古舘実巴さん
イランと日本のハーフ。日本語とペルシャ語を話せるが、英語を話せないことが悩み。英語の専門学校に通うも実用的ではないと感じ、ブライチャーへ留学。
満足度 | |
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留学期間 | 4週間 |
英語力 | TOEIC570点 |
「ハーフは英語を話せて当たり前」と思われるのが辛かった
— 現在、古館さんは英語の専門学校の2年生とのことですが、なぜ英語を勉強しようと思ったのですか。
実は私、イラン人と日本人とのハーフでして。「ハーフは英語話せるのが当たり前」のようによく言われるんです。けれど、イランは英語圏ではないので、ペルシャ語を話せても英語は話せなくて。勝手にがっかりされるのを昔から悔しいと思っていました。
— ハーフというだけで英語ができると思われるのはツライですね。それが、英語勉強をはじめた理由ですか。
それもありますが、決定的な理由は半年のイラン生活です。外国人の価値観っておもしろいなと。それが今通っている専門学校にも繋がっているんですが、グローバル社会で英語ができないのはかなり不利だなと。
世界的に有名な人は英語を使うことが多いじゃないですか。FacebookやTwitterで話題の情報の意味がわからないと損した気分になるんです。
やはり、これからの時代、英語だなと。
アメリカ留学からフィリピン留学へ変更。理由は留学費用と恩師の言葉
— 世界共通語である英語を身につければ、視野が広がりますよね。それで今回フィリピン留学を。
当初は留学先としてアメリカやカナダのような欧米の学校を考えていました。正直、フィリピンで本当に英語のレベルアップが出来るのか疑問に思っていましたので。
— 欧米が留学先の第一候補だったとのことで、どうしてそこからフィリピン留学に変えたのですか。
アメリカ留学だと費用が1ヶ月でも数百万程度になってしまって。悩んでいたときに専門学校の先生がブライチャーを勧めてくれたんです。
— 学生が数百万も用意するのは、なかなか難しいですよね。先生はなぜブライチャーを勧めてくださったのですか。
そうですね。アルバイトで貯めていました。その先生は実際にブライチャーを見学していて、他の学校とは違うから信頼できるよと。先生がそこなでいうなら本当かなと思いまして。
結局、アメリカに留学しても日本人で固まっていたら意味ないですし。どこにいっても最後は自分の努力次第かなと。
ブライチャーの英語漬けの環境で自然と英語が話せるようになった
— では、フィリピン留学先の学校はブライチャーの一択でしたね。ですが、専門学校での勉強に加えてなぜ今回留学を。
学校はTOEIC対策ばかりで。英語だけを話さなければならない授業でも、つい日本語で話してしまいまして。環境を変えたかったんです。
— 日本だと英語漬けは難しいですよね。当初予定になかったフィリピンを留学先にしたことで、何か不安は生まれませんでしたか。
不安はありました。結果的にはブライチャーで1ヶ月間勉強出来てよかったと思っています。
発音など、授業で間違っている箇所があれば逐一すぐに指摘してくれました。間違いをすぐに直すことができるので、勉強がどんどん軌道に乗って行く感じでした。
将来の夢に向かって英語を頑張る。
TOEICスコアで言えば、ブライチャーに入学したときは570点でしたが、最終的な目標は800点後半程度です。
将来は在外公館派遣員を目指しています。将来的にそこから更にスキルアップしていきたい。もっと世界に日本を発信していければと思います。そのためにも英語は必要。
— 目標がしっかりされていますね。最後に、ブライチャーにはまた留学したいと思いますか。
もちろんです。自分の英語力が1年でどの程度伸びたのか試したいですね。
インタビュー後記
古舘さんはインタビューの中で「気づいたら上達していた」とおっしゃっていました。留学中のことを楽しそうに話す古舘さんからは、英語に夢中になっている姿が想像できました。
フィリピン留学の充実ぶりが伺えるインタビューでした。