オーストラリアでのワーキングホリデーを計画している森園さん。滞在をより充実したものにするため、3DアカデミーのESLコースで英語学習に励んでいます。ほぼ英語初心者の状態からスタートした留学生活は、一体どんなものなのでしょうか。留学中の心構え、留学に来るまでの準備についてなどをご紹介します。
森園達仁さん(22歳)
3Dアカデミーへの留学後、オーストラリアにワーキングホリデーを予定。もともと話せる中国語のスキルも活かし、将来は観光業界を志望している。
留学先 | 3Dアカデミー |
---|---|
満足度 | |
留学期間 | 12週間 |
英語力 | TOEIC200点 |
若いうちに海外を経験したい
— まず最初に、森園さんは留学前、日本でどういったお仕事をされていたのですか?
日本では高校を出てすぐ、建築の仕事をしていました。
— 留学される前までは建築のお仕事をされていたのですね
はい、ずっと同じ所で仕事していました。
— 今回英語を勉強しようと思ったのには何かきっかけがあったのでしょうか?
現状、自分は中国語を話すことができます。
— え、そうなんですか。
はい。父親の仕事の都合で中国に2年半住んでいて、現地の小学校にも行っていました。「自分が今何を持っているのか」ということを考えたときに「人より一つ多くの言語が話せること」というのが浮かびました。
— なるほど。ではその成功体験に則って英語も加えようということですね!
はい。中国語を話せても、やはり一番国際的な言語はやはり英語だと思ったんです。そこで英語を学びたい気持ちと、若いうちに海外を経験したい気持ちが湧いてきました。
それでワーキングホリデーに興味を持ちました。その後色々調べていると、セブ留学が事前準備に良いと知って、今回の留学を決意したんです。
— フィリピンやセブの中でもたくさん語学学校があると思いますが、その中でも3Dアカデミーに決めた理由は?
重視したのは、値段とマンツーマンです。ESLコースを受講しているのですが、色んなクラスを選べるカリキュラムの充実さも決め手でした。洗濯や部屋のクリーニングも全部ついていて、勉強に集中できる環境が整っているのもポイントですね。
コミュニケーションツールとしての英語を
留学前はひどいですね笑。TOEIC200点ぐらいです。ただ特にTOEICなど試験のスコアアップを目標にしているわけではありません。コミュニケーションツールとしての英語力を上げたいと思って来ました。
— テーマはコミュニケーションですね。
そうですね。言葉はコミュニケーションツールだと思っています。実際に中国語は話せますが、中国語検定を受けてもきっとレベルの高い級は取れないと思います。言語は得点を競うものではなくて、人と意思疎通するためのツールだと理解しているので、スコアを追おうという気はないです。
— すごく説得力を感じます。学校の先生たちの印象はどうですか?
先生は本当に良い人ばかりですね。自分みたいな英語超初心者にも、諦めないでずっと教えてくれます。わからない単語1つに対して、1時間かけて解説してくれたこともありました。
— とても熱心ですね。
生徒と先生というビジネスライクな関係ではないんです。半分友達でもあり先生でもある、みたいな関係ですね。
留学前の準備が大切
— すごくいい関係ですね。では留学に来る前に、これをしておけばよかったっていう後悔はありますか?
これはみんな言いますが、もっと勉強して来ればよかった。でもそれはある意味難しくて、どうやって勉強すればいいのかが分からないんです。
— そうですよね。では少し生活面についてもお聞きしたいのですが、実際はじめてフィリピンに渡航されるにあたって何か懸念などはありましたか?
周りからはよく「危険だからやめておけ」と言われました。やはり、日本人のイメージするフィリピンというと、「貧しさ」とそれによる治安の悪さが強いのかなと思います。
— 確かに渡航するまでは、消極的なイメージが先行してしまいますよね。実際にセブに来てみて印象はいかがですか?
全然印象は変わりましたね。これは現地を知らない人には説明しても実感が湧かないかと思いますが、人を取って食おうなんて雰囲気はほとんど感じないです。もちろん収入の低さゆえにゼロとは言い切れませんが、基本的には親切な人が多く、子供たちも明るく、よく笑う印象です。
確実に階段は昇っている
— 大きく印象が変わったようですね。ではここまでの留学生活を振り返ってみて、成果は実感されていますか?
そうですね、2ヶ月目くらいから耳が慣れました。ただまだ、自分の言いたいことをちゃんとした意味で伝えることはできていないかなと思います。それでも最初言葉にできなかったことを思えば、今では先生と談笑もできるようになって最低限の会話は成り立つようになりましたね。
— 確実に階段はのぼっているという感じですね。
のぼっている感じはすごくあります。自分の場合、高校を卒業してから長い間英語から離れていた分、本当にゼロからのスタートだと思っていました。今ではグループクラスの友達から、「僕ぐらい喋れるようになりたい」と言ってもらえたりもして素直に嬉しいですね。
— 目に見えて現れていますね!
間違ってもいいから、恥ずかしがらずに話すことを心がけています。
英語を活かして観光業に携わりたい
— 留学後の話に移りますが、このあとはオーストラリアに行かれると。ワーキングホリデーではどんな仕事をする予定ですか?
特に職種にこだわりはありません。日本で建築の仕事をしていたからって、そういう仕事じゃなくてもいいですね。レストランでも、本当に何でも挑戦してみたいです。ただ、日本人の環境にはなるべく浸かりたくないですね。
その後はまた別の国にも興味があるので行ってみたいですね。
— ではワーキングホリデーも含めて、「こういう風に生きていきたい」という将来的なビジョンはありますか?
まだ決まっていないですが、大きな目標は観光業に携わることです。英語を生かした仕事として商社なども考えられますけど、もっと人と近い距離で関わりたいと思っています。
今考えているのは、ガイドの仕事ですね。
— 中国語も仕事に活かせそうですよね。
そうですね。中国語も英語も話せたら、色んな国の人と接することができますし。
魅力的な仕事だなと思っています。
— ありがとうございます。
インタビューは以上となります。
インタビュー後記
完璧な英語ではなくても、まずは自分から口に出してみる。その積極的な姿勢が、森園さんの英語上達を後押ししていることが伺えました。そんな森園さんの学習を、フレンドリーな環境で応援する3Dアカデミー。目標に向かって、楽しくも懸命に努力する姿が印象的なインタビューでした。
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