あがり症克服の専門家の金光サリィさん。あまり聞き慣れない職業ですが、実際にはどういったお仕事なのでしょうか。百聞は一見にしかず、ということでまずは下記の動画をご覧ください。
イメージが湧きましたか?
次に湧く疑問は『なぜ、あがり症克服の専門家がフィリピン留学をしているのか』という点だと思います。そこで今回のインタビューでは、金光サリィさんがフィリピン留学を決意した理由とブライチャーを留学先として選んだ理由をお伺いしました。
金光サリィさん
ヴィゴラスマインド代表 あがり症克服の専門家。
満足度 | |
---|---|
留学期間 | 1ヶ月 |
英語力 | 日常会話ができる程度 |
アジアに住んでみて感じた、日本語と英語の情報量の差とは?
— あがり症克服のレッスンを提供されているとのことですが、なぜ英語を学ぼうと思ったのですか?
私のあがり症克服レッスンは脳科学をベースにしています。日本で売られている脳科学の本は英語を翻訳されたものが多いんですよね。英語力を高めて、その情報にいち早く触れたいというのが一番の動機です。
また、成長著しい東南アジアを肌で感じたかったので、フィリピンとマレーシアに数ヶ月間住んでいたことがあります。そこで痛感したのが、英語を使える場合と使えない場合で得られる情報量や結果がとても変わってくるということです。
例えば長期間住む家を探そうと思った時、自力で探しダイレクトに交渉するのと、手配してくれる日本語サービスを利用するのではコストがまったく変わってきます。また現地人との会話も、深くお互いの考えや感情、新しい情報をやり取りするには、もっと英語を学ぶことが必要だと感じました。
— 日本に住んでいるとあまり感じないことかもしれません。
そうですよね。あとは、この仕事はクライアントさんに新しい自分に変化していく楽しさを知ってもらう仕事です。それを伝える自分が、変化し続けている人でないと、説得力がありません。その一つが英語です。
欧米ではなくフィリピン留学を選んだ理由と、留学先をブライチャーにした経緯とは?
はじめから欧米を検討対象として深く考えませんでした。渡航費も留学費用もフィリピンと比べて倍以上かかりますし、いまの私のレベルでは、それに見合った英語力を身につけることが期待できないと思ったからです。
— では、なぜブライチャーを選んだのですか?
1つ目は、「リゾート・セブを満喫しながら楽しく学ぼう!」みたいな雰囲気ではなかったこと。
2つ目の理由は、先生のレベルが一貫して高いという情報を聞いたことです。マンツーマン授業なので、先生によって留学の質が決まるとも言えるので。
3つ目の理由は、アップルにいらっしゃった松井さんが監修されているという点です。アップル本社の管理職というポストで、実際に英語を使って仕事をしてきた方ですから、生きた英語が学べると思いました。
これら3点からブライチャーが最適だと考えました。
— 今回の留学期間はどのくらいですか?またその期間を選んだ理由はありますか?
1ヶ月ですね。本当はもっと留学したかったのですが、仕事の関係上、1ヶ月以上は無理でした。
ブライチャーでは寝るとき以外勉強した。平日の学習時間は14時間
朝6時に起きて、身支度をした後、1時間半くらい自習をしていました。そのあと授業が始まり、時間は9時から16時までです。16時からの2時間は自習時間と決まっていて、その後みんなでホテルに帰る時間までに1時間ぐらいあるんですけど、皆その間も勉強していましたね。
そしてホテルに帰って、外食を60分くらいで済ませて、夜だいたい8時半ぐらいから深夜12時ごろまで勉強していました。
金光サリィさんの一日のスケジュール
6:00 | 起床 |
---|---|
6:30〜8:00 | 自主勉強 |
9:00〜16:00 | 授業 |
16:00〜18:00 | 自習時間 |
18:00〜19:00 | 自主勉強 |
19:30〜20:30 | 外食 |
20:30〜24:00 | 自主勉強 |
— すごいですね。
他の生徒さんもみんな同じくらい勉強されていました。
宿題がかなりあるのですが、宿題が終わった後も、みんなそれぞれ語彙を増やしたり、週末のプレゼンの準備をしています。朝もご飯食べながら勉強してるし…。生徒全員がそんな感じですね。
生徒と先生が一丸になって英語力を上げていった
— 今回の留学でここを伸ばしたいという明確な目標はありましたか?
リーディングとスピーキングですね。ブライチャーでは毎週金曜日にプレゼンがありまして、その時間はとくに楽しかったです。自分の良い点、悪い点がよく把握できました。他の生徒さんの発表が見られるのも刺激的でしたね。
— 授業で何をやったかを詳しく教えてください。
基本的にものすごい量の宿題が出て、それを元に授業が進みます。それによって、英語を読むことや書くことに抵抗がなくなったと顕著に感じます。
私は特に発音の授業が好きでした。生徒の発音が少し間違っていても無視して進めたほうが先生にとっては楽だと思うのですが、少しでも違うと、全部その場で修正を入れてくれるんです。会話中でも徹底して発音を良くしていこうという先生の本気をすごく感じました。
その他で特に印象に残っているのは、松井さんが指導してくれたビジネスクラスで、これが私の中では一番ハードな時間でした。例えばミーティングでの突っ込み方とか、仕切る方法とか、文句言われたときの返し方とか、逆にこっちが文句を言う時とか…。もちろんすべて英語です。あとは感情の入れ方なども学ぶことができました。
— ずばり英語力は伸びましたか?
伸びたと思います。成績表でも大きく伸びていました。成績表はすごく細かく書かれていて、ここが良かった、ここが問題だったというのを先生が解析してくれます。あとプレゼンの成績が良かったのは自信に繋がりましたね。
— ちなみに何か後悔はありますか?
ただひとつ、目薬持ってきたら良かったなと思います。
— こっち売ってないですね、目薬。
目薬は絶対いりますね。
— そんなにですか。
絶対いります。必ず書いてください、目薬。
英語の勉強を継続して、専門分野の情報収集や発信などに活かしたい
星5つで満点だとしたら、6つ付けたいくらいですね(笑)
— すごいですね笑。最後に迷っている人にアドバイスなどがあれば教えて下さい。
普段から英語を学んでいる下地があって、英語で缶詰状態になりたい方におすすめしたい学校です。できるだけ事前学習をして来たほうが、得られるものが多いと思います。
— 最後に、今後の展望をお聞かせ下さい。
継続して英語を学び、日々の仕事に活かして行きたいと思います。
インタビュー後記
金光さん、素敵な体験を語っていただきありがとうございました。
インタビューをしていると、経営者や個人事業主の方に良く出会います。皆さん理由はそれぞれだと思いますが、共通している認識は英語で世界観を広げ、自分の可能性を高めていきたいという所だと思います。
日本以外でビジネスをしようと思ったら外国語は必須になると思いますし、たとえ日本企業の出向だとしても仕事以外の現地でのコミュニケーションも大切な部分だと思います。
金光さんのように、現状に満足せずに次のステップへ歩みたいと思っている方は、ぜひブライチャーに留学してみてはいかがでしょうか。
将来や次のステップ、英語留学を考える上で、このインタビューが少しでも参考になれば幸いです。