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Jollibee(ジョリビー)という企業

2015年3月、フィリピンで圧倒的人気を誇るファーストフードチェーン「Jollibee(ジョリビー)」が2〜3年以内に日本に進出することを発表したようです。当記事では、Jollibeeの基本情報から、歴史、創業者に関してまとめます。

記事のもくじ

総売上高が約3230億円のJollibee(ジョリビー)とは、一体どのような企業なのだろうか。

Jollibeeの正式名称は、Jollibee Foods Corporation(JFC)。
フィリピン国内最大手のフライドチキンとハンバーガーを中心としてしたファーストフードチェーン。2014年のグループ総売上高は、過去最高の1179億ペソ(約3230億円)を記録している。国内では、ライバル企業としてマクドナルドやKFC(ケンタッキーフライドチキン)が追随しているものの、Jollibeeは昨年だけでも新たに国内169店舗、国外に65店舗と着実に店舗数と売上を伸ばしてる。

近年、国内での飲食系レストランの買収も積極的に行っており、その傘下には、Chowking(ファーストフード系の中華料理)、Greenwich(アメリカ系ピザ屋)、Red Ribbon(ケーキ屋)、Mang Inasal(フィリピン料理)とフィリピンでは人気のレストランが並ぶ。さらに2011年10月にはBurger King(バーガーキング)も株式を54%を獲得し、その傘下に加えている。

その数、Jollibee単体で850店舗以上、グループ総数は2300店舗以上になっている。各国でファーストフード業界のシェア1位に輝いているマクドナルドも、ここフィリピンでは苦戦を強いられており、フィリピン国内では400店舗に留まっている。

日本で3000億円規模の売上を達成している企業はどこ?
以下に、日本進出しており3000億円規模の売上をもつ企業をいくつかご紹介します。

  • ライオン:3674億円(2014/07)
  • 日テレ:3625億円(2015/03)
  • セガサミー:3549億円(2015/03)
  • シチズンホールディングス:3285億円(2015/03)
  • 江崎グリコ:3194億円(2015/03)

子供たちに絶大な人気を誇る「Jollibeeくん」とは

Jollibee(ジョリビーくん)
Jollibeeのマスコットキャラクター、大きな蜂をモチーフにしたJollibeeくん。ブレザーとシャツ、そして大きめのシェフハット、クリッとしたこのキャラクターは1980年に誕生しました。Jollibeeくんのその愛くるしさは、マスコットだけではなくキャラクターとしてもここフィリピンでは人気を得ています。(日本人からするとちょっと怪しいマスコットに見えます…)

子供番組の「Jollitown」は子供たちの間では大人気で、よく子供の誕生日会をJollibeeでやっている所を見かけたりします。誕生から30年以上経過してもかわらない人気で、Jollibeeの顔として常にロゴマークとセットで店頭に表示されています。

「Jollibee」はアイスクリーム屋さんから始まった

Jollibeeの歴史
Jollibeeは、フィリピン首都マニラのビジネス街Pasigに本社を構えている。創業者は、華僑系フィリピン人Tony Tan(トニー・タン)。Jollibeeは、1975年にアイスクリーム屋として事業を始め、1978年に今の事業に近いホットドック販売をメインにシフトチェンジ。その後、ハンバーガーやフライドチキン、パスタと販売種目を拡大している。

1991年に100店舗を達成し、1998年には300店舗、2007年には600店舗、2013年まで国内800店舗にまで広げている。海外進出も積極的であり、ブルネイ、香港、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム、クウェート、カタール、サウジアラビア、アメリカと合計100店舗を超えている。

世界に進出してきた「Jollibee」。彼らのマーケティング手法は『フィリピン人の出稼労働者が多い場所』がカギ

世界に進出してきたJollibee
海外進出に積極的な、彼らのマーケティング手法は、フィリピン人の出稼労働者が多い場所に進出しているようだ。「どんな人も故郷の味がほしい」をコンセプトに香港、シンガポール、中東に多く進出しているのは、フィリピン人労働者が多いからである。欧州では既に約77万人、日本でも永住者も含め24万人のフィリピン人が暮らしており、同社は2018年までに日本と欧州の進出を目指している。

フィリピンの味が日本で流行るかどうか、今後楽しみの一つである。

Jollibee創業者の「Tony Tan(トニー・タン)」とは

Jollibee創業者Tony Tan(トニー・タン)
Tony Tan(トニー・タン)は、1953年生まれの華僑系フィリピン人。両親共に中国の福建省の出身である。聖トーマス大学のケミカルエンジニア学部を卒業し、22歳でアイスクリーム屋を始め、25歳の時に今の原型になるハンバーガー販売を開始している。

トニー・タンは、雑誌の取材などで特に味へのこだわりを話すことが多い。ここで、フォーブスにのせられた彼の言葉を紹介する。きっと、彼がどのような性格かわかるだろう。

「マクドナルドは私たちの持っている設備よりとても優れているものを持っている。しかし、彼らが提供しているものは本物のフィリピンの味ではなく、アメリカ人の味である。フィリピン人は、もっと甘く、もっとスパイスをきかせ、もっと塩分をきかせなくていけないんだ。ハンバーガーは、どうしても国際的にマクドナルドのイメージがあり、その味をフィリピン人向けにすることは簡単ではなかったし、それに気づいたことはとても幸運だった(アジアフォーブス)」。

外資系のファーストフードチェーンがJollibeeの人気を超えられないのは、彼の発言にもあった地元に愛される味付けを根ざしているからである。特にバナナケチャップのような甘い味付けのものは外国人にはなかなか馴染むことができないし、ハンバーガーショップでフライドチキンとご飯を添えたメニューを見たら驚くことでしょう。

勢いがとどまることを知らないJollibeeの今後について

Jollibee外観にて
フィリピン国内でのJollibeeの勢いはとどまることを知りません。ふと気づいて街を見渡すと必ずと言っていいほど見かける存在になっています。それは、フィリピンの経済成長と比例しているでしょう。年々外資系の企業が増えて行く中で、本物のフィリピンの味を提供したいという強い信念がJollibeeの成功に繋がっているのかもしれません。

Jollibeeのフランチャイズ権配布
日本人投資家の方もこんなJollibeeに投資をしてみたい。フランチャイズ権を買ってみたいと思う方のためにJollibee公式サイトよりフォームを添付致します。
» ジョリビーフランチャイズ申請用紙がこちら

費用は、場所や条件などにも異なりますが、フィリピン国内の場合、25,000,000ペソから30,000,000ペソ(およそ8000万円前後)。海外の場合、450,000米ドルから800,000米ドル(5,500万円から1億円)。

この強気の姿勢もフィリピン経済を象徴しているのかもしれません。

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