現地に根を張って愛されている様子にとても好感を持てました。
以下マネージャー西岡さんのインタビューもあわせてお読みください!
諦めるのはまだ早い?国際バランス・復習重視のMONOL【バギオ留学】
場所・立地
MONOLはTacay Rdに面しており、市外中心地セッションロードまでは15分ほどの距離に位置しています。山間のバギオらしく、バギオの街を一望できる丘の上に建っています。
斜面にもなっているので、Tacay Rdから見ると5階建てくらいに見えますが、実は地下9階まであるので14階建ての建物となっています。
マネージャーの西岡さんいわくバギオ一夜景が綺麗に見える学校だそうです。ちなみに実証しましたが、完全に同意です!
宿泊施設・寮
1・2人部屋
一人一つ勉強机を使うことができます。冷蔵庫に除湿機も設置されています。雨季のバギオに除湿機は欠かせません。これは嬉しいです。
3人部屋
寝顔を相手に見られないように、ということから2つのベッドの間に仕切り兼棚が設置されています。本当に細かいところまで配慮されています。
4人部屋、3+1部屋
こちらは4人部屋兼3+1部屋です。この距離感だとルームメイトとだいぶ仲良くなりそうですね!
6人部屋
こちらがMONOLの看板6人部屋です。特異な形をしていますが、どのベッドの横にもコンセントがついている上、スペースもあまりとらないので想像以上に広々とスペースを使うことができます。
気づけば真ん中にテーブルが置いてあったり、とにかくフレンドリーな雰囲気がここにはあります。
ただ一つだけ朝などトイレやシャワーの時間にはちょっと融通がきかずに大変かもしれませんが、それを差し引いても最高のコスパだと思いました!
トイレ・シャワー・WiFi
こちらはシャワールーム。もちろんお湯もバッチリです。トイレと別なのが嬉しいですね。バギオではなかなかありません。
そしておそらく大事にされる生徒さんも多いと思いますが、WiFiルーターが各部屋に設置されているところは特筆すべき点かと思います。基本的にオフィス周りのみの使用であることが多いWiFiですが、MONOLではふんだんに利用することができます。
ただし、ネットサーフィンしすぎてしまわないよう注意です!
学校施設
マネージャーオフィスから学校案内を始めましょう。
韓国、日本、台湾、ベトナム人のマネージャーが在籍しています。生徒サポートをはじめ、各国に向けて広報などの業務もこなしています。
同フロアは西岡さんが「市役所仕事」というように、細かくセクションが分かれています。
クリスマスも近いということでオフィス対抗で装飾合戦をしているそうです笑。
他にも無数の細かなセクションに分かれてそれぞれの業務を担っています。施設面担当、教材開発、カリキュラム担当、新人講師研修など様々です。
構内にATMがあるのは本当に助かります!大事なキャッシュカードを持ち歩かずに済みます。
続いて最上階のご紹介。B8階に全体のランドリーがありますが、下着など他と一緒に出したくない場合などは屋上のランドリーを使用する生徒も多いそう。これも無料です!
さらに同フロアにはダーツやビリヤード、卓球台などエンタメ機能もあります。
こちらにも教室はありますが、2016年11月現在は期間限定でバギオJICの一部生徒のために開放されています。学校間の連帯がとれているバギオならではの光景です。
また構内にはクリニックもあり、ナースもいるので安心して過ごすことができます。
こちらの広い空間が食堂です。食事の時間には確実に長蛇の列になり、席もすぐに埋まってしまいます。
校庭にはオールコートでバスケットボールもできます。先生やスタッフも空いた時間に遊んでいます。
こちらが噂のサウナです!寒いバギオならではの試みですね。校長が率先して提案されるのだそうです。
こちらはB8階のランドリーです。基本的にはこちらで洗濯を受け付けています。室内清掃とともに回数制限はなしです!こちらのスタッフも皆自社で雇用しているそうです。
ランドリーのさらに下のB9階には立派なヨガスタジオもあります。
その横には女性用のランニングマシーンが並んでいます。ジムはまた別にあります。
外に出るとBBQフロアが!6人部屋や3+1部屋の生徒たちは頻繁にここでBBQをしているそうです。最高ですね!
プロのトレーナーにフォーム矯正の指導などをしていただけます。
以前西岡さんが「地球が滅びてもMONOLだけは残る」とおっしゃっていましたが、あながち冗談ではないんじゃないかと思ってしまいました笑。
外出時にはセキュリティチェックを受けて出ます。何時何分に外出したかなど綿密な管理がされています。
門の正面にはサリサリストアとフィリピン・韓国料理のレストランがあります。ちなみに昨今韓国人生徒が減っているので、今後日本・中華料理レストランに生まれ変わるかもしれないそうです笑。
門の横にはMONOLバスと呼ばれる大きなバスもありました。ピックアップや週末のスクールトリップなどの際に活躍するそうです。乗ってみたい…。
マンツーマン教室
グループ教室
生徒数にもよりますが、今回グループ授業を受けた教室では少し小さめに感じました。
オプションクラスなどはいくつか大きめの教室を使って行われます。
食事
MONOLの自慢の食事を紹介します。まず他の学校と違うのはメニュー品数の差です。他の学校では決まったメニューをみんなで食べるという形ですが、MONOLでは毎日毎食がミニビュッフェのような形式になっており、とても好評です。
特になかなか野菜のとれにくいフィリピンにあって、サラダバーの存在はとても貴重です。これは毎食必ず用意されます。ドレッシングもこの通り。
朝食
たっぷり野菜を中心に、ゆで卵やウインナーなど朝の定番メニューです。ヌードルスープも食べられます。
パンかご飯かも選択できるのが嬉しいですね!両方盛ってしまいました…。
昼食
ボリュームたっぷりのお昼ごはん。主菜級のメニューが溢れてチョイスに困ってしまうほど…。
夕食
夕食も相変わらずメニューが豊富です。お腹がすいていたので欲張っていろいろ盛ってしまいました!
※ちなみに食事の時間もEOPは徹底されており、見張り役もいます。楽しく英語で会話しながら食べましょう!
講師・クラス
マンツーマンクラス
Speakingのマンツーマンを担当してくださったのはEmily先生。わからない部分があると優しくフォローを入れてくれます。
グループクラス
発音のグループクラスはIntermediateレベルのAxmie先生に指導していただきました。パワフルでテンポの良い授業は、程よい緊張感を感じながら進みます。
オプションクラス
正規授業の他に最大で3時間半分、無料で授業を受講することができます。グラマークラスをはじめ、テスト(TOEIC・IELTS)対策や面接対策クラスも選択できます。さらに2016年10月よりワーホリ検討者には嬉しいワーホリ準備クラスもできました!
フリーフィットネス
先ほども紹介しましたが、ジムやヨガスタジオ、ゴルフ場などそれぞれの施設で自由に参加することができるフィットネスのクラスです。プロ講師の指導がタダで受けられるので、是非とも参加したいところ。
留学しつつ、ムキムキになって帰っていく生徒もいるのだとか!授業については以下の記事をご覧ください。
復習重視のMONOL!バギオのユニーク校で体験授業を受けてきた
ユニークな施設とマンツーマンクラスを推し出さない独自な体制のバギオMONOLの体験授業記事です。復習重視のカリキュラムや膨大な宿題。教材まで自社で開発しているので指導法が徹底され、初心者・一度英語学習に挫折した方に人気となっています。
総評:全力で楽しく、全力でハードに。挫折経験者にもおすすめ
以上MONOLを徹底紹介させていただきました。
考えつくされたカリキュラムと、徹底的に生徒想いな施設。勉強の仕方がわからなかったり、一度挫折してしまった方にもしっかりと学校から勉強法を提案しています。またフィリピンの料理や暮らしが苦手という人にもMONOLはおすすめです。何も心配せず、勇気一つで飛び込んでみてはいかがでしょうか?
最後に3+1部屋のルームティーチャー、陽気なJohnder先生からのメッセージをみなさまにお届けします!
MONOLについて気になる方はこちらからご相談ください!
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MONOL(バギオ)の学校情報
フィリピン・バギオの語学学校『MONOL』の学校情報ページです。MONOLのコース/カリキュラム/料金/学校/寮/学校データを確認することができます。