初めてセブを歩く日本人にとって、日本食・韓国料理・ひしめくグローバルチェーンのレストランなどの多さに驚きを隠せないなんてこともあるかもしれません。しかしながらみなさんは本当に大切なことを見落としているのです。何って?何かを忘れていませんか?まだ思い出せませんか?
あなたは危険です。「吉野家」を忘れて日本を語ることがこれまでにできたでしょうか?そんな皆様に送りたい、2015年11月27日にオープンしたSMシーサイドシティセブ内にある吉野家についてお届けします。
吉野家の場所・行き方
吉野家はSMシーサイドシティセブはセブシティ中心部よりセブ・サウス・コースター・ロードをタリサイ方面へ走ると目の前に見えてきます。中心部からは所要20~30分です。タクシー料金は100~120ペソ(約215~255円)ほどでアクセスすることができます。
広いSMシーサイドシティセブの中でも吉野家はMOUNTAIN WINGの1階フロアに位置します。
日本の吉野家と比べると、なんだかスタイリッシュな印象の外観です。セブ初の吉野家に期待は高まるばかりです。
店内の雰囲気
店内は一般的なファミリーレストランの様相。余談ですが、フィリピンでは10人超えの家族・親戚グループで外食することも多いため、机椅子はすぐに動かせるようになっています。
吉野家のメニュー
こちらがレジ裏にかかっている吉野家のメニューです。日本で見かける定番丼に加え、弁当やラーメン、さらにカリフォルニアロールまで!フィリピン向けの豊富なラインナップとなっています。
さらにこの吉野家、foodpandaというサービスにも対応していてデリバリーをしてもらうことも可能です!
日本のような「牛丼のお店」という堂々としたスタンスではなく、あくまでも一つの選択肢に牛丼といった風情。心なしか自信なさげに見える牛丼…ややはり部活帰りに腹ペコで飛び込んだあの時お腹を満たしてくれたあの味はここでは食べられないのでしょうか?
牛丼を実食!
まずは味噌汁が運ばれてきました。少なくとも筆者が日本を出た2016年4月に日本の吉野家では牛丼をオーダーするだけでは味噌汁はついてこなかったはずです。これは嬉しいサプライズです。
次にやってきたのはいよいよ牛丼か?と思いきや、カメラマン井上くんの頼んだチキンカツ丼です。こちら145ペソ(約310円)。辛口の井上くん曰く若干日本のものに比べパサつきはあるものの美味いとのこと!
牛丼!!
どうですか、この佇まい!あなたの最寄り駅にあるあの吉野家そのものではないでしょうか?
実食してみると、美味い!ちゃんとつゆもお米にしみていてまさに牛丼です。フィリピンが好きなので「日本に帰りたい」という気持ちは普段起こりませんが、さすがにこの味を思い出すと祖国を思わずにはいられません。
まとめ:大切なものはいつだってそばにあった
余韻が止まりません。しかし、まとめなければなりません。私は編集者ですから。結論を言えば、牛丼はセブ島でも牛丼でした。吉野家さまさまです。
学生やビジネスマンにとっては日本でも御用達という方が多いかと思います。それゆえに慣れてしまい、久しく牛丼の美味しさに感動していないのではないでしょうか?
SMシーサイドシティセブの牛丼はそんな当たり前のモノこそ一番尊いということを教えてくれました。ありがとう、牛丼。また行きます。
吉野家の基本情報
英語名 | YOSHINOYA |
---|---|
住所 | Lower Ground Floor, Mountain Wing, SM Seaside City Cebu, SRP (South Road Properties), Cebu City |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | 0325052121 |
WiFi環境 | なし |
公式サイト | YOSHINOYA PHILIPPINES |