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フィリピン留学

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ベテランマネージャーに聞く語学学校ストーリーシェアセブ校のリアル

セブ留学でも珍しいゲストハウス兼語学学校のストーリーシェアセブEOP校を取材しました。業界1ともいわれる完全日本語禁止ルールと、こだわりの英語メソッドについて学校マネージャーが語ってくれました。英語だけではない一生に一度の濃い留学にしたい、成長できる留学にしたい人には必読の記事です。

寺田友彦さん
ストーリーシェアに留学後、同校で長年マネージャーを務める。自身でも、AYOAYOBackpackersInn&ArtCafeというカフェ&ゲストハウスをセブで経営している。

ゲストハウス型の語学学校ストーリーシェア


– はじめに、ストーリーシェアセブ校の最近のトレンドや印象的な出来事を教えてください。

セブにあるストーリーシェアはバギオの方の校舎とは違って、旅行者も利用できるゲストハウス型の語学学校です。最近ではだいたい半分が留学生、半分がゲストという割合で、ゲストの方は国籍問わず様々な人が来られてます。

– 国際交流や覚えた英語のアウトプットには最適ですね。セブ島はネームバリューがあるので、いろんな人が来て面白そうです。

そうなんです。特にオーストラリア人とかアメリカ人とか英語が第一言語の方が多いですね。あとはどこの国も一緒ですが、最近ちょっとずつ増えてきたのが中国人。

– その流れはこのセブ島も変わりませんね。お金持ってますからね。

多くないですが、留学生としてこられる中国人もいます。ゲストとして来て授業を受けてみる人か、口コミの紹介でくる方がちらほら。最近は一人か二人は常にいますね。とはいえ、日本に対してのマーケティングしかやってないので、留学生の方の国際比率はほぼ100パーセント日本人ですけどね。

– 今後はそんな風に国籍のマーケットを広げていくって感じですか?

拒んでいるわけではないので、縁があれば「いいよ、いいよ。」って入っていただいていますが具体的な話はないですね。信頼の厚いエージェントさんが中国や台湾に今後できれば、ありえなくはないといったところです。

ゲストハウス兼語学学校のメリットデメリット


– ゲストハウス型の語学学校ってあまり多くないと思いますが、メリットやデメリットを聞かせてください。私みたいな素人からすると、単純な疑問として目的が違う留学生とゲストがいて問題が起きたりしないのかなと思ったりもします。

今まで特に大きな問題はありません。ただ、最近のセブ島の語学留学のトレンドがホテル式だとか、日本と全く変わらない生活クオリティーを押し出されてる学校が多いんです。ストーリーシェアは全くそういった時代の流れには乗っていません。それは、留学費用に大きく関わるからで、そこで競争してないので留学費用を安くできています。そのため、正直にいうと、日本のご自宅に比べられると生活水準は少し劣ります。極端には劣らないですが、例えばトイレとお風呂が共有であったりとか、生活水準を日本の一人暮らし並みに希望される方には合わないと思います。

– 流行りに乗らない姿勢が気持ちいいですね。

しばしばフィリピン留学で見受けられる誇張して留学生を獲得するスタイルはやらないんです。あとは規模がそれほど大きくないので、どうしてもコミュニケーションが発生してきますよね。なので、友達はいらないってくらいストイックな生徒や、コミュニケーションを求めていない生徒は合わないかもしれません。

– なるほど。実際に留学生同士のトラブルとかあったりしましたか。

規模が小さいとマネージメントが行き届くので、大きなものはないですね。特にEOPの校舎は面白くて、助け合いが半端じゃない。入ってくる留学生を見て先に来ている留学生が、自分の留学したての頃に重なるみたいで、助けたくて仕方ないみたいです。ストレスがあるとすると留学生同士というよりは、Wi-Fiが繋がりずらいときがあったりすることとか細かいところかな。

こだわりのメソッドとEOP


– 最近の留学生の数は平均で何名くらいですか。

5〜10人前後ですかね。部屋数で言うと18あります。小規模経営ですよね。

– 他の学校に比べると確かに小さいですね。

なぜかというと、学校を運営するのにあたって一番力を入れているのが、サイクルラーニングメソッドというストーリーシェアが独自に開発したメソッドなんです。それをしっかりと使える先生しか採用していないから大規模にはできない。独自のメソッドなので、50人も100人も先生がいると正直マネージメントが難しいんです。

– 先ほどEOPのお話が出ましたが、日本語が使える校舎もありますよね?

あります。日本人は真面目な方が多くて、ストイックになりすぎて辛いっていう話をよく聞きます。それは本末転倒だと思うんですよ。もしそうなりそうであれば、日本語が使える校舎がおすすめです。途中で行き来もできます。

– 留学にきてから自分のキャパシティーに気づく人もいると思うので、それはいいですね。

日本語で話すことによって1日を切り替えられるみたいな説もありますしね。校舎間の移動もそこまで距離が離れているわけではないし、それぞれの良さがあるのでふたつの校舎で運営するメリットは十分ありますね。

– ありがとうございました。

 

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【連載】世界を広げる英語の力!僕たち夫婦のフィリピン・バギオ留学

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昔から縁のあるフィリピンにて、肩書きのない個人として様々なことに挑戦しています。その中でこのフィルポータルでは企画・編集・執筆に携わらせていただいてます。旅と自然と言葉とバスケが好きで福岡→京都→東京を経て、フィリピンに流れ着きました。水のような風のような人生です。「何か一緒にしたい」という声もお待ちしてます。Twitter

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