こんにちは。フィルポータルでライターをしている佐藤英太です。ぼくはフィルポータルに参加する前、フィリピンの語学学校で半年間インターンシップをしていました。
語学学校のインターンシップは、お仕事をする代わりに英語の授業を無料で受けさせてもらう仕組みです(学校によって細かい違いがあると思います)。
そこで今回は、ぼくがインターンシップに参加することになった経緯や理由を紹介します。
ぼくの経歴(木工職人➔アルバイト➔ライター➔インターン)
現在はWebライターとして仕事をいただいて生活しています。大学を卒業したあとは岐阜県で木工職人になるための修行をしていました。しかし半年で挫折、自分の進路に迷い、奥飛騨にある温泉旅館で住み込みのアルバイト(リゾートバイト)をして暮らすことに。
アルバイトの合間にライティングの仕事をインターネットで探し、温泉旅館の後は長野県・高知県とゲストハウスを転々としながらライティングの仕事をしていました。記事を書き続けているうちに少しずつお仕事がもらえるようになり、現在に至ります。
ぼくがフィリピン留学のインターンを始めた4つの理由
1. 日本を出てみたかったから
ぼくがフィリピンの語学学校インターンシップに参加したのは「日本を出てみたかった」というのが一番の理由です。
大学3年生の夏に「たくさんのライフスタイルを知りたい」と色々な人と話すために一人旅に出かけました。宿泊先で出会った人に片っ端から声をかけ、お仕事や、その仕事を選んだ理由を聞いてまわりました。「今日はどちらから?」という質問に「ブラジルから」と答えた日本人女性の方は今でも忘れられません。その旅ではたくさんの刺激的な人々に出会い、またその人たちはみな海外経験者でした。
また就職活動をしていた時に出会った「この人はすごい」という同い年の人たちも、ほとんどが海外経験者でした。「価値観が変わった」と言う人がたくさんいて、ぼくには想像もできないような世界がたくさんあるのだと、海外に興味を持つようになりました。
2. 英語を集中的に勉強したかった
ぼくが英語の勉強をしたくなったのも、一人旅がキッカケです。ぼくは宿泊代金を抑えるために「ゲストハウス」を利用していました(ゲストハウスというのは、1泊2000円〜3000円程度の素泊まりの宿です)。
そこには海外からの観光客がたくさん泊まっており、ぼく以外全員が外国人というときもありました。当時のぼくは全然英語が話せず、その人たちと交流することができませんでした。
みな英語を使って楽しそうに交流していて、ぼくはそれがとても悔しくて「もっとたくさんの人と話せるようになりたい!」思うようになりました。
それ以来は参考書などを使って独学で英語を勉強していたのですが、学生時代はレポートに追われ、卒業後は仕事に追われ、勉強時間を上手につくることができませんでした。日本にいると英語を使わずとも生活できるので、必要性をだんだんと感じなくなっていたのかもしれません。それでも地味に、洋楽を聴いたり洋画を見たり、英語の先生をランチに誘ったりと英語に触れる機会だけはつくるようにしていました。
そこで「集中的に英語を勉強する時間をつくりたい」と考えるようになりました。ゲストハウスに住み込んでいたのも、英語を話す機会をつくるためです。
3. 偶然が重なった
フィリピンの語学学校インターンシップをすることになったのは実は「偶然」です。
当時(2015年1月)、ぼくは高知県のゲストハウスに住み込んでいました。そこでフィリピンセブ島で語学学校を経営している方と出会い、海外に興味があることやWebライターの仕事をしていることを話していたら「うちの記事書いてくれたら、英語の授業提供できるかもだけど、どう?とりあえず名刺渡しておくね。興味があったら連絡下さい」と提案をしていただいたのです。
それまではフィリピンやセブ島のことすら知らず、語学学校のインターンシップというものは全く知りませんでした。
その後、Skypeで面接をしてもらい、無事にセブ島行きへのチケットをゲットしました。これは本当に、偶然としかいいようがありません。ぼくには断る理由がありませんでした。
4.組織の中で働く経験を積みたかった
Webライターの仕事はフリーランスでしていたので、ぼくはそれまで組織の中で働いた経験がありませんでした。それっぽいものを強いて挙げるならば、飲食店でのアルバイトくらいです。
一応ライターの仕事をいただいているものの、ぼくはまだ自分の人生に迷走中でした。半ば勢いで決まったフィリピンセブ島の語学学校でのインターンシップですが、「組織の中で働く経験を積めば、今後のライフスタイルをより明確に決められる」とチャンスだと思うようになりました。
実は、ぼくは組織の中で働くことに抵抗がありました。昔から学校に「通う」ことが苦手で、皆勤賞とは程遠い学校生活を送っていました。毎日会社に通うなんて絶対にできるわけがない、と思っていたほどです(恥ずかしながら)。そういった自分への挑戦という意味もありました。
半年間、通い続けることができたらプラス1点。少しずつ、自分に加点をしていく感覚でした。
まとめ
フィリピン・セブ島という単語すら知らなかったぼくが、語学学校インターンシップに参加することになったのは、はっきりいって偶然です。しかし、日本を出たいという想いがあったり、地味に英語の勉強をしていたり、ゲストハウスに住みで働いたりといった行動が何かを引き寄せたのかもしれません。
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