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バギオ留学は3回目という松上さん。3回目の留学先では、セブとバギオで悩んだ末、過去の留学で慣れ親しんだPINES語学学校(バギオ)を選んだそうです。なぜバギオ留学を選んだのか?留学の経緯から満足度をお伺いしました。

松上有美さん
漠然と英語の勉強を始めたが、次第に「CAになりたい」という目標が見えてきた。バギオの留学は今回が3回目。

満足度
留学期間 4週間
英語力 レベル7(学校内テストのスコア。1〜10の10段階。)

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By フィルポータル編集部
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韓国留学後にフィリピンのバギオ留学。その経緯とは?

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— バギオ留学は今回で3回目だそうですね。これまでの留学経験について詳しく教えてください。

高校を卒業してすぐに9ヶ月間、韓国に留学して韓国語の勉強をしていました。その後、英語の勉強をしようと思い、母から短期留学のことを聞いて、実際に2ヶ月間留学してきました。これが1回目の英語の留学です。

その後、再び韓国に行って韓国語を勉強しながら、英語の勉強もしていました。韓国人5人の中で1人だけ日本人という環境で、5ヶ月間勉強をつづけました。

その後は、環境のいいバギオでもう1度英語を勉強したいと思い、再び2ヶ月間留学しました。

— 韓国とフィリピンに2回ずつ渡航されているということですね。では、留学先としてセブやマニラではなく、バギオのPINESを選んだのはなぜですか?

セブの校舎がまだなかった頃だったのと、もともとPINESしか知らなかったためです。
※PINESはセブにブルーオーシャンというキャンパスを持っています。

今回の留学では、セブも選択肢に入れていましたが、遊んでしまうかもしれないのでバギオ留学にしました。

セブの校舎は海に近いし、平日でも外出が可能だからたぶん遊んでしまうだろうなと思うんです。それに対して、バギオの校舎では平日の外出は禁止されているので勉強に集中できます。

ここは慣れている場所ですし、マネージャーさんも先生も知っている人が多いので、一番かなと思いました。

英語の上達を感じたフィリピンのバギオ。この地で英語を再び学びたかった

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— 3回にわたってPINESを選んで留学している理由を教えていただけますか?

はじめてPINESに来たときに、私は全然英語を話せなかったんです。ここはレベルが1~10段階まであるんですが私の場合はレベル2から始まって、2ヶ月間しか留学しなかったためにレベル3で終わってしまいました。

その後、韓国で英語の勉強したとき、1クラスで15人くらいのグループレッスンで授業を受けたていたのですが、ほとんど会話する時間がなかったんですよ。

会話をするというよりは聞いているだけの授業で、自分には合わないと思ったんです。一方でPINESだとマンツーマンの授業があって話が弾んだら楽しいので、両親にもう一度行きたいとお願いしました。

— 同じ学校に留学されているということは、何かしら気に入った点があってのことだと思いますが、具体的にどういった点が気に入っていますか?

マンツーマンで授業を受けられるところが大きいですね。グループレッスンも少人数です。1対1で、先生が自分にだけ集中して授業を進めてくれるんです。

例えば、私が間違った文法を使ったときはその場で修正してくれるし、先生が話していたフレーズを真似して使うこともできますよね。

今はレベル7まできました。本当はチャピスに行けるくらいのレベルには達しているんです。
※PINESは中上級者向けにチャピスキャンパスを持っています。

それには事前にテストを受けなければいけないらしく、私はそれを全然知らなくてレベルテストを受けていれば自動で異動するのだと勘違いしていました。

1日8時間のスパルタレッスン。土日に息抜きをしてバランスをとる

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— バギオでは平日の外出が禁止されているとのことですが、土日はどのようにして過ごしていますか?

平日外出できないので、土日は必ず外出しています。行き先はバギオ市内が多いですね。

ちょっと遠出することもありまして、先週の土曜日は、片道4時間くらいかけてハンドレッドアイランドという海に、友達と日帰りで行ってきました。海が透明ですごくきれいでしたよ。バギオは山の中で海に行く機会はなかなかないので楽しかったです。

学校近くの山の中を観光することはあまりないですね。ただ、ミッキーマウンテンという山には朝日を見に行ったりして友達とよく出かけます。おそらく正式名称ではないのですが、みんな「ミッキーマウンテン」という愛称で呼んでいます。

— やはり平日に外出できない分、外出したくなりますよね。では平日はどのようにして過ごしていますか?

1日8時間のコースなので、基本的には授業を受けています。朝の8時20分から始まって夜19時くらいまでずっと授業です。朝から夕方まで授業を受けて、夜ご飯食べた後さらにオプションで授業を受けることもできます。

私もこのオプションクラスを利用していて、教科書を読むリーディングと単語のテストだけでまるまる2時間、8時から10時くらいまで授業を受けています。トータルで10時間勉強していると終わった後はやはり疲れてしまうので、そのままシャワーを浴びて寝ています。

— かなりのハードスケジュールですね。想像しただけでも少し疲れてきました笑。ストイックに勉強をする中で英語の伸びを実感できる授業はありますか?

イディオムが、英語耳を作るのにすごく役立つと思いますね。リスニングでもディクテーションをしていると耳慣れできているなと実感します。

PINESの感想。留学後の就職ではCAを目指す。

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— バギオへの留学が3回目とのことですので、学校のいい点、悪い点などいろんなところが見えてくると思います。学校のここが気に入っている、あるいはここが嫌だなと思うことを教えていただけますか?

フィリピンは1年を通して暑いのに、バギオは山の上なのですごく涼しいところがいいですね。夜になると肌寒く感じることもありますが、暑すぎなくて勉強し集中できます。

ただ、ここの学校はエアコンも暖房もないんです。寒いときはブランケットを借りてしのいでいます。でもとても過ごしやすい場所ですよ。

— 最後に、今後英語を使ってどのようなことをしたいか教えてください。

韓国語も英語も活かせるので、将来的にはCAになりたいと思っています。実は英語を勉強し始めたのは、やりたいことがあるわけではなく、漠然と英語ができたらいいなと思ったのがきっかけです。将来的に英語を使った仕事をしたいと思い続け、今の考えに至りました。

目の前にあるのはTOEIC®の受験で、先のことに向けて英語の勉強を続けていきます。

インタビュー後記

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フィリピンのその他の地域と比べると、バギオの特徴は「過ごしやすい」こと。遊びの誘惑が少なく、適度に涼しい点は、集中的に勉強するのに適した環境。松上さんが3回も同じ地域に留学されていることからも、バギオの過ごしやすさが伺えました。

筆者も取材ではバギオに1週間弱過ごしましたが、とても勉強に集中しやすい地域だと感じました。

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放浪系フリーライター。引っ越しは年に4回くらい。日本ではゲストハウスに住み込みで働きながら執筆をして生計を立てていました。現在はセブ島でコンテンツライティングのお仕事をいただきながら編集と英語の勉強中。個人ブログ(放浪系フリーライターの日常)も書いています。味覚がハジケルほど旨みのある暮らしを追い求めています。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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