「セブでイタリア産アイスを食べられるらしいぞ・・・!!」
そんな不穏な噂を聞きつけた筆者、行ってきました。昔生き別れた娘さん、会えました(違う)。
フィリピンにいても、意外とアイスって食べないもんなんです。日本は湿気が凄いから思わず冷たいもの欲しくなりますが、そこは南国セブ。からっと晴れるので非常に過ごしやすい。それゆえ、アイスの出番も意外と少ない。
ザン。Gelatissimoという名前のジェラート屋さんです。Ayalaの1階中庭付近にありまして、ぼかぁ今の今まで見逃しておりました。「The Real Taste of Italy」とこんなに大きく出ているのに。
店内にはアイス屋恒例の「アイスショーケース」が並んでいます。どれもおいしそう。
これにします!異名は「Summer of Italy」。どんなんやろ、青い空、白い雲。知の巨人ジャレド・ダイヤモンドは「西洋世界が栄えたのは、あの地中海性気候が原因だった」と言います。作物もよく育つ気候、明るい人柄の国民性。天国じゃ。
Gelatissimo、大変ありがたいことに味見ができます。無限に食べ放題やないか・・・と悪い事を考えながらも、一口。うん、清涼感溢れていて、イタリアっぽい。地中海の風が鼻腔を通り抜けました。
でも、コレジャナイ。
使用済みスプーンはゴミ箱に。こういうところが東南アジアっぽくない。多分これがなければ店内の床は使用済みスプーンだらけになることでしょう。乙。
コレにします!アイスといえばチョコレート、チョコレートといえばチョコチップ。何を隠そうこのメニューは、チョコレートが大きめにバキバキになって入っているそうな(友人談)。
おっとその前に食べ方を選べます。2つにひとつ、紙カップか、コーンです。友人からは「コーンがネ申」と承ったので、コーンにします。
実食!どわーーーーー!濃厚なチョコレートアイスの中に、コリッコリのチョコレートの欠片が散りばめられています。
その欠片が大きすぎても食べにくい、小さすぎたらただのチョコチップ。この絶妙なサイズ感は口の中でしか実感できません。
チョコレートアイスの方も濃厚なんですが、胸焼けするような濃さでもなく、まさにmade in Italy。イタリア、愛しているよイタリア。
また、まさに「コーンがネ申」。この堅さ、伝わりますかね?アイスと一緒にコーンを「かみ砕く」この感じ。このコーンだからこのアイスが存在しているんです。厚みを持った、でも口で砕きやすいコーン。イタリア人にアイス作らせたら天才説急浮上。
Gelatissimoの総評
率直に、「ジェラート屋、アイス屋として非常に完成度が高いな」と感じました。
味見のできるスプーンシステム、アイス単体の完成度、そしてコーン。すべての要素がうまく噛み合っている感じを受けます。
Gelatissimoへの行き方
場所は人ぞ知るアヤラモールの1階。タクシーの運転手に「アヤラ!」といえば救われます。
Siattle’s Best Coffeeの真向かいがGelatissimo。
夏といえば、南国。南国といえばアイスです。とてもアクセスがいいので、是非一度足を運んで下さい!
Gelatissimoの基本情報
名前 | Gelatissimo |
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住所 | 1st Level, The Terraces, Ayala Center Cebu Archbishop Reyes Avenue, Cebu Business Park, Cebu City Cebu, Philippines |
営業時間 | 月曜〜日曜:10:00〜21:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | (+63 32) 233-1009 |