少年の頃、誰もが一度は関わる「恐竜」の存在。彼らの存在を信じなくなってから一体どれだけの時間が経っただろうか?
しかし「忘れた頃にやってくる」とはよく言うが、来たのだ。人間たちに忘れ去られてしまった恐竜たちがまるで怒り狂ったかのように、バギオで鳴き声をあげている光景に出会ってしまった。
命を懸けた取材の様子を見てほしい。
ダイナソーアイランドの場所・行き方
ダイナソーアイランドは市街地から約30分ほど、アスピラス・パリスピス・ハイウェイ沿いを走っていると突如山肌に現れます。
タクシーでは「ダイナソーアイランド」と伝えれば大丈夫です。もしもダメなら「バギオエコパーク」と伝えてみましょう。バギオエコパークはダイナソーアイランド、隣のホーリーランド、ルネサンス博物館を総称した呼び方です。
ちなみに付近には道路があるだけで目立った施設がないのでタクシードライバーは「待っててあげるから往復○○ペソでどう?」とかなりの値段を要求してきます。確かに場所柄辺鄙な場所ではありますが、施設関係者に聞いてみると、市街地へと戻るタクシーは手配してくれるとのことだったので行きは片道タクシーで大丈夫です!
ダイナソーアイランドに行ってみた!
ダイナソーアイランドに到着しました。早速駐車場で小さな恐竜がこちらを威嚇してきます。気をつけましょう。あなたにはまだいくつものステージがありますからここはなんとか切り抜けてください!
いくつかのテーマパークが隣同士にあって多少ゴタゴタしていますが気にしません。今日は「恐竜」を見に来たのですから!
まずはダイナソーアイランドの入場券を購入しましょう。ダイナソーアイランドのチケットは350ペソ(約770円)です。隣のホーリーランドの入場もあわせると600ペソ(約1320円)と両方回ってみたい方にはお得な手段になります。細かい料金システムは上の画像をクリックすると拡大して確認することができます。
ちなみにホーリーランドはエデンの園からキリストの復活までを模したテーマパークです。ピラミッドやスフィンクスのような像も外から見えたので、そういった体験型小世界のような場所です。こちらも興味のある方は是非!
チケットも手に入れたのでいよいよ中に入ってみたいと思います。
ちなみに恐竜を探す冒険の手前雨が降ってきたところお土産屋のお姉さんが傘を貸してくれました!
「山本ジーニー」くんです!日本とのハーフフィリピーノだそうです。ただ日本語は話せず、一人走りする傾向にある早口の英語で一生懸命恐竜について解説してくれました。
とても真摯にガイドしてくれますので「ゆっくりしゃべって!」とお願いしましょう!
ブラキオサウルス!
長い!首が長すぎる!けど大丈夫。ブラキオサウルスは決して襲ってきたりしません!
気をとりなおして歩いていると…
自分たちよりも大きな草食恐竜を何匹かで襲う小型肉食恐竜です。これは気をつけなければなりません。やつらはすばしっこいので…
歩いているとなんと正面からいかにも凶暴そうな恐竜がやってきました!
そしてあえなく…
…
来ました!誰もが知っているティラノサウルスです。やはり風格が違います。ちなみにもちろん動くし鳴きます。
なんとか逃げ切るとその先には…
なんとかこの冒険でぼくは一回死ぬだけで済みました。みなさんはより気を引き締めて冒険してください。
心躍る恐竜ダンスがこれだ!
冒険を終えるとガイドの山本ジーニーくんに案内され、広いステージのある客席に座るように指示されました。
画像では興奮を伝えられないので動画におさめました。どうぞご覧ください!
いかがですか?この恐竜のキレの良さにはもはや脱帽です。
まとめ:バギオ最強のエンタメを君はまだ知らない
これだけのスケールにも限らずダイナソーアイランドの知名度はそこまで高くないように思います。バギオ市街地から30分。週末はこもってないでバギオでサバイバルな体験をして生命力を研ぎ澄ますのも悪くないのではないでしょうか?
危機管理能力を養って生きることは海外で必須です。ダイナソーアイランドではそんなことを学べるかもしれません。
バギオダイナソーアイランドの基本情報
英語名 | BAGUIO DINOSAURS ISLAND |
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住所 | Tuba, Benguet |
営業時間 | 月曜~金曜:9:00~18:00/土曜・日曜:8:00~18:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | (074) 423 1537 |
入場料 | 350ペソ(約770円) |
公式サイト | バギオダイナソーアイランド |