フィリピンに限らず、長期で海外に行く場合は、海外保険選びに困りますよね。ぼくもはじめての海外旅行では、保険選びで苦労した思い出があります。
今となっては、海外でも滞在歴が2年を超えたこともあり、海外保険にはかなり詳しくなりました。
そこで今回は、次のテーマに沿ってまとめます。
0円で『海外保険を5ヶ月間継続させる』方法
その秘密はクレジットカード保険にあります。
さっそく見てきましょう。
もくじ
クレジットカードの海外旅行保険とは
クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険のことです。
海外に行かない人は気付かない場合が多いですが、大半のクレジットカードには海外旅行保険がついています。
覚えておきたい!自動付帯と利用付帯の意味とは?
クレジットカードの海外旅行保険には2つのパターンがあります。
- 自動付帯
- 利用付帯
見慣れない言葉ですね。しかし、この記事のキーポイントでもあります。
これを期に、覚えておきましょう。
自動付帯とは
その名のとおり、海外に出たタイミングで自動的に海外保険が適用されます。つまり、クレジットカードを持って海外に行くだけで、保険に入ったことになります。
利用付帯とは
国内で旅行代金(航空券・空港までの電車賃・ツアー代金)のどれかを支払えば、海外に行った際に保険が適用されます。もしくは、海外で旅行代金(航空券・電車賃・ツアー代金)のどれかを支払えば、決済をした公共交通機関を利用したタイミングで保険が適用されます。
年会費無料のクレジットカードなどは、そのうちの大半が利用付帯です。
海外旅行時に保険が付く!おすすめのクレジットカード2枚
大半のクレジットカードには海外旅行保険が付いています。
しかし、その中でもおすすめのクレジットカードを2枚ご紹介します。
- 楽天カード
- リクルートカード
楽天カードとリクルートカードがおすすめの理由
要点をあげると次のとおり。
- 年会費無料
- 審査が通りやすい
- オンライン上での手続きが充実している
- 最低限の海外旅行保険がカバーできる
最低限の海外旅行保険がカバーできるという点に関して
クレジットカード保険でカバーされる金額をまとめました。
死亡・後遺障害 | 入院・通院 | 携行品損害 | |
楽天カード | 2,000万円 | 200万円 | 20万円 |
リクルートカード | 2,000万円 | 100万円 | 20万円 |
楽天カードのお申込み
リクルートカードのお申込み
※正確な情報は、各種サービス会社にお問い合わせください。
大半の場合は、上記の範囲内で収まります。
しかし、クレジットカード保険のデメリットもあります。
クレジットカード保険のデメリット
クレジットカード保険は無料ということもあり、場合によっては保証内容が不十分です。次の例をご覧ください。
アメリカで盲腸にかかり、2日間入院した場合
入院費用:160万~217万円(あくまで目安です)
上にあげたとおり、クレジットカードの海外旅行保険だけではカバーできないことがわかります。とはいえ、風邪だったり、ちょっとした怪我の場合は一切問題ありません。
ここは個人の判断に任せますが、海外に慣れていない方、不安がある方は、海外旅行保険にはいっておきましょう。尚、フィリピンへ渡航する方には、AIUの海外保険をおすすめします。病院に行った際に、完全にキャッシュレスで治療を受けられます。
AIU – 海外旅行・留学生保険サイト
なぜ、海外旅行保険が5ヶ月間継続するのか?
クレジットカードの海外保険が継続する期間
- 楽天カード:3ヶ月
- リクルートカード:2ヶ月
保険の継続期間を合計すると、5ヶ月になることがわかるかと思います。
では、ぼくが実際に行っている方法をご紹介します。
クレジットカード保険を5ヶ月間に延長する裏ワザ
STEP1:楽天カードで航空券を購入する
STEP2:海外に渡航する
STEP3:海外生活が、2ヶ月と3週間過ぎた地点で、リクルートカードを使う
これだけです。とてもかんたん。
以下に注意点をまとめておきます。
海外でリクルートカードを使う際の注意点
リクルートカードで、航空券・電車賃・ツアー代金を支払いましょう。
それ以外の支払いでは保険が適用されません。
つまり、現地で適当に航空券を買うか、ツアーに申し込むか、バスや電車賃などの支払いをすればOKです。タクシー代金の支払いだと、保険が適用されない可能性があるので注意が必要です。
以上で、クレジットカード保険を5ヶ月(正確には4ヶ月と3週間程度)まで、延長することができます。
以上、記事が参考になりましたら幸いです。
なお、保険選びは自己責任ですので、慎重に選びましょう!