追記:2019年9月17日
最近セブ島でIT(プログラミング留学)が流行りつつあります。就活を控えた大学生が『英語とプログラミングで内定GETしてやるぜ!』と意気込んで留学をしにきています。
今の時代では、英語力とプログラミングスキルがあると強いです。ぼくも学生時代に両方を身につけましたが、英語とプログラミングスキルのおかげで、新卒から海外就職したり、フリーランスとしてお金を稼ぐことができました。
もし、英語力とプログラミングスキルがなかったら人生が大きく変わっていた(選択肢がかなり狭まっていた)と思います。という訳で、英語とプログラミング学習にはかなり賛成です。
でも、セブ島のIT留学に対して、ひとつ疑問がありました。
“セブ島で”IT留学する意味ってあるの?日本で良くない?
なぜセブ島でプログラミング留学をする意味(価値)があるのか?プログラミングはどこでも勉強できますし、わざわざ常夏のセブ島で学ぶ必要はないんじゃないでしょうか?セブ島はネット遅いし。
あと、当たり前のことですが、IT留学にはお金がかかります。インターネットサービス(ドットインストールやYoutube)を使えば無料でプログラミングの勉強ができるのに…。
なんでわざわざセブ島にくるのだろうか、と。
というわけで、IT留学経験者に聞いてみました。セブ島でIT留学する意味(価値)とは?
高木 祐寿穂
関西の大学生。休学してセブ島で、Webと英会話を学んでいます。唯一食べれるフィリピン料理がシシグです。
今回ご協力いただいたのは高木 祐寿穂さん。2015年にセブでIT留学していました。というわけでさっそく質問してみましょう!
— 「セブ島でIT留学する意味(価値)ってあるのかな?」
私の中の結論としては、その人次第だと思います。
プログラミングやりたいのなら、独学か日本でスクールに通ったほうがいいし、英会話やTOEICをあげたいなら、それ専門で勉強するか海外留学したほうがいいと思います。
このように聞くと、「じゃあIT留学価値ないじゃん」ってなるかもしれませんが、私の場合は就活がうまくいかなくて、あのまま日本にいたら潰れそうだったので…。きっかけ作りや環境を変えたいとかいう点ではIT留学は良かったなと思います。
— 「そうゆうことか。じゃあIT留学はどんな人におすすめ?」
IT留学は向いているのは、次の3パターンに当てはまる人だと思います。
- 就職活動前に何かネタを作りたい、英語だけの留学じゃ物足りない1・2年生
- 就職活動が終わって、IT企業に就職するがプログラミングとか全然わからない、英語も少しやっときたいという3・4年生
- 将来に行き詰まって、海外興味ある、プログラミング少し興味あると思っている人(この場合は3ヶ月のIT留学プランがいいかなと、もし向いてなければ軌道修正できます)
留学の目的は英語学習だけではない。それと同じで、IT留学の目的もプログラミングだけではない。
祐寿穂さんの話を聞くことで腑に落ちました。『留学の目的=英語学習』と思われがちですが、全員が全員、とことん英語を伸ばすために留学を決意したのではないと思います。
ある人はなにか悩みを抱えていて、またある人は将来への不安を抱えていたり。それらを解決する選択肢として留学を選んだ、という人は数多くいると思います。
ぼく自身も2011年にフィリピン留学をしていますが、ぼくが留学を決意した理由は、就活から逃げるためです。大学を休学して、就活から逃げて、行き着いた先がフィリピン留学でした。
こんなことを書くと、「甘えている」だとか「最近の若者は根性がない」と言われます。はい、たしかにそれは正しいです。しかし、フィリピン留学やIT留学をキッカケに、人生の幅が広がり、風向き変わる(人生が良くなる)人が多いことも事実です。ぼくもそうでしたし、今回質問に答えてくれた祐寿穂さんも同じだと思います。
ぼくの結論としては次のとおり
セブ島で英語とプログラミングを勉強することはあり。しかし、英語とプログラミング”のみ”を学ぶという考えでの留学はおすすめしません。なぜなら、プログラミングは日本でも勉強できるし、日本のほうがWiFiも早いです。英会話やTOEICを勉強したいなら、それを専門で勉強できる語学・学校を選んだほうが効率良いです。
『英語 × IT留学 × セブ島での付加価値』のある留学スタイルとは?
