バギオのセミスパルタ式アカデミーMONOL。充実した施設、復習を重視したカリキュラムや徹底された国際バランスなど学校のこだわりを日本人マネージャー西岡さんに伺いました。最後にはマネージャーとして今後の学校づくりのビジョンについてもお聞きしました。
フィリピン留学なのにマンツーマン少なめ、英語学習に一度挫折している方におすすめなどユニークな校風が特徴的なMONOLについてご紹介します。
西岡亜紀さん(24歳)
大卒後、実店舗経営を経験し、会社を後輩に譲った後、MONOLの日本人マネージャーを務めている。大学時代には3校でフィリピン留学を経験している。
復習に力を入れたプログラム
— まず初めに、MONOLの授業コマ数や形態などをお聞きしたいと思います。
1日のコマ数は、だいたい7~8コマとなっています。特徴としては、その中でマンツーマンクラスが3コマと少ないことです。
— フィリピン留学ではほとんどの学校でマンツーマンクラスのコマ数を謳い文句にしているかと思いますが、あえて少ないカリキュラムなところには意図がありますか?
マンツーマンクラス数を少なく設定しているのは、復習重視のカリキュラムにしたいからです。
— 戦略的に少なくしているのですね。生徒からの反応はいかがですか?
生徒の中には、復習重視という点だけに惹かれて来られる方もいますね。4週間で使う教材は10冊ほどですが、5冊分は授業用、残り5冊分は復習用という形にしています。
— 授業で使う分と同じ5冊も復習用に用意しているというのは、かなり復習にボリュームがあるかと思います。
はい。MONOLでは平日の外出もOKなセミスパルタ式と銘打っていますが、宿題や復習が多いため学生のほとんどがスパルタ校のように毎日学校にこもって勉強されています。
快適な環境キャンパス
— 復習に力を入れたカリキュラム面も魅力的ですが、施設面についてはいかがですか?
サウナがあります笑。バギオで唯一です。
— サウナですか笑?
はい。というのもバギオはフィリピンの他の地域と違って冷え込む時期もあるので意外とありだと思いますね。特に乾季にはグッと気温も下がるので重宝しますね。
— 確かにバギオの冷え込みは「フィリピン」をイメージして来ると想定外ですね。他にも何か特筆すべき機能はありますか?
ヨガスタジオやリラクゼーションルームなど挙げていけばキリがないのですが、中でも8時から24時までキャンパスにナースが常駐しているのは大きな利点ですね。
先生と同部屋で生活
— ナースも常駐されているのですね。生徒目線のアプローチが素晴らしいですね。次に部屋タイプについてお聞きしたいのですが、生徒と講師が一緒に住む3+1部屋があるというのは本当ですか?
はい。MONOLで1番人気の部屋ですね。講師の方で気に入って2年以上住んでいる方もいます。これはバギオではMONOLだけなんです。
— バギオで唯一なのですね。その先生が同じ部屋の生徒の授業を受け持つことはありますか?
基本的には無いようにしています。3+1部屋では、平日には部屋のメンバーでルームディスカッションというクラスが行われるようになっていて、同じ部屋の先生が、日中の授業については受け持たないようになっています。
— 贅沢ですね。先生と一緒に外出することは大丈夫ですか?
もちろん可能です。3+1部屋の学生はもちろん、皆さん週末はかなり出かけていますね。おすすめの場所もすぐわかりますし、ローカルな所にも入っていけるのは魅力かと思います。仲良くなると、先生の友達の家に行くこともありますよ。
関連しあうカリキュラム
— ここまで学校の特徴や施設を紹介いただきましたが、どんな方がMONOLに向いていると考えていますか?
MONOLに1番向いていると思うのは、英語学習に一回挫折している方ですね。挫折した理由で最も多いのが、「復習をしなかったから」というもの。特に多いのが、留学先で授業後に復習せずに遊び、そのまま帰国。帰国してやっと、一切身についていないことに気がつくというパターンです。
— MONOLではどのような復習方法で英語を定着させていますか?
MONOLでは授業や科目同士をリンクさせて復習できるようにしています。例を挙げると、リスニングで聞いた単語・文法・語彙を次のライティングで書き、その次のスピーキングクラスで話すといった形です。
— 連結させて記憶するというものですね。
その通りです。オリジナルのカリキュラムと教材ですべての内容をリンクさせており、1日にすべきことをこちらで決めて復習に専念できるようにしています。かなり縛りはありますが、勉強方法が自分ではわからないという生徒におすすめできる学校だと思っています。
— 確かにそもそも頑張り方がよくわからないという方も多くいらっしゃるかと思います。
はい。勉強方法がわからない、学校に全て委ねたいという生徒様にぜひ来ていただきたいですね。
国籍バランスの良さがMONOLの自慢
— MONOLでは様々な施策を行っていますが、最も重視しているのはどんなことですか?
MONOLでは、とりわけ国際比率に気を使っています。台湾や韓国の留学生はすでに入学制限を設けていますが、9月からは新たに日本人生徒についても制限をかけていくことが決まっています。
1番は寮の部屋の国際バランスを保ちたいということがあり、1つの部屋に同じ国籍の生徒が2人未満という環境を徹底したいですね。
— 国際比率をとても大切にされているのですね。
はい。MONOLの校長は韓国人ですが、韓国マーケットにそれほど執着していません。むしろ日本やさまざまな国の生徒を呼び込むことでバランスを調整しています。
国籍比率でいえば、バランスの良さもあって、フィリピン内でも1~2位を争えるレベルになっています。
— 具体的に現在はどんな国籍比率になっていますか?
1番多いのが台湾人生徒で30%。それに続いて日本・韓国が25%、中国が15%、その他にベトナムやコロンビアで5~10%になっています。この国籍バランスや日本人比率の少なさは、MONOLの強みかと思います。
— では最後にマネージャーをされていて、MONOLをこんな学校にしていきたいというビジョンはありますか?
これから東京オリンピックや2020年の大学入試改革があるので、今後は小学生から高校生にも選ばれる学校にしたいなと常に思っていますね。学生を受け入れられる施設やサービスには自信がありますのでお悩みでしたら是非お越しいてだきたいですね!
インタビュー後記
セミスパルタ式でありながら、宿題や復習量が多く、スパルタと同じ具合に勉強されているMONOLの生徒。そんな生徒のストレスをできるだけ軽減したいという校長の想いから作られた施設が、充実した留学生活を支えているのだなと感じました。
インタビュー中の「一度留学で挫折した人にも来てほしい」という言葉にもあるように、しっかりフォロー体制ができている学校だなと思います。
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