今回はフィリピンの語学学校であるHowdy English Academyのジェネラルマネージャーである中川慶吾さんにお話を伺いました。
中川慶吾さん(44歳)
20代はカナダのベンチャーにてカリブ海での複数ビジネスを立ち上げる。その後2社の大手メーカーでマーケティング・セールスマネジャーを経験し、現在はHowdyを起業。
Howdy English Academy代表であるの中川慶吾さんの想いとHowdy English Academyの英語カリキュラムに対するコダワリ(フィリピンで著名な教育学博士をHowdyのアカデミックマネージャーとして採用している理由)をお伺いしました。
Howdy English Academyへの留学を検討している方は必見です。
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英語を学び海外で挑戦したい日本人は自分の意見を主張すべき
この間、Howdyに高校生の団体が来たので英語の文章を書かせました。選択肢があればいいんですが、フリーライティングになると極端に書けなくなる。特に意見を尋ねられたとたんに書ける人が非常に少なくなるんです。意見がないというか、自分から発信できなくなっているんですよね。
日本の社会であれば、それでオッケーなんです。静かにしていれば周囲と摩擦が起きない。だから、日本の社会に非常に溶け込みやすいんですよね。逆に自己主張が強いと、空気が読めないやつだなんて逆に敬遠されてしまう風潮があって、住みにくい環境になってしまうわけです。
そうした日本人のことなかれ主義は、海外に出てしまうと『意見・自己主張がない人間』と思われる。自分で発言力がなければ重視されないんです。
だから、フィリピンにおける英語教育で日本人のことなかれ主義を改善していきたいと言っているのが、うちのDr. Tampus(ドクタータンポス)なんです。マルティプルインテリジェンスという理論を提唱しています。
Howdyのカリキュラムに対するコダワリ。教育学の研究者のセブ市代表であるDr. Tampus(ドクタータンポス)が提唱するマルティプルインテリジェンスという理論とは?
Dr. Tampus(ドクター・タンポス)
フィリピンで著名な教育学博士。大学教授としての肩書きを持ちつつも、Howdyのアカデミックマネージャーとして教育プログラム策定および講師のトレーニングを担当。
Howdyのカリキュラムには、Dr. Tampus(タンポス)が教育学を研究してきたノウハウが詰まっています。マルティプルインテリジェンスという理論を適用しておりまして、簡単に説明すると知性を8つに分類して、それぞれに最適な教育方法を適用するという考え方です。
参考:マルティプルインテリジェンスの重要性
日本人の目から見るとこの教育方法も危ういところがありますが、すごくいいところもたくさんあります。そのひとつは、自分の意見を持ってそれを出す力、発信力を強めるということ。そういうところをこの教育の中に取り込んでいけたらいいなと考えています。
Howdyには決まった教科書がない?!英語の教科書ではなく生徒へフォーカスした授業内容とは?
うちの授業のスタイルは、テキスト重視ではなく、生徒さん重視でやりたいと思っています。テキストに当てはめていくのが必ずしも正解ではないという考え方だと思ってもらったほうがいいかもしれません。
僕も昔は他の語学学校のような考え方だったんですけれど、それは、その人に合ったものをやっているといいながら、実はこちらで用意したカテゴリに生徒さんを当てはめていくというもの。すると運営側は非常に楽なんですが、生徒さんが主体の教育にはなっていないんです。
フィリピン留学の圧倒的な強み『マンツーマン授業』を最大限活かしたい
マンツーマンができる環境にあるのなら、個人の主張を見たうえで授業を展開できればいいのかなと。
こちらに来られる生徒さんは皆さん、目的意識をすごく持っておられるんですよ。授業の進め方についても、しっかりと計画して来られるんです。でも最初に言うことがあります。
「自分がフィリピン留学した目的を担任の先生に話してください」
自分の目的やそこにいたるまでの過程を伝えていただくことで、すり合わせをすることができる。いったん先生たちにやり方を委ねてもらって、どういうふうにすればいいのか、そこからは毎回、担任と生徒さんがコンサルティングをしながら授業を決めていくんです。
生徒さんの留学期間を1週間としたら、事前に決めてこられたほうが早いですが、1か月3ヶ月といった長いスパンの人は、担任と話しながら進めることでより満足のいく形になるかと思います。
せっかくマンツーマンできるので、型にあてはめなくてもいいと思うんですよ。日本の人は、参考書を1冊終えたら達成感を感じますよね。カチカチにやっていくとすっきりする。その気持ちはわかるんですが、ここに来たからにはその部分を1回ちょっとリセットしてもらって、フィリピンでの勉強の仕方を経験していただきたいですね。
Howdyでフィリピン留学する場合は、日本での学びをリセットしてください
— こういう考えをもって留学に来てほしいといったことはありますか。
日本の学校で学び、参考書でも勉強してきました。けれど、何かしっくりこないとか、ちょっと違ったアプローチで英語の勉強をしたいという人に来ていただきたいです。
1回英語の勉強をリセットするつもりで、あまり細かいことにこだわらずとにかく英語でコミュニケーションできるようになりたい人がいいですね。英語を勉強したあとの目的がハッキリしている人は、ここに来ていただけるときっと結果は出ますし、満足してもらえるだろうなと思います。
あまり文法にとらわれて細かいこと言い出すと、ダメ出しをするところはいっぱいありますが、それにとらわれているとせっかく来て得たチャンスがもったいないです。
実際に自分が英語で話しながら文法が間違っているなと思うときは結構あるんですが、まぁいいやと思って勢いで押していきます。それで通じてしまいますし。たくさん話せるような環境に身を置けば、相手に伝えるといったスキルも身についてくると思うんです。私たちは、生徒さんが勉強に集中しやすい環境をそろえているので、そこでストレスを感じずにやってもらいたいですね。
編集後記
インタビューで中川慶吾さんが最後に語った言葉を引用します。
私たちは、生徒さんが勉強に集中しやすい環境をそろえているので、そこでストレスを感じずにやってもらいたいですね。
ぼくは学校を見学させていただいたのですが、まさに言葉のとおりでした。詳細はHowdyの学校取材記事をご覧いただけたらと思いますが、留学生が英語学習に集中する環境がしっかり整っています。
快適な生活環境で、集中して英語学習に取り組みたいあなたへ。快適な生活環境の分、格安な語学学校よりは留学費用が高くなってしまいますが、それは払うべき価値のある金額です。
以上。中川慶吾さんお忙しい中にご対応ありがとうございました。
デキる社会人は最高の施設でフィリピン留学を【Howdy徹底取材】
フィリピンセブ島にある社会人向けの語学学校『Howdy』を徹底取材してきました。施設が綺麗(間違いなくセブの語学学校でNo1)で、かつ食事は日本料亭並をクオリティです。デキる社会人はHowdyでフィリピン留学をどうぞ。
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