最後にぼくの提案です。セブ島でIT留学をする場合には、セブ島だからこその付加価値を自分で生み出すべきだと思います。例えば、セブ島で開催されているITイベントに参加したり、現地企業へアポして訪問してみたり…などなど。
企業訪問に関しては、フィリピンは良い意味でゆるい国です。なので、企業側も許可してくれると思います。ちなみに、ぼくが利用しているセブ島のコワーキングスペースでは、金曜日にテックイベントがよく開かれています。イベント情報が気になる人はセブ島コワーキングのFacebookページをフォローしてみてください。
上に挙げた方法以外にも、いくらでも方法はあります。どんな方法があるかを考え、その方法を使うべきかを考え、一人ひとりの留学生が行動に移していくことが大切だと思います。
以上、セブ島でIT留学する意味(価値)に関して考えをまとめてみました。
セブ島でIT留学できる語学学校3つまとめ
セブ島でIT留学できる学校をまとめておきます。気になる学校がありましたら、資料請求などしてみてください。
Kredo
KredoでのIT留学体験談
もっと長期留学したかった!時間があればまた行きたい!そう思えるほど充実したフィリピンIT留学体験でした。
Web開発・デザインが学べます。
他校との大きな違いは、Kredoのみプログラミングの授業がすべて英語です。
下記KredoのHPです。
Kredo
Kredoは2016年の開校以来、約2年間で700名以上の卒業生を輩出し、多くの方が海外や日本のIT企業で活躍、起業やフリーランスとして独立しています。また、セブ島で唯一、ITカリキュラムと英語カリキュラムの双方においてフィリピン政府の認定を受け、多くの法人様とご提携・協働いただいております。まずはHPをご覧ください。
Nexseed
NexSeed 一生モノのセブ島留学
フィリピン・セブ島留学のネクシードは、グローバル人材を育成するための学校です。将来海外で活躍するために本当に必要な英語力とマインドを養うことを目指しています。
アプリ開発かWeb開発を学べます。
セブ島で一番最初にIT留学を始めた語学学校です。
ACTHOUSE
ACTHOUSE|ウェブクリエイターの育成プロジェクト
アクトハウスは、ビジネスを作るウェブクリエイターの育成プロジェクトです。セブ島にてスタート! ウェブ制作と語学、マーケティングとビジネスの作り方をまとめて習得可能。
アプリ開発・Web開発・デザイン・マーケティングが学べます。
特徴としては、実際の案件に携わってお金を稼ぐことができるという点です。
もしくは、IT留学経験者の祐寿穂さんに直接聞いてみるのもありかもです。本人からは了承を得ています。
Yuzuho Takagi (@yuzooho) | Twitter
Facebook:高木 祐寿穂
2019年新着情報!教育都市バギオで唯一のIT留学校ができました!
ストーリーシェアIT校 Fast Coding Boot Camp
フィリピンではじめての超本気IT留学
フィリピン・バギオ留学のストーリーシェアIT校は、英語とITスキルを同時に習得できる学校です。海外で活躍するために英語とITスキルのかけ算から生まれる無限の可能性を得ることを目指しています。
【フィリピンではじめての米国ブートキャンプ式】
6ヶ月間で大学4年間に匹敵するコースとして米国で大ブームになったブートキャンプは1〜3ヶ月の体験版コースと違い、アメリカのコンピュータプログラマーの深刻な人材枯渇問題を解決する政府推奨のコースです。
このブートキャンプをフィリピンで行うことで超格安価格を実現しています。
初心者を6ヶ月でフロントからバックエンドのできるフルスタックに育成する本気のコースです。
勉強に最適な避暑地バギオで唯一のIT留学ができる語学学校です。
コース後半にはニューヨークをはじめ欧米のテックカンパニーでインターンを行います。
フィリピンでIT留学!? バギオ語学学校ストーリーシェアのIT留学の魅力
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