こんにちは!この記事を読んでいるアナタはきっと今こんなことを思っていませんか?
「在留届」って何ですか?
「在留届」を出さないとヤバいんですか?
「在留届」はどうやって出すんですか?
この記事ではこうした疑問にお答えします。正直、提出しておかないとかなりヤバいことになりますので、3ヶ月以上留学予定の人は必ず最後まで呼んでくださいね!
在留届とは?
在留届とは、旅券法に定められた届で、日本国籍を持つ者が日本国外に住所または居所を定めて3ヶ月以上滞在する場合に、管轄の在外公館に提出しなければならない書類のこと。
引用元:ウィキペディア
ざっくり言うと海外で3ヶ月以上同じ場所に滞在する日本人は「私はここにいるよ!」ってちゃんと日本国に知らせてね。
というものです。
これを読んでる人の中には「国に自分がどこに留学するかなんて教えたくないんですけど…」って思う人もいると思います。
しかし、在留届は絶対に絶対に出さないとダメなんです。
衝撃!提出が義務化されている在留届
実は日本を3ヶ月以上離れる人には在留届の提出が義務付けられているんです!
え?嘘でしょ??義務なの?在留届なんて初めて聞いたけど。
と思っている人、残念ながら本当です。
在留届は旅券法第16条により外国に住所又は居住を定めて3ヶ月以上滞在する日本人はその住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館への提出が義務付けられているのです!
義務付けている割には絶望的に知名度がないのがとても残念なポイントです。
鋭い人は「義務ということは提出しなかった場合に何か罰則があるのでは?」
と勘ぐっているのではないでしょうか?
安心してください!!!
在留届を提出しなかった場合でも特に罰則はありません。義務と書かれるとちょっとビックリしますよね(笑)
外務省は国民に提出を促しているのでしょう?
在留届を提出しているともしものとき安心
在留届を提出していると、海外で事件や災害に遭った時に安否確認・緊急連絡・救助活動の連絡が迅速に行えます。
実際に私が経験したケースだと、新型コロナウイルスがフィリピンに広がった時、在フィリピン日本大使館から連日のように新型コロナウイルスに関しての連絡がきました。
出入国について・ロックダウンについて・ビザについて
様々な情報が大使館から届きました。
フィリピンは日本と違い政府発表が朝令暮改になるのは当たり前で、正確な情報の取得がとても難しかったのでとても助かりました。
在留届を提出していると海外で事件に巻き込まれた時に情報提供が受けれたり、救助してもらいやすくなるので、とっても心強いです。
そんな海外在住者の心強い味方、在留届はどうやって出せばいいのでしょうか?
在留届の提出は渡航後にオンラインで
在留届の提出は日本にいる時ではなく、現地(留学先)についてからオンラインで提出しましょう。
在留届提出に必要なもの一覧
1、パスポート
2、本籍地
3、自宅等連絡先(住所、電話・携帯・FAX、メールアドレス)
4、緊急連絡先
5、日本国内連絡先
6、同居家族連絡先
次に在留届の出し方について解説します。
在留届の出し方
外務省の「在留届電子届出システム」にアクセスします。
パスワードを設定すると滞在している国を選択するように求められますので、滞在先の国を選択して次に進みましょう。
滞在先を選択したら、個人情報の入力を求められますので、滞在先の住所、本籍地、パスポート番号を事前に確認しておきましょう。
個人情報の入力が終わってこの画面が出ると在留届の提出は完了です!約10分で特に迷うことなく提出できました。
3ヶ月以上海外へ行く時は在留届を出そう!
いかがでしたでしょうか?
在留届の存在は意外と知られていないのが現状です。ですが、何かあった時に自分の安全の為にいざと言うときに役に立ちます!
これから3ヶ月以上海外へ渡航する人はぜひ利用してみてください。