フィリピンでビジネスを始めようとしている方、もしくはこれから始める方へ。フィリピンで銀行口座を持っておくと何かと便利です。日本からの送金や現地での引き下ろしなど…。もちろんATMの引き下ろし手数料も安いです。
そこで今回は、フィリピンセブ島で銀行口座開設する方法をまとめました。記事の方法通りに手続きすれば無事にあなたの銀行口座をGETできます。
もくじ
- 1.基礎知識編:フィリピンにある銀行の種類とRCBC銀行の特徴
- 2.持ち物編:フィリピンセブ島で口座開設する際の持ち物
- 3.実践編:RCBCのセブ島支社で口座開設に行ってみよう
- 4.よくある質問編:予測してまとめました
1.基礎知識編:フィリピンにある銀行の種類とRCBC銀行の特徴とは?
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日本と同じでフィリピンにもたくさんの銀行があります。実際にセブ島に住んでいてよく聞く名前は、BPI(ビーピーアイ)とMetrobank(メトロバンク)。その他にもたくさんあるので以下にまとめました。
主要銀行一覧
- バンコ・デ・オロ・ユニバンク(BDO UniBank)
- メトロポリタン銀行(Metro Bank)
- フィリピンアイランド銀行(BPI)
- フィリピン不動産銀行(LandBank)
- フィリピン不動産銀行(LandBank)
- フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)
- フィリピン開発銀行(DBP)
- チャイナバンキング(CBC)
- リサール商業銀行(RCBC)
- ユニオン・バンク(Union Bank)
数ある中でも今回は、RCBC(リサール商業銀行 [Rizal Commercial Banking Corporation])で口座開設する方法にフォーカスします。
RCBCでの口座開設をおすすめする理由とは
結論、セブ島の店舗がゆるいからです。フィリピンは国の性質上、担当者のさじ加減でYES or NOが決まったりします。銀行口座開設だけではなく入国時も同じでして、税関担当者のさじ加減で荷物チェックがあったりなかったり…笑。良い所でもあり、悪い所でもあります。
話をもどして、今回ご紹介するRCBCのセブ島支店は審査がゆるい(?)との噂があります。なので、セブ島民の方は、RCBCのセブ島支店を利用しましょう。
尚、RCBCで預金できる通過はフィリピンペソだけではなく円とドルもOK。もちろん日本からの海外送金もできるし、通帳も発行されます。ナウい感じのオンラインバンクも付いているので、インターネット上からいつでも口座にアクセスできます。
※注:フィリピン内でのペソ送金は、RCBC銀行同士のみ行なえます。
RCBCの現金引き下ろし手数料
- RCBCのATM:手数料無料
- RCBC以外のATM:15ペソ/回
尚、フィリピンに法人がなくてもRCBCでの銀行口座は可能です。個人の場合は、日本で所属する会社名を聞かれるので、所属している会社名を記入しましょう。
2.持ち物編:フィリピンセブ島で口座開設する際の持ち物とは?
- (1) パスポート
- (2) 公共料金明細
- (3) ドライバーライセンス or AIR-I Card
公共料金明細の取得方法
フィリピンでコンドミニアムか家を借りておく必要があります。すると、ポストに明細書が届くので支払いを済ませばOK。支払い場所は、SMモールにあるSaveMore(セーブモア)が便利です。
ドライバーライセンス or AIR-I Cardの取得方法
フィリピンのドライバーズライセンス取得方法は下記記事がわかりやすいです。
フィリピンセブのLTOで運転免許証を取得する方法【まとめ】
AIR-I Cardの取得方法は、観光ビザを更新するタイミング(2回目)で取得できます。
フィリピン(セブ島)で観光ビザ延長する方法を徹底的にまとめました
3.実践編:RCBCのセブ島支社で口座開設に行ってみよう!
準備完了したらさっそく銀行に向かいましょう。RCBCのセブ島支店はアヤラモール近くにあります。
地図でみるとアヤラの真横ですね。
わかりやすい目印はCitibank(シティバンク)。タクシーで行く場合は、「Ayala, Citibank」と言えば伝わります。
正面からの写真がこちら。予約なしでOKなので「口座作りたい」って思ったタイミングでどうぞ。
具体的な口座開設方法とは?
驚くほど簡単です。銀行窓口で3〜4枚程度の書類記入するだけ。
変な発言すると怪しまれたりするので、悪ふざけは避けましょう。手続きの所要時間は40分程度です。
なんと、クレジットカード機能が付いている
RCBCで口座開設すると、クレジットカードかデビットカードを発行できます。「クレジットカード作れるなんてすごい…」と思うかもしれませんが、ぶっちゃけクレジットカードでもデビットカードでも大差はありません。
大きな違いはデポジット額。クレジットカードを作る場合は10,000ペソのデポジットが必要です。一方でデビットカードの場合は200ペソのデポジットで大丈夫です。
具体的な機能はクレジットカードでもデビットカードでもほぼ同じ。
数式で示すと下記のとおりです。
利用可能額 = 預入金 − デポジット
つまり、クレジットカードで50,000ペソ預けたら、40,000ペソが利用可能額です。尚、10,000ペソ以下になったらペナルティ500ペソ払わないといけないので要注意。
クレジットカードを作る意味とは…?
「じゃあデビットカードでよくない…?」
このように思ったあなたへ。セブ島歴7年の満足さん曰く、クレジットカード利用で口座を動かしておくと徐々に信頼がたまっていくとのこと。 信用が貯まると、利用可能額が増えていくみたいです。
4.よくある質問編:予測してまとめました。
カード発行にかかる時間はどれくらいですか?
- デビットカード:即日
- クレジットカード:約1ヶ月程度
カード無くしたらどうしますか?
すぐにRCBCに電話しましょう。すぐにカードを止めてくれるみたいです。
- メール:customercontact@rcbc.com
- 電話:+632 877 RCBC (877 7222)
参考:Rizal Commercial Banking Corporation
1人で手続きするのが不安です…。
満足さんが口座開設サポートをしているようです。サポート料金は15,000ペソ。必ず口座開設できるまでサポートするとのことなので安心ですね。満足さんに口座開設をお願いしたい方はお問い合わせからご連絡ください。
今回は以上となります。フィリピンの口座開設はなにかとややこしかったり情報が少なかったりするので、ざっくりとまとめてみました。疑問点などはお気軽にお問い合わせください。お問い合わせいただいた質問は回答しつつ、記事に追記していこうと思います。
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