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フィリピン・ルソン島の高原都市「バギオ」。避暑地・観光地としての側面もある一方で実は語学留学も盛んで、なかには10年以上運営している学校もあります。

今回は多様な顔を持つ都市バギオの雰囲気を、5分でサクッとつかめるように紹介していきます。

バギオの場所・気候・治安

まずはバギオの基本情報から。知人・友人からもっとも多く質問される地理や気候などを紹介していきます。

バギオの場所

フィリピンの首都マニラのある「ルソン島」のベンゲット州に属しています。日本(東京)からバギオへは、飛行機でマニラへ行き、空港からタクシーでバスターミナルへ、つづいてバスに揺られること約6時間で到着します。合計で、約半日かかります。

バギオの気候

バギオの気候
標高約1400メートルの高地に位置するため、ザ・フィリピンのような暑さはありません。マニラなどの他都市と比べ、とても涼しく過ごしやすいです。ただし朝晩の冷え込みが激しいので、注意が必要です。

また6月頭から10月末までつづく雨季は雨の日がとても多く、7〜9月の3ヶ月間留学していたことのある友人は「雨が3週間もつづいた時はしんどかった」と言っていました。3週間、24時間振り続けていたわけではないと思いますが、あまりにも雨が続くと参ってしまいますね。

バギオの治安

バギオの治安
マニラ・セブと比較して、治安はとてもいいと感じています。セブ島とバギオの両方に留学した友人も「3ヶ月過ごしたけど、警戒する必要性を感じなかった」と言っていました。また留学生(女性)にお話を伺った際も「治安面を考慮してバギオを選びました」というコメントをもらったことがあります。

セブ島では友人がホールドアップにあったり強盗にあったりと、恐ろしい話を数回耳にしています(筆者はセブ島に1年くらい住んでいます)が、こちらではそういった話は聞きません。

また街を歩いていても、肌で治安のよさを感じます。

バギオの食べ物

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バギオに来て強く感じたことは「野菜が美味しい!」こと。写真は、とあるカフェのシーザーサラダです。取材時に語学学校のご飯をご馳走になった際も、「まさかフィリピンでシャキシャキ野菜が食べられるなんて!」と生野菜の新鮮さに驚きました。

特に女性にとっては嬉しいのではないでしょうか。

当記事ではバギオのイメージをサクッとつかみたい人向けに書いていきましたが、より詳細に知りたい方は、【徹底解説!】バギオの人口・地理・気候・歴史・治安をまとめてみたをご覧くださいませ。

バギオっぽいものを撮ってみた

次は筆者の視点から「バギオっぽい」と感じたものたちを紹介していきます。

筆者のプチプロフィール

  • 日本の幾つかの地域で暮らしていた(新潟・金沢・岐阜・長野・高知)
  • 国内は20県くらい訪れている
  • セブ島在住は1年くらい

はい、では紹介していきますよ〜

バギオの松の木
バギオの木は松だそうです。

 

バギオとアメリカ
アメリカに植民地支配されていた歴史もあり、少しウエスタンな雰囲気を感じる看板。

 

バギオの手作り小物
手作り感のある小物、バギオではよく見かけます。セブ島は既製品を組み合わせたものが多い印象が強いですが、こバギオでは手作り感を街の至るところで抱きます。

 

バギオの坂
バギオはとにかく坂が多い。

 

バギオの乗り物
交通手段はジプニーまたはタクシーとなりますが、タクシーはほぼ全てが4輪駆動(ごくまれに、2輪駆動っぽいタクシーも見かけます)。

 

バギオの渋滞
基本的に坂道発進なので、運転技術はかなりのものだと思います。坂道でこんなぎゅうぎゅう詰めの渋滞なんて、恐ろしくて運転できません。

 

バギオの物価
セブ・マニラと比較して、やや物価が安い!1着100ペソ(※約210円)、2着買うと合計150ペソ(※約320円)。

 

バギオの安い物価
こちらは3つで10ペソ(約20円)!とっても小さかったので、子供服ですね。

 

バギオでは長袖が売っている
ちょっと暖かそうな長袖が売っていました!そう、バギオは朝晩が肌寒いのです。

 

バギオのサリサリストア
サリサリストア。現地人にとってのコンビニエンスストアです。鉄格子が張られていないあたり、治安の良さを感じます(セブ島になるサリサリストアは基本的に鉄格子が貼られています)。

 

バギオの大学生
バギオには大学がたくさんあり、若者を多く見かけます。カメラを向けたらややシャイな反応をしつつ、笑顔を向けてくれました。この辺りの反応も、バギオっぽい(セブ島の方々はカメラを首から下げているだけで、ポーズを決めくる人が結構います)。

まとめ:長崎 + 長野県/2 = バギオ

まとめ:長崎 + 長野県/2 = バギオ
はじめに断っておきますと、筆者は長崎県にいったことがありません笑。「坂が多い」というイメージから持ち出しました。朝晩の冷え込みが激しい気候と坂だらけの地理的特徴からこんな風にまとめてみました。

タクシードライバーが1ペソ単位できっちりおつりを返してくれたり、横断歩道を譲ってくれるあたりは日本人のような細やかさを感じています。

おまけ:バギオにないもの(少ないもの)

セブ島(中心部)にあってバギオにないもの

  • 爆音をかき鳴らすショッピングモール
  • 何か起こるんじゃないかという緊張感

セブ島中心部には至る所にスパがあります。スピーカーも同様で、爆音をかき鳴らすショッピングモールも少なくありません。

ナイトクラブもまた然りで、あとは「何が起こるかわからない」といったスリルも少ないです。これらもバギオっぽさを醸し出すのにひと役買っているのではないか、と筆者は思います。

以上、バギオの雰囲気まとめでした。なんとなくのイメージがつかめていましたら幸いです。
※フィリピンペソー日本円換算は2016年06月現在のレートで行っています。

放浪系フリーライター。引っ越しは年に4回くらい。日本ではゲストハウスに住み込みで働きながら執筆をして生計を立てていました。現在はセブ島でコンテンツライティングのお仕事をいただきながら編集と英語の勉強中。個人ブログ(放浪系フリーライターの日常)も書いています。味覚がハジケルほど旨みのある暮らしを追い求めています。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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