語学学校の「IDEA CEBU」で英語を学ばれている安西さんは、留学前は英語を全く話せなかったとのこと。留学までの経緯や事前勉強、学校での授業についてお伺いしました。
安西直也さん(25歳)
高卒後、自動車工場に7年間勤務。家と会社を往復する日々に疑問を感じフィリピン留学を決意。卒業後はワーキングホリデーを利用し、オーストラリアへ行く予定。
満足度 | |
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留学期間 | 1ヶ月 |
英語力 | 留学前は全く話せなかった |
現在の仕事を、一生続けられるのか疑問に感じていた
— オーストラリアに留学する前に、フィリピン留学を選んだ理由を教えてください。
オーストラリアに行けば他の外国人や先生とも積極的にコミュニケーションを取らなければならないと思って、英語を全く話せない状態だったので、事前に英語の勉強をしておこうと思い、フィリピン留学を選びました。
先にフィリピンに留学した友達から、英語の勉強がしっかりできて行ってよかったと聞いて、エージェントの人に相談しオーストラリアに行く前にフィリピンで英語を勉強することにしました。
— 留学前は日本で何をされていましたか?
高校を卒業後、自動車部品メーカーの工場で勤務していました。自動車業界に特に興味があったわけでもなく、楽しみも見出せず、仕事を続けていくことが苦痛に感じることが多かったんです。そのうち、一生続けて行けるかどうかわからない仕事を続けるよりは、自分が興味のある仕事がしたいと思うようになりました。
でも、その「興味があること」がわからない状態だった。自分と向き合ってみた結果、中学生くらいから海外に対する憧れがあったことを思い出しました。
18歳の時から毎日、家と会社の往復を繰り返す生活を続けてきて、これからも一生続けられるかどうか疑問に感じていたし、25歳になる前にそろそろ自分の将来について真剣に向き合わなければならないと思ったんです。
仕事は今年の7月に退職し、事前に勉強を続けながら11月末にフィリピンに来て、今1ヶ月経ちます。
退職を決意、できることから始める。
— 事前の勉強はどれくらいの期間、どのような方法で続けてきましたか?
期間は1,2ヶ月くらいです。どの参考書を買ったらいいのかもわからない、何から始めたらいいのかわからないレベルだったので、エージェントのスタッフの方に勉強の仕方やおすすめの本を聞いてみました。
そこで勧められたのが文法を勉強するための「一億人の英文法」、単語の勉強のための「ターゲット800」、日常会話で使えるフレーズを詳しく解説してくれる「起きてから寝るまでの英文法」です。この3冊を使って毎日少しずつ勉強してきました。
— では、留学中に事前に勉強しておいてよかったと思うことはありますか?
基本的な単語は覚えておいてよかったと思いますね。授業を受けているときにわからない単語が出てきたら、先生に英語で意味を説明してもらい、それでもわからなければ電子辞書を使って調べることになります。その時間ってとてももったいないと思うんです。
覚えている単語の数は、多ければ多いほど授業がスムーズに進みます。わからない単語を調べている時間が減りますから、その分いろんなことを教えてもらえます。
文法は事前学習をしたものの、ここで活かせている実感はありませんね。あらかじめ勉強しておいても、それがどのような場面で使われるのかがわからないから覚えるのには苦労しました。ぼくのような本当の初心者は、先生と実際に会話をして感覚を掴んでから文法の勉強をした方が、理解が進むように思います。
フィリピン留学中の過ごし方
— ここではどのような授業を受けていますか?そしてどのような感想をお持ちですか?
IDEA CEBUでは自分が希望する授業を選択できるシステムで、1日6コマあるうち、スピーキングが2コマ、リスニング、文法、グループディスカッション、アクティブの授業を1コマずつ選択しています。
アクティブの授業では、ダンスを選びました。ダンスの場合、先生は英語でしか教えてくれないので、ヒアリングを学びながら体を動かしてダンスも覚えられます。でも、どちらかと言えば英語を勉強するというよりは、リフレッシュのための授業、といった具合ですね。
— 自習学習はどれくらいの時間行っていましたか?
僕は1日あたり2時間くらいで少ない方ですね。他の人はもっと勉強しているようです。毎朝7時からボキャブラリーテストといって、1回15問の単語テストがあるんですけど、これに合格しないと夕方からの外出許可が下りないんですよ。
みんな合格するために必死になって単語を覚えています。あとは宿題が出されたときや、先生から次回の授業内容について指定があった時に予習のつもりで自主学習の時に勉強しています。
教科書を使って授業を進めていくときは、わからない単語を検索して紙に書きだしておくなど、事前に予習をしておいた方が授業の進み方に違いが出てくると思います。
英語(特に文法)に対する意識の変化
— 英語を全く話せなかったとのことですが、もともと英語に対して苦手意識はありましたか?また、今回の留学で意識は変わりましたか?
苦手ですが、英語を話せれば格好いいなという憧れはありました。海外の文化をもっと知りたい、いろんな場所に行ってみたいという思いがあって、思い切って仕事を辞めてここに来ました。
今、ここにきて1ヶ月経って、まだ苦手意識はありますけど興味が湧いてきましたね。海外の人や現地の人と一緒に生活するにあたって、こういう場面ではどう話せばいいんだろうとか、もっと喋れるようになりたいという気持ちが強くなりました。
— 生活していく中で英語の必要性を感じ、意欲が湧いてきたということですね。勉強方法で留学前と変わったことはありますか?
日本で勉強していた時は、文法を勉強する必要あるのかな、単語だけで通じるんじゃないかなと疑問に思っていました。ところが、ここ来てからは文法や接続詞は、正確に伝える上で重要だなと実感しました。
単語だけで汲み取ってくれる時もあるんですけど、話がしっかり伝わらないこともあります。例えば、「難しい」という意味の英単語はいくつかありますが、僕は「hard」しか知らないために、日常会話でも「hard」しか使わない。でも先生は「難しい」という意味の他の単語を使って、どのくらいのレベルの難しさなのかを的確に表現してくるんですよね。
その他にも「この単語には別の意味もある」とか「こういう場面ではこの単語を使う」などを教えてもらっています。単語1個に対して複数の意味があることや、その状況に合った単語を覚えることも大事だなと思い勉強を始めました。
— 単語の勉強方法についての意識に変化があったのですね。では文法についてはいかがですか?
レッスンのはじめにスピーキングが始まる際、先生から日常会話で「昨日はどこに出かけたの?」とか「週末は何をしていたの?」といった簡単な質問を受けます。文法の基礎がしっかりしていないと、それにうまく答えられないんです。言いたいことはあっても、単語だけを繋げて文法が間違っていたらどうしようって思うんですよ。こういう時に文法の勉強って大事だなと実感します。
オーストラリアでも模索を続ける
ここを卒業したら一度日本に帰って、それからワーキングホリデーを利用してオーストラリアに行きます。期間は3ヶ月を予定していますが、どんな仕事を始めるかはまだ決まっていません。習得できる英語のレベルによって仕事内容も変わってくると思うし、まだ自分が何をしたいのかが決まっていないので、オーストラリアで見つけられたらいいなと思います。
インタビュー後記
安西さんはご自身の英語にはまだ自信を持てない様子でしたが、オーストラリアに行くことについては目をキラキラとさせて語っていました。IDEA CEBUでの留学を経験し、出来ることが少しずつ増え、第2の人生が幕をあけるといった雰囲気を醸し出していらっしゃいました。
フィリピン留学で安心を求めるなら『IDEA CEBU』がおすすめ!徹底取材レポート
安心してフィリピン留学したい方におすすめの語学学校『IDEA CEBU』を徹底取材してきました。学校のセキュリティがしっかりしており、門限も厳しく、学校側が生徒の管理にしっかりと気を配っていました。
IDEA CEBU(セブ島)の学校情報
フィリピンのセブ島の語学学校『IDEA CEBU』学校の学校情報ページです。IDEA CEBUのコース/カリキュラム/料金/学校/寮/学校データを確認することができます。