「マニラ観光しよ!」って思った時、皆さんはどんな交通手段使いますか?タクシー?ジプニー?トライシクル?…はたまた徒歩?
メトロマニラの面積は636平方km。なんと、東京都23区よりも大きいんです!23区の端から端までタクシーで行こうとは思わないですよね。ここ、メトロマニラでもそれは同じで、やっぱり電車が便利です。
格安で、便利!そして、東南アジアを旅した気分になりたいあなた、必見です。
ターミナル3から最寄りのMRTまでの行き方
提供元:”http://www.metroeasy.com/”
マニラの中心であるメトロマニラを走る電車は、MRT・LRT-1・LRT-2の3本。計43の駅があります。今回は、その中のMRTの乗車方法について解説していきます。
マニラ空港ターミナル3から一番近いのは、このTaft Avenue MRT Station。ここまで、今回はタクシーではなくバスを使います。
アライバルエリア到着後、外に出るとベイエリアが立ち並びます。タクシーのしつこい勧誘をくぐり抜け、右に進んでいくと、黒・紫・白のバスが並んでいます。
PREMIUM AIRPORT BUS SERVICEと書かれた受付があるので、そこでTaft Avenue MRT Stationと伝えます。化粧直しの邪魔をしてしまったからか、ふてくされた顔をしながらチケットを渡してくれます。値段は150ペソ(約330円)。
スタッフがバスの案内をしてくれるので、それに乗り込みます。バスは、目的地によって決まった色があるわけではないようです。
なかなかキレイな車内。マニラ・バギオ間のJoybusもそうですが、フィリピンのバスは日本のものよりもキレイなんじゃないでしょうか。
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途中で数か所止まってから、約20分ほどかけて、目的地へと向かいます。
当日は雨でしたが、そんな中でも濡れながら裸足で洗車をしている男性もいました。あぁ、マニラだなぁ…と思いながらも、バスはガンガン進んでいきます。
MRT駅での乗車券の買い方
バスが駅の前に到着すると、運転手が ” Taft Avenue!!! “と優しくも厳しい言葉をかけてくれるので、すっと降ります。このとき、物乞いが寄ってくることもあるので、バッグは前に抱えて駅に向かいましょう。
Jolibeeと道路を挟んで向かい側の入り口から階段を上ると、道が二手に分かれています。左は出口専用なので、右に歩いていきます。
この先に荷物検査がありますのでバッグを開ける準備をしましょう。
※撮影禁止の為写真なし。
荷物検査を過ぎてからまっすぐ進んでいくと、チケット売り場があります。ここで、降りる駅名を伝えます。今回の目的地は”SHAW BOUREVARD”。値段は12ペソ(約26円)でした。運賃は、降りる駅によって、10~15ペソと値段が変わります。
窓口から受け取るトークン(黄色い乗車カード)が、切符の代わりとなります。
いよいよMRT乗車!
トークンを改札機にあるIC読み取り部分に触れて、ゲートから入場します。サインに従ってホームまで降りていくとレールが2つありますが、どちらに乗っても大丈夫です。
駆け込み乗車不要!
電車はピーク時間帯(朝と夕方)には4分間隔、その他の時間帯でも5〜7分間隔で運行しているので焦るべからず。ただ、ピーク時は東京のように混雑し、20〜30分待つなんてこともあるらしいので、平日ピーク時の乗車は避けたほうが無難かもしれません。
いざ、車内に入ってみると…
車内アナウンスは何言ってるかよくわからないので、車内の路線図の表示を見ながら降りる駅を確認しましょう!
目的の駅に着いたら、改札機にトークンを挿入する箇所があるのでそこに入れて終了。
※読み取り部分に触れても何も起きません。
まとめ:安さと冒険を求めるなら電車
今回はマニラ空港ターミナル3からSHAW BOUREVARDまでの区間でシミュレーションを行いました。以下はタクシーとMRTの比較、そしてMRTを使うことのメリット・デメリットです。
タクシーを使った場合
運賃 | 約800円〜 |
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時間 | 30分〜 |
MRTを使った場合
運賃 | 約350円(バスを含む) |
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時間 | 30分〜(バスを含む) |
ターミナルからのバスを含むと結局速い方法とは言えません。安全面からも、UberやGrabのタクシーサービスを利用したほうが確実です。その中で、約400円を節約して食事に回したい、途上国のインフラ面を肌で感じたいという方にオススメの方法です。
運行時間
MRT | 4:30~22:30 |
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LRT-1,2 | 5:00~21:30 |
注意事項
- 電車のみだけでなく、駅のホームでも飲食・喫煙は禁止されています。
- 大きな荷物(キャリーバッグ等)を持っていると、入場前の荷物検査は入念、場合によっては入れない場合もあるようです。
- 写真撮影禁止。
※上記3に関しては、筆者は、管理人室で、駅員に囲まれて事情聴取受けています。特に理由がない場合の写真撮影は避けましょう